アイデアとは、既に知っている情報の【新しい組み合わせ】です。


まったく新しく出来上がるわけではない、ということですね。


発行部数1億冊以上の国民的人気マンガ、「ドラえもん」。


この「ドラえもん」という人気キャラクターも、既知の新しい組み合わせによって生まれたのですよね。


おきあがりこぼしと、ネコを見て、作者の藤子F不二雄さんは、ひらめいたと言います。


「未来 ロボット ネコ あり来たりの断片を寄せ集めることによって
これまでなかった未来型のネコ型ロボットが出来上がったのです。」(藤子F不二雄)


既に知っている情報同士をどのように、新しく組み合わせるのか。


ここがポイントですよね。


この新しく組み合わさる瞬間が、ひらめきです。


脳内では、ニューロン(脳の神経細胞)とニューロンがシナプスを通して結合することで、新しい組み合わせが出来上がります。


マインドマップを描くことで、まさにそのような新しい組み合わせを作りやすくすることができます。

先週末、フォトリーディングのセミナーを受講しました。



フォトリーディングは、ベストセラー、勝間和代さんの書籍でも

紹介されているため、現在大ブレイクしている速読法です。



僕自身、4年くらい前に、フォトリーディングはホームスタディ講座を

購入して、一度学びましたが、いつの間にか、フォトリーディング

せずに、通常の読書に戻ってしまっていました。



今回、マインドマップインストラクター仲間でもある、すばらしい

フォトリーディングインストラクターの方が、札幌でフォトリーディング

集中講座を開催するということだったので、受けてみました。



受講して4日後。



現在、1日あたり5~7冊、フォトリーディングで読書しています。



おかげで、本代がバカになりません(笑)



フォトリーディングで読書しながら、マインドマップで

情報をアウトプットします。



大体フォトリーディング&マインドマップで40分くらい。



・・・ということで、マインドマップを描く回数も飛躍的に

増えました。



フォトリーディングとマインドマップは大変すばらしいスキル

ですが、残念ながら、まだ北海道での認知度は低いようです。


どんどん広めていきたいと思います。



↓ある書籍をフォトリーディングしたマインドマップです。↓


フォトリーディング

マインドマップって、本当に奥が深いです。



「え?!こんなに凄かったんだ!」



・・・て、インストラクターになって、何度かセミナーを開いていくうちに、マインドマップの凄さを何度も実感しています。



今日は、私のマインドマップの歴史について書きます。



私がはじめてマインドマップを知ったのは4年前。



LV1.マインドマップが描けない!



最初の壁は、マインドマップの描き方でした。



どうやったらマインドマップを描けるのか。



関連書籍を読んでも、なかなかうまく描けません。



それでも、何冊か読んでなんとか描けるようになりました。



LV2.実は独りよがりのマインドマップだった!



自分が描けるようになったマインドマップとは、ニセモノのマインドマップだったのです。



それは一昨年、知りました。



マインドマップの父、トニーブザンの教えているマインドマップとはもっと凄いものでした。



これは、マインドマップのセミナ-に出ることで知ることができました。



本当の(全脳を使った)マインドマップに比べると、いかに自分がこれまで描いていたマインドマップがもどきであって、マインドマップの凄さを実感できないレベルものであったのか、を強く感じました。



これは、日本一のマーケッターであり、ブザンワールドワイドジャパン株式会社の神田昌典さんもHP(http://www.mindmap.ne.jp )で同じようにおっしゃっています。



そして、同時にマインドマップは、単なるノート術ではなく、思考スキルを飛躍的に上げるものであるということも知ったのです。



LV3.マインドマップが習慣化しない!



さて、本当のマインドマップの描き方を学んで感動していたのも束の間。



せっかく素晴らしいマインドマップの手法を学んだにもかかわらず、意識的に使わないと、アイディアを出す時も、ノートをとる時も、ついつい箇条書きの従来ノートの取り方になっていたのです。



セミナーや講演で話す内容をまとめるのも箇条書き。



何か突然、アイディアが降ってきた時も、箇条書きでメモ。



あかんやん!



そうです。



マインドマップを習慣化していないのです。



そこで、とにかくマインドマップを習慣化するために100枚マインドマップを描くことを目標にしました。



幸い私は、セミナーや大学の講義で教える機会が多いので、板書をマインドマップで描いていました。



続けること3か月。



マインドマップは習慣化され、メモをする時も、板書をする時も、企画を考える時も、無意識でマインドマップでノートをとることができるようになったのです。



LV4.どんどんマインドマップの凄さを実感しています!



それからです。



どんどんマインドマップの奥の深さを感じるようになったのです。



まず、記憶したいと思ったことが忘れにくくなったのです



そして、企画を考える時も、次から次へとアイディアがわいてくるのです



さらに、私はもともとプレゼンや人に教えるのは得意だと自負していたのですが、そのプレゼンスキルも飛躍的に上がったのです!



さらに、最近トニーブザンが来日し、彼のセミナーを直で受けることで更なるマインドマップの凄さを実感しました!



物事の優先順位の付け方、決断(どう行動すべきかの迷いがなくなったのです!)、自己実現の方法ほか、マインドマップを知れば知るほど、インストラクターとなった今でも、その凄さに唸る毎日です。



マインドマップがなぜ、これだけ世界的に使われ、日本でも話題沸騰中なのか。



それは、マインドマップは単なるノート術ではなく、画期的な思考ツールだからです。



私はこれまで4段階を通じて、徐々にマインドマップの凄さを実感してきました。



インストラクターの立場として、受講者の方々にできるだけ短時間でこの4段階の壁をクリアしてもらうために、日々セミナーを進化させていきたいと思います。