激効 | 剣竿一如

激効

 今朝の採血結果が出た。腫瘍マーカーのβhcgの値が……、なんとたったの80にまで下がった! ピーク時は11,200、先月12月25日には536だった数値が10日間で80。それでも基準値の10倍以上もあるけど、抗ガン剤がどれだけ効いているかが明確にわかる。素直に嬉しいし、明日への希望、闘病への励みになるネ。

 が、喜んでばかりもいられない状況も当然ある。微熱や耳鳴りはずっと続いているし、昨日気付いたのだが、両手足の爪の半月部分の上が黒変し始め、足の爪は段が付いてガジガジ……。両肩には虎柄の色素沈着も出ている。虎柄色素は割とカッコイイけど(笑)。

 まぁね、ガン細胞という生きている細胞を攻撃する強烈なお薬を使っているのだから、当然ノーダメージってワケにはいかないよなァ。これだけの劇的効果を引き出しながら、この程度の副作用で済んでいるってのは、効果と副作用を微妙な天秤に掛けて、個人差の大きい複雑な差っ引き勘定で、抗ガン剤の制御をなすっているN尾先生の力量の凄まじさを感じます。

 本当に居眠釣四郎は医療に恵まれている、幸せなガン患者で御座候ってお話でした。マジ、多種複合併発、多臓器転移の末期ガンを克服して、必ず生還しちゃうかンね!