多額の借入と売上報告 | 獣医師の動物病院裏ブログ。犬猫さんがモノじゃなくなることを夢みて。

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こんにちは。
35歳、2014年卒、開業7年目の獣医です。
日々の徒然を無責任に綴ります。
あくまでも一つの意見としてお受け取りください。

 

会社初めて3年で多額の借入をしたことで

 

銀行様に売上の報告義務がある。

 

1〜7末までの売上がそこそこ落ちていることで

 

慌てた様子で担当の方から電話を受けた。

 

そこそこ落ちている理由は僕としては明白で

 

1〜7月は診察・手術ができない日が多かったこと。

 

移転騒動であたふたした上

 

移転先が決定して着工してからも

 

借りていたテナントでなぜか停電騒ぎがおき

 

入院や手術に慎重にならざるを得なかったこと

 

に尽きるのだけど、そんなことは通用しない。

 

おそらく金利が上がることになる。(そういう契約)

 

数字を見ていて感じることは

 

売上の減少率より純利益の減少率が高いこと。

 

これは由々しき事態。

 

実はというか、前の病院にかかられていた方は知ってらっしゃると思うけど

 

スタッフが減って販管費はグッと減っている。

 

病院業なんかかかる費用は

 

家賃、水道光熱費、薬、医療機器(ローンかリース)、人件費くらいなので

 

ご理解いただけると思いますが

 

薬の仕入れと医療機器の値段が高くなってるんですね。

 

ここをメーカーさんは平気で1.5倍とかにしてきますが

 

僕らがワクチンの値段やフィラリア薬の値段を数百円あげるだけでも

 

患者さんは敏感に反応されるわけです。

 

移転騒動とかで気づいてなかったけど

 

うちとかこの有名な薬とかを昔から値段変えてなくて

 

患者さんにすごい安いよ?と指摘されて気づく始末。お粗末。

 

こういうこと書くと怒られそうだけど

 

報道ではキャベツの値段がとか、携帯の値段が、カップ麺の値段が、車の値段が

 

とか平気で揶揄指摘されるけど

 

なんか医療の世界て変に聖域になっている気がするのよね。

 

そして都合のいい時だけ獣医療は医療業。

 

都合のいい時だけ獣医療はサービス・小売業。

 

として認識される。

 

勘弁してくれ。

 

 

 

こういう海外資本のものが高くなるのは円安だからしょうがない。

 

このあたりの当たり前がなぜか当たり前として認識されない。

 

話が変わるが

 

僕の10歳下の妹が転職して

 

有名なベンチャーに行った。

 

転職っても特別なスキルがあるわけでなく

 

僕もお世話になってるから言いづらいけど

 

静岡の銀行に1年新卒で勤めただけ。

 

仕事が嫌で嫌でしょうがない様子だった。

 

正直ポンコツだと思う。

(妹の名誉のために書いておくと、一応いまは毎日0時終わりでも超充実しているらしい)

 

でも打って変わってそこに勤めるだけで

 

給料は40歳の勤務獣医師くらいになって

 

先週は1000人規模で沖縄に社員旅行に行ったらしい。

 

景気のいい話もあるもんです。

 

しかも早速できた後輩の新人さんは獣医らしい。

(最近は獣医師免許を取得して、普通の企業に勤めた方が経済的や福利厚生的にお得感がある)

 

なんか世知がないなあと思ってしまう。

 

僕のしていることの意味って?

 

臨床に来いよ。と胸張って言えるようになりたいです。

 

やりがい だけじゃただの負け惜しみになってしまうので。

 

モヤモヤしながらブログ書いてます。

 

 

お知らせ

 

 

    11月1日から10日まで望月不在です。

 

  11月4日土曜日は休診です。 よろしくお願いいたします。

 

 

 

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