副腎のホルモン③ | 芝公園 田町 三田 整体鍼灸院 港カイロプラクティックの臨床日記

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港区芝2丁目の鍼灸カイロプラクティック院です。膝の痛み、頚椎ヘルニア、頚椎症、慢性的な痛み、シビレや耳鳴り、めまいといった難しい疾患に取り組んでいます。

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いやぁ、ここ数日夏のにおいがしますね 一年で一番大好きな季節が到来の予感です。

特別何か予定もある訳じゃないけれど、夏の匂いを感じるとワクワクしてきます

さて、本日は副腎のホルモン3回目です。

今回は、代表的な副腎皮質ホルモンであるコルチゾールのお話です。副腎皮質は3層構造なのですが、コルチゾールはその中間層の束状層で作られるホルモンです。

コルチゾールは下垂体からのACTHに刺激に応じて産生されますが、その機能は脂肪、タンパク質、炭水化物の代謝を制御、炎症反応を抑制、そして血糖値を一定範囲に収めたりしています。
こういった機能を一見すると、身体によい事ばかりといった気もするのですが、そこはバランスが肝心。

体内のホルモンバランスというのは、一種のオーケストラです。それぞれの楽器がそれぞれのパートを適切にこなす事できちんとしたハーモニーが生まれます。もしも1つの楽器が自分のパートの範囲を超えて演奏を始めてしまったらどうなるでしょう?当然ですが、演奏は台無しですね。

それと同じことが体内でも起こります。コルチゾールは抗炎症作用を持つホルモンですが、実は炎症反応自体は体の修復作業ですから必要な事です。実は以前に説明したアルドステロンは炎症促進作用を持っています。

同じ、副腎皮質ホルモンといってもアルドステロンとコルチゾールは”炎症”に対しては逆に作用します。
少々複雑ですね

でも両者の関係は単純に綱引きを想像して下さい。要するに逆の作用を持つことで一定のバランスを維持するように出来ているのです。結果的に、もしもコルチゾールが過剰になったり過少になればアルドステロンとの均衡が崩れますから、結果的に体内の環境に悪影響を与えてしまいます。

全く逆作用のホルモンを持つことで、体はバランスを取っているのですね。本当に人体は良くできています


また、コルチゾールは免疫系にも作用しますが、次回へ




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