Z世代と戦争 | かさまつみなと歩む会

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夜、台風情報を…とテレビを付けたら
「Z世代と戦争」という番組をNHKでやっていました。

今日は終戦記念日。
78年前に戦争が終わって、それ以来日本は戦争をしていません。
戦争のない時代に生きることができることは本当にありがたいことだけど、ロシアとウクライナの状況が示すように、世界から戦争をなくすこと、平和を守り続けることの難しさを日々考えさせられます。

番組の中で印象に残ったことや言葉がいくつかありました。

1つは、3000人のZ世代へのアンケート。「10年以内に日本が戦争に巻きこまれる可能性はあると思うか」を尋ねたところ、「ある」「どちらかといえばある」と答えた人が半数を超えたそうです。
正直なところ、半数以上という数に、そんなに多くの人が!と思いました。

そういう結果になった背景もそうですが、そういう考えの人がそれだけ多くいることが今後日本の政治や外国との関係に与える影響の大きさが気になります。

ただ、戦争を次の世代に語り継ぐため、また戦争や平和の問題を自分ごとと感じられるようにするため、最新の技術なども用いながら、様々な取り組みが行われていることを知って、また、12人のZ世代のゲストスピーカーの人達、そして、専門家達が平和を築くために必要なことを真剣に話し合っている場面を見て、とても大切なことだと思ったし、自分も一緒に考えさせられました。

もう1つは、
新たな平和学習として「沖縄戦のロールプレイ」を学校などで行っている狩俣日姫さん
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pVv2mGav4V/bp/pQq2P1ojXE/ 


が紹介されていて、
「平和は祈ったり願ったりするものでなく、つくるもの」というコメントが心に残りました。

そのための1つとして私たちにできることは、周りの人と戦争や平和について話をしてみることでは?という意見も。本当にその通りだと思います。

先日、友達親子3組で、「火垂るの墓」のDVDを見たんですが、アニメや映画などを見て感想を話し合うのも良い機会になると思いました。

「新しい戦前」という言葉を最近よく聞くけれど、本当の戦前にさせないように、私たち一人ひとりが考え続けていくことが大切なんだと、番組をみて改めて思いました。

番組ページ

https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=39549 


#終戦記念日
#Z世代と戦争

※写真は文章と関係ないのですが、この夏熊野古道沿いに咲いていた蓮の花です。