前回の記事の続きです。

 

無事に採卵が済んだところからです。

 

着替えて、指示されたフロアへ行きます。よっこらしょ、と座った瞬間、夫からLINEが。一足先に待ち合わせのフロアい居たようです。いやはや、夫もお疲れ様でしたキラキラ

 

しばらくして、夫婦で診察室に呼ばれます。中に入ると、今日の結果を教えてくれました。採卵数は1個。夫の精子は濃度が薄かったため、顕微授精で進めて良いですか?と確認されました。

 

元々その覚悟だったので、私たちは揃って「はい」と返事しました。そして、明日の14時頃に専用電話に連絡をして、受精の確認をして下さい、とのこと。

 

診察室を出ると、夫は「ごめんな、僕のせいで顕微授精になって」と言いました。そんなことは無いよ、私にも色々難関はあるし、お互い難しいんだよ、と答えました。顕微授精の技術がある時代に生まれて有難いね、と話しながら歩きました。

 

不妊治療に積極的でない男性も少なくない中、協力してくれる夫には感謝しています。もちろん、夫婦のことなので、それは当たり前のことかもしれませんが、当たり前のことを当たり前に出来ない男性もいると思うのです。

 

そういう我が家も、転院前の夫は、正直言って非協力的でした。自分にも原因がある現実が受け入れられず、時間を掛ければ改善されると思っていたようです。

 

でも、私にはそんな悠長なこと言ってられる時間はないし、もっと現実を見てよ!という気持ちでした。

 

それが今、こうやって協力的な姿勢に変わったのは、転院した病院が夫に合っていたということです。顕微授精は、決してレッテルでは無いのです。むしろ生殖医療の最先端技術であり、それは素晴らしいことなんだと思うようになったようです。

 

病院を選べる環境にあったことにも感謝しています。あとは結果を・・・願っていますヒヨコキラキラ