〜登場人物〜


ミナト(このブログの著者)
30代前半で婚活中。
兵庫県在住で大阪梅田で勤務。

ヒロコさん
ミナトのお見合い相手。
不動産会社で営業をしている。
30代前半で大阪市在住。福岡県出身。

☆以下本編☆

お見合いが始まってから、ヒロコさんは緊張した表情を崩しませんでした。しかし、色々話してから野球の話題になると途端に嬉しそうな表情に変わりました。


「あの、野球されるんですよね?」


「はい。一応、知り合いに紹介されたチームに入ってて、月に1回くらい試合してます。」


「そうなんですね!ポジションはどこですか?」


「だいたい外野ですね。レフトかセンターが多いです。たまーにファーストもやります。」


「いいですね〜。」


「ヒロコさん、趣味は野球観戦って書いてましたけど、ホークスのファンですか?」


「はい!ホークスの試合を観るために、京セラドームにホークスが来る時は基本的に行きますね。3連戦あったら、必ず1回は観に行きます!ミナトさんは・・・阪神ファンですか?」


「いや。僕はあまりここっていうのはないんですけど。まあ、イチローさんが好きだったので、オリックスが勝てばいいなあとは思います。」


「あ、そうなんですね。」


ヒロコさんは少し気まずいという表情を見せましたが、すぐに次のように言いました。


「今年はオリックス、調子いいですね!」


少し話した感じ、営業だけあって相手に会話を合わせるのは上手な印象でした。これくらい普通ちゃう?と思うかもしれませんが、婚活しているとなかなか「普通」の返しができる人には出会わないというのが本音です。


いずれにせよ、野球がとてもお好きでお話した印象もとてもよかったです。お見合いの時間が早く過ぎてしまい、名残惜しい気がしましたが、それなりに盛り上がったところでお開きとなりました。