マンモグラフィでは誤診しやすく、逆にその強烈なX線で新たに乳がんを発症させる。

 

X線とは外部放射線であり、マンモグラフィでの乳房への一点集中照射により、乳房が放射線被曝を受けるから当然の帰結である。

 

このようなリスクがある故に、マンモグラフィは自己責任で受診すべきと(社)日本乳癌学会は称している。

 

(前回記事)

医療(13)健康診断は逆に病人を創る
2019-10-31

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12540848701.html

 

尚、今回の記事は、2015/12/17(木) の私のブログ記事『マンモグラフィーが乳がんを作る』の後半部分の抜粋です。

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乳がんの集団健康診断でのマンモグラフィにより、全受診者の10人に1人は乳がんと誤診され、他方、マンモグラフィのX線により、乳がんになるリスクは4倍~6倍に増大する。

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但し、このデータは白人の場合である。白人よりも遥かに乳腺が高濃度の日本人の場合は、マンモグラフィでは乳腺一帯が白く写る。がん細胞も白く写る。

 

故に、乳腺とがんとの判別が困難である(マスキング効果masking effect)。

 

故に、誤診や、更なるマンモグラフィ撮影をせざるを得なく、白人よりも遥かに多量のX戦を浴びることによる乳がん発生は促進される。

 

(社)日本乳癌学会の見解を要約すると

現時点では高濃度乳房を補うマンモグラフィの補助的乳がん検診モダリティ(医用画像を撮影する装置)として,乳癌死亡率減少効果を示すモダリティは存在しない。

 

拠って偽陽性率の増加や過剰診断につながる。故に、受診者はこのような現実を踏まえ個々の価値観と責任に基づいて受診すべきであるとしている。

 

※検診モダリティ(医用画像を撮影する装置)

CT:コンピュータ断層撮影装置
MRI:磁気共鳴診断装置
DR:デジタルX線撮影装置
CR:コンピュータ・ラジオグラフィ
XA:血管造影X線診断装置
US:超音波診断装置

 

更に附記すると、マンモグラフィなどの高額な医療機器を備えた医療機関は、この機器を駆使し機器代金を回収せざるを得ない拠って医師は健康な者をも機器による不要な検査へと導く

 


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How X-Ray Mammography Is Accelerating The Epidemic of Cancer
X線のマンモグラフィーはどのように癌の流行を促進しているか
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Friday, June 8th 2012 at 2:15 pm
2012年6月8日(金)

研究の主体は、現在、胸部X線マンモグラフィは、毎年、本当の健康リスクの知識がない何百万人の女性に害を与えているが、主な焦点では、手続き上の放射線の生物学的危険ではなく、過剰診断と過剰治療に伴う傷害であることを示唆している。

 

2006年、放射線生物学のイギリスの雑誌に掲載された「低エネルギーエックス線の効果と、英国の胸部集団検診プログラムの強化された生物学の有効性」 と題した論文では、

 

X線撮影を基本とした乳房集団検診の放射線使用タイプは以前考えられていたよりもより多くの発がん性があることを明らかにした。 
 

乳腺腫瘍(しゅよう)摘出手術後のマンモグラフィー検査により摘出手術者の4分1(25%)の人は再発する。

Fat necrosis following post-lumpectomy irradiation may complicate clinical imaging results and result in additional diagnostic procedures including biopsy. - GreenMedInfo Summary
https://translate.googleuserco ... rhg6kcljpo39O93YXHDEv4rwoqmgTA 


乳腺腫瘤摘出に続いての放射線治療後の乳腺脂肪壊死は、臨床の画像処理結果を複雑にし、生体組織検査を含む追加の診断の手続を結果として生じるかもしれない。- GreenMedInfo要約

要約タイトル Abstract Source:

Mammary fat necrosis following radiotherapy in the conservative management of localized breast cancer: does it matter?

乳がん局部への伝統的処理として放射線治療後の乳腺脂肪壊死:それは問題ではありませんか?

(研究者達の名前) Abstract Author(s):Mark Trombetta, Vladimir Valakh, Thomas B Julian, E Day Werts, David Parda

(所属) Article Affiliation:Department of Radiation Oncology, Allegheny General Hospital, Pittsburgh, PA 15212, USA.
放射線腫瘍学部門、アレゲーニー総合病院、ピッツバーグ、PA 15212、米国。


Abstract:
PURPOSE: Fat necrosis is a well-described and relatively common complication arising from post-lumpectomy irradiation of the breast, most commonly breast brachytherapy.

要約
目的:乳腺脂肪壊死は、よく説明されおり、そして、最も一般的な乳房小線源治療での乳房の腫瘍摘出手術後から生じる比較的一般的な合併症です。

 

We wish to assess the clinical significance of fat necrosis resulting from post-lumpectomy breast irradiation.

私たちは乳腺腫瘤摘出後の乳房へのX線照射に起因する乳腺脂肪壊死の臨床的意義を評価したいです。

METHODS: We reviewed the literature to determine the overall incidence and significance of fat necrosis to determine whether or not fat necrosis poses a significant clinical problem.

方法:私たちは、乳腺脂肪壊死の全体的な発生率と有意性の決定と、重要な臨床的問題を提起するか否かの判定をするために、文献を再調査しました。

RESULTS: Fat necrosis occurs in up to one-quarter of patients following post-lumpectomy breast irradiation.

 

結果:乳腺脂肪壊死は、乳腺腫瘤摘出に続く乳房へのX線照射後の患者の四分の一まで発生します。

Only rarely is invasive intervention required however, it does significantly degrade the quality of all modalities of breast imaging.

しかしながら、まれにしか必要な侵襲的介入ではないだけで、胸部画像のすべての様相の品質を著しく低下させます。

CONCLUSIONS: Fat necrosis is a common complication of radiotherapy which rarely requires therapeutic intervention.

結論:乳腺脂肪壊死は、ほとんど治療的介入を必要としない放射線療法の一般的な合併症です。

 

However, post-therapeutic clinical imaging such as mammography, ultrasound and magnetic resonance imaging are affected which may result in additional diagnostic procedures up to and including biopsy.

しかし、マンモグラフィ、超音波および磁気共鳴診断装置などのような治療後の臨床画像処理は、追加の診断手順と生体組織検査につながる可能性がある。

Article Published Date : Oct 01, 2010
記事公開日 :2010年10月1日

 

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How X-Ray Mammography Is Accelerating The Epidemic of Cancer
エックス線のマンモグラフィーはどのように癌の流行を促進しているか

Friday, June 8th 2012 at 2:15 pm
2012年6月8日(金)

 

研究の主体は、現在、胸部X線マンモグラフィは、毎年、本当の健康リスクの知識がない何百万人の女性に害を与えているが、主な焦点では、手続き上の放射線の生物学的危険ではなく、過剰診断と過剰治療に伴う傷害であることを示唆している。

2006年、放射線生物学のイギリスの雑誌に掲載された「低エネルギーエックス線の効果と、英国の胸部集団検診プログラムの強化された生物学の有効性」 と題した論文では、

 

X線撮影を基本とした乳房集団検診の放射線使用タイプは、以前考えられていたよりもより多くの発がん性があることを明らかにした。 

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(著者の引用論文)

最近放射線生物学的研究では、注目せずにはおられない証拠が提供された。

それは、マンモグラフィーでの低エネルギーのエックス線を乳腺が浴びると、乳腺細胞の変異損傷は、通常の4倍に上昇する。

然し、このマンモグラフィー使用による乳腺細胞の変異損傷度合いは、高エネルギーX線使用による変異損傷の6倍であった。

現在の放射線推定リスク度は、高エネルギーのガンマ線を浴びた場合を基準とし、エネルギーの強弱の度合いに応じた係数で算出されている。拠って、マンモグラフィーのX線による発がんリスクは、低く見積もられていることを暗示している。

 

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換言すれば、乳房検査でのマンモグラフィーによる誘発性乳癌と400%から600%の間で乳がんに関与しているマンモグラフィーのリスクを過小評価し、ガン症状が無い女性達の乳房集団検診を有害にまさる有益かどうかを決定したものであった。 、

放射線誘発がんのリスク推定値は、主に高エネルギーのガンマ線を浴びた原爆生存者の調査(ABS)に由来し、このデータに基づいてリスク標準推定値を想定した。

そのリスク標準推定値に基づき、マンモグラフィーから生じる低放射線誘発乳ガンのリスク推定値を想定した。

この推定値は、膨大なデータ(註1)に基づく被曝による乳がん率であって、マンモグラフィーなどのX線による乳がん率ではない。

 

悲しいことには、マンモグラフィーなどの低線量X線を過小評価した数値を使っているのが現状である。

2009コクランのデータベースによる体系的再調査(Cochrane Database Systematic Review)で、「マンモグラフィーによる乳ガン集団検診」というタイトルにて、

その上、ゲッチュと(註2)ニールセンのコクランの再調査として知られているが著者達は大量の乳房集団検診のための希薄な統計の根拠を明らかにした:

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(著者の引用論文)

集団検診は、30%の過剰診断や過剰治療または0.5%の絶対リスクの増加につながった。

10年にわたって健康診断に招かれた2000人の女性の内、健康診断を受けなかったら乳がんと診断されなかったであろう健康な10人(0.5%)の女性は不必要な検査や治療を受け、他方、健康な200人(10%)の女性は、間違った偽陽性所見により、何ヶ月もの間、重大な心理的苦痛を体験することになる。

従って、集団検診が有害よりも有益の方が大であるかどうかは明確ではない。

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再調査では、不要な治療であると評価する基礎は、集団検診を受けた女性の間で手術のリスクは35%であったことである。(以後の数行は省略)

(注)残る英文の数行の和訳が難しい。

 

(註1)
恐らく、米国の広島・長崎の被爆者の検診や、原爆実験での何万人という米軍の兵を意識的に被爆させ調査・検診をしたデータから導かれた数値でしょう。、

(註2)ピーター・ゲッチェ(Peter C. Gøtzsche)
デンマークの医学研究者で、デンマークのコペンハーゲンにある北欧コクランセンター(註3)の代表である。彼は、コクラン共同計画を通じて多数のレビューを書いている。


彼の調査には、偽薬は意外にもほとんど効果がなかったという調査や多くのメタアナリシスはデータ抽出の誤りに弱点がある可能性があるといったものである。

 

(註3)コクラン
世界の医療機関や医師や患者が共同研究するコクランセンターについては、下記の前回記事に記入してあります。

 

医療(13)健康診断は逆に病人を創る
2019-10-31

https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12540848701.html

 

国際研究グループのノルディックコクランのメタ研究では、毎年規定通りの健康診断をしても、病気や死のリスクが測定できるほどに減じないことに気付き、過剰診断と過剰治療が逆に病気や死を引き起こすかもしれないとした。
 

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(関連記事1)

A Non Radioactive Alternative to Mammograms
マンモグラフィに代わる非放射線

 

MedCrave

International Journal of Complementary & Alternative Medicine

補完代替医療の国際ジャーナル


A Non Radioactive Alternative to Mammograms Is X-Ray Mammography Accelerating The Epidemic of Breast Cancer?

 

マンモグラム(乳房のX線(レントゲン)写真)の非放射性代替物は、乳がんの流行を加速しているX線マンモグラフィですか?

While a growing body of research now suggests that x-ray mammography is causing more harm than good in the millions of women who subject themselves to breast screenings, annually, without knowledge of their true health risks, the primary focus has been on the harms associated with over-diagnosis and overtreatment, and not the radiobiological dangers of the procedure itself.

 

毎年、本当の健康上のリスクを知らずに乳房スクリーニングを受けている何百万人もの女性にとり、X線マンモグラフィは、善よりも害を引き起こすというを、益々多くの研究が示唆していますが、主な焦点は、過剰診断と過剰治療に関連する害であり、手順自体の放射線生物学的危険性ではありません。


https://pdfs.semanticscholar.org/2dad/5958849d16519d502fbc2e5ac60b3399a069.pdf?_ga=2.205627923.126936886.1572500373-393828694.1572500373

 

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(関連記事2)

Article
The breast cancer epidemic: Evidence for a radiogenic cause
January 2015 · Journal of Cancer Science and Therapy
Christopher Busby

論文
乳がんの流行:放射性原因の証拠
2015年1月・Journal of Cancer Science and Therapy
クリストファー・バスビー

https://www.researchgate.net/publication/282476073_The_breast_cancer_epidemic_Evidence_for_a_radiogenic_cause

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(一部引用記事)

(社)日本乳癌学会の乳癌診療ガイドライン

総説3 高濃度乳房問題について

http://jbcs.gr.jp/guidline/2018/index/kenshingazo/1s3/

http://jbcs.gr.jp/guidline/2018/index/housyasen/

 

(画像)

https://labblog.uofmhealth.org/sites/lab/files/2018-11/michigan-med-l-breast-imaging-01.jpg

 

(これまでの関連記事)

医療医薬業界(5)乳がんは医師により創造される
2019-09-26 
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12529714221.html
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