ある女医さんが、都内で新しくレディースクリニックの移転を計画しました。確か1998年の4月のことです。

 

(前回記事)

医療(12)不妊治療は詐欺(BBC放送)
2019-10-28 
https://ameblo.jp/minaseyori/entry-12540126921.html


彼女は、午前中にある病院に勤務し、午後は中央区の診療所で診療をしていました。
 
この女医さんの特徴は、不妊治療専門で、それ以外の診療はお断りなのです。
診療科目はこの一つだけですから、この道では名のある女医さんでしょうね。

私の仕事は、彼女の現在使用している医療機器やその他一切のものを取り外し、移転先にセットすることです。


私は彼女の診療が終る午後6時頃、うちの設計部門に書かせた図面片手に度々打ち合わせに行ったのですが、いつも6時には終らず待たされました。

 

時にはビールが恋しい8時頃まで待つ事も。
だからいつも殿(しんがり)やブービーの患者夫婦とは顔を合わせていたのです。

 

診療が終わってから、彼女と運ぶ室内の各機器の確認です。不思議なことにカーテンで仕切られたベッドが二つ並んでありました。


「入院?」
「いいえ、ここで精子を採集します。」
「採集? 注射器で?」
私は注射器などで陰嚢から吸い取るものと思っていました。
「いいえ、しごいてです。」
「マスタベーション? 自分で?」
「そうとも言えるわね。でも自分ではないわ。」
「ワァ、あの若い看護婦さんにしごいてもらうんですか。」
「奥さんによ。」
「ここで奥さんは、旦那のいちもつを立たせてしごくのか!」

この時、ベッドの傍にあるモニターテレビは、エロビデオを視るためにあることなど毛頭思いませんでした。

3度目の訪問の時でしょうか。
ふと気がつきました。
会う患者全員が若いのです。
男女共に20代。
中には、22~3歳の夫に20歳位の初々しい妻。

 

そこで聞きました。
「あんなに若い夫婦でしたら、何も不妊治療を受けなくていいのではありませんか?」
「それがそうもいかないのよ」
「確か新聞で読みましたが、若い男の子程、種が少ないからですか?」
「そうですね。数千万個(1ミリリットルあたり)でしょうか」
「私達の年代の場合は3億とか4億(2ミリリットルあたり)ですから、いつでも私ので良かったら分けてあげますよ」
「(笑顔で)皆さん、そう仰いますわ」

「然し、不思議ですね。ちらりとカルテを見ましたら、患者の皆さんのお住まいは東京ではなく東北ですね」


若い看護婦 「ここには全国から先生の治療を受けに来ますよ」

女医「たまに20歳弱の女の子が、堕胎で来ることもありますよ。でも、不妊治療のみですからお断りしているのです。」
 
そこで、女医さんは、カルテを綴じている厚いバインダーを取り出し、ペラペラとめくって垣間見せてくれました。

そこに記入されている住所は青森県が大半。

それも多いのが東通村。

福島県、茨城県が各2~3件。

 

処が何故か秋田県は無いし山形県もない。京都も無いのです。
「皆さん東北の太平洋側で、日本海側や京都からは来院していないのですね」


「西日本の方は大阪にいくでしょう。でもこれを見て。佐賀県と福岡県があるでしょう」
「本当だ。それに東北も九州も全員郡部ですね。それも村が大半。」
更に「環境ホルモンの影響なら東京の患者が多いはずですが、そうでないとしたら農薬ですか?」
 
「農薬なら全国的に起きているはずですわ。これらのファイルを御覧下さい」
「その村の住所は何処ですか? 私は青森県のローカルというと五所川原しか知りませんがその付近ですか?」




「あそこは津軽半島ね。通院して来るのは下北半島の方よ」

 

注)下北半島六ヶ所村には核燃料リサイクル基地、同じく東通村には原発がある。

 


 
「六ヶ所村の方はいないですね。多いのは、その北側(東通村)と南西側の郡部ですね。とすると一種の風土病ですか?」
「風土病ではないけど、はっきりとした原因は分からないわね」

 

「然し、確か診療費は健保が効かないから高くつくでしょうね」
「そうね、一回の診療で40万円くらいかしら」
「40万円!!!それで何回受診するのですか?」
「10回前後かしら」
「400万円!!」
「平均したら470万円前後かしら。700万円にもなる人もいますわ」
「大したものです。村の人って金持ですね。何処からそのお金は出てくるのでしょうね?」
「患者さんの懐まで分からないけど、お祖父さん、お祖母さんが出すようですよ」

 

改めて驚きましたね。
当時は六ヶ所村の北部の東通村に原発施設があるなんて知らなかったですからね。

 

東京のあのレディースクリニックへの通院患者さんの住所は、全て原発のあるところじゃないですか!
 
成る程、野鳥のみならず、昆虫でも、爬虫類でも、魚でも、無論人間でも、オスの種子生殖機能は放射線に弱いのですね。
 
北半球でのスズメの大幅減少は世界的に知られるところですが、人間に関してはあまり知られていません。
 
デンマークの医師も、1ミリリットルあたり40歳代7800万個、20歳代4580万個と、日本と変わず若者程減少数値を発表しています。つまり北半球の男達の種は20年間で、3200万~3800万個減少したことになります。

今度の福島原発事故で放射能は日本全土のみならず北半球を回りましたし、更に全国各地の瓦礫の焼却による放射能で、何れ2000万個を切るでしょう。
 
更にその後はどうなるの?
何れ男は種無し!用無し! トホホ!

 

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参考1)精子の大きさは50~60μm(0.06mm)
一般の動物細胞10~30μm
白血球(ヒト)平均10μm(5~30μm)
赤血球(ヒト)直径7.5μm
血小板(ヒト)2μm
 
注)μm(ミクロン・マイクロメーター)=1/1000mm

 

(参考2)

衝撃のレポートがある。20代男性の精子数は、40代前後にくらべて半数ほどしかない。


1ミリリットルあたりの平均精子数――40代は8400万個、20代は4600万個という数値が出た。(帝京大学医学部調べ)2011.12.11 16:00
 
日本だけではない。デンマークの医師も40代7800万個、20代4580万個と、日本と変わらない数値を発表している。20年間で、3200万~3800万個の精子が減少したことになる。

 

厚労省は「仮説の段階だ」として規制に乗り出してはいないが、学校給食、インスタントラーメンのカップ容器、水道水、さらに広範囲に、若者の食生活から検出される環境ホルモン=内分泌攪乱物質が、不妊や少子化にいたる原因ではないかという学者もいる。
 
『はらメディカルクリニック』原利夫院長の分析。
 
「環境ホルモンがいわれ始めた20年ほど前から、『精子減少、女性ホルモン化』が分かってきました。レイチェル・カーソンが『沈黙の春』でワニの♂のメス化、サカナの♂のメス化は、一部、食品容器に含まれている化学物質による作用かと指摘しました。以来、それが睾丸にある種の害を及ぼして、精子数を減少させているのではないかと。
 
ほかにも工場排水、電柱の変圧器から漏れ出してくる物質、たばこ、牛を早く出荷させるため、鶏に卵をたくさん産ませるためにエサに混ぜる成長ホルモン剤(女性ホルモン、エストロゲン)など、奇形の精子、不妊の問題にまで広がって、なにが精子減少を引き起こしているのか、解答は容易ではないのです」
※週刊ポスト2011年12月16日号

http://www.news-postseven.com/archives/20111211_74245.html

 

『原因不明』とは放射能が原因であることを隠蔽する用語。