台風は時間の経過とともに過ぎ去る。
この台風という災害に対する感覚、そのうち過ぎ去るという感覚で放射能に対すると大きな間違いを起こす。
放射能の影響は時が推移しても過ぎ去ることはない。
マスメディアが報道しないからリスクが消えたのではない。
国際原子力産業資本から、日本政府やマスメディアが金と脅迫により口止めされているのである。
低線量でも被曝がどんな結果をもたらしているかを、順を追って述べていく。
先ずは、米国の現状から。
米国では、核実験による放射能の影響で諸病を発症している。
特に、核実験中に胎児だった年齢層の死亡率は顕著である。
また、2011年3.11以降の米国では、特に山岳地帯での死亡率の増加が著しい。
西南中央部地域における25歳から44歳のグループの死亡率の増加は18.7パーセントにも及ぶ。
以下は、2013/6/16(日)のトンビ母の記事である。
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第12図 大気核実験による放射性降下物 1952-63年
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「雲の下で 核実験の10年」より引用した放射性物質の降下状況を表す地図。
この地図から、ネバダ核試験場で1200回行われた核実験の影響が見て取れる。2002年アメリカ政府は、1958年から1963年にアメリカに居住していた全ての人が核実験による放射性降下物に曝されたと認めた。
現在、アメリカでは、放射能の影響と思われるガン、心臓病、自閉症、糖尿病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、ぜんそく、ぶらぶら病、新生児の甲状腺機能低下症、肥満、学習障害が蔓延している。
また、アメリカの子供12人に1人に障害がある。
Source: R. L. Miller, “Under The Cloud: The Decades of Nuclear Testing” (1991). D.V.Conn “U.S. Counts one in 12 children disabled”, Washington Post (6 July 2002).
これまでに行われた調査から、1959年から1964年までに産まれた人は、他の時期に産まれた人に比べると、骨の中にストロンチウム90とウランを非常に多く持っていることがわかっています。
また、この時期に産まれた人は、60年代に被爆した結果、遺伝的な損傷を受けたこともわかっています。
そして、80年代になって子供を持つようになったとき、その人達から産まれた子供は、「F1」(雑種第一代)というか「Fallout 1」(放射能降下物による被爆を受けた親から生まれた第一代)となったわけですし、子宮内で亡くなった子供もずっと多かったでしょう。
13図 核の時代におけるアメリカの新生児の健康悪化 1945年ー1996年
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図1 アメリカにおける乳児死亡率 1935年ー96年

1935年に乳児死亡率が減少に転じて以来、妊婦の管理と啓蒙が功を奏して乳児死亡率は一貫して減少してきた。
しかしながら、1947年に始まった核実験時代において、乳児死亡率は大幅に増加した。
スターングラス博士の見積もりによれば、低線量であっても、胎内にいるときから大気中に拡散された放射性物質の電離放射線に被ばくしたことで100万人を超える乳児が死亡した。
イギリスの放射能の専門家であるバズビー博士は、日本のエアフィルターに付着した放射性物質を計測することで、フクシマ事故で拡散された放射性物質の見積もりを行った。
同博士が見積もりのさいに参照したのは、1963年にイギリスのハーウェルにある放射線研究所による計測値である。同研究所は、放射能物質の拡散量が最大時の濃度を計測した。
バズビー博士の見積もりによれば、
フクシマ事故により拡散された放射性物質は(2011年8月現在)、1963年にイギリスで計測された濃度の1000倍であり、チェルノブイリ事故の300倍である。
Source: J.M. Gould, E.J. Sternglass et al, “U.S.A. Newborn Deterioration in the Nuclear Age, 1945-1996”, Radiation and Public Health Publications (1998). This was presented at the International Congress on the Effects of Low Dose Ionizing Radiation in Childhood and Youth, in Medicine, Industry and Environment in the Workplace, March 19-21, 1998.
1963年にスウェーデンのルーニン博士が行った調査がネイチャー誌に掲載されました。ルーニン博士は、ネズミを使って実験を行いました。
あるグループの雄のネズミにストロンチウム90を注射し、その直後に雌のネズミと交尾させました。これら雌のネズミは妊娠し、妊娠中期まで妊娠を継続させました。
その後、雌ネズミを殺し、胎児の死亡数を数えたのです。
(ストロンチウム90のリスク)
その結果、ストロンチウム90を注射された雄ネズミと交尾した雌ネズミの胎児の死亡数は、コントロール群の死亡数より著しく多かったのです。
セシウム137を注射された雄ネズミと交尾した雌ネズミの胎児の死亡数は、コントロール群とさほど差はありませんでした。
このことから、1963年頃に生まれた女性の妊娠のさいに胎児の死亡が増加したのではないかと思います。1963年が核実験のピークだったと思いますからね。
このような放射能の妊娠出産への影響は、モレさんの仰ることと辻褄が合いますし、チェルノブイリ後に見られた現象とも整合性が取れます。もちろん、チェルノブイリ事故そのものが、核実験と同様な影響をもたらしたわけではありますが、チェルノブイリ事故の影響だけではありません。
そして、北半球で出生率の過去最大の減少が見られたということも、放射能の影響で説明できます。北半球でほとんどの核実験が行われたからです。
第14図 大気核実験による世界的な糖尿病の増加
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特定の狭い地域(ニューヨーク市)、特定の広い地域(アメリカ)そして世界における糖尿病の増加を見れば、核実験の人間の健康への影響を読み取れる。
世界の糖尿病地図は、明らかに放射能降下地図と重なっており、放射性物質がジェット気流とともに基本的に西から東に拡散したことが明らかである。
Source: N.R. Kleinfield “Diabetes and Its Awful Toll Quietly Emerge as a Crisis”, The New York Times (9 January 2006)
大規模な核実験による放射能降下物の拡散地図をご覧になれば、放射性物質のほとんどが北半球に拡散されたことがわかります。
そして、最大規模の核実験が行われたのは、旧ソビエトであるロシアのノバヤゼムリャでした。
このメガトン規模の実験で、南半球よりも北半球がずっと多く汚染されました。このように放射能汚染が出生率減少の原因であると説明できるのです。
モレ: もちろん、放射能ですよ。そして、311の後に出されたアメリカ疾病予防管理センターの報告を参照しながら、アメリカの地域別の過剰な死者数を調査しました。
そして、放射能汚染が死者数を増加させるという現象が見られました。
3月11日から9月3日までの死亡率が上昇しており、通常より3万4千人が多く亡くなっていたのです。
この死亡者数には、フクシマ事故による赤ちゃんや胎児の死亡数は含まれていません。この3万4千人という数字は、過去の死亡率では説明できない過剰な死者数なのです。
第15図2011年3月11日以降の過剰な死者数
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アメリカ疾病予防管理センターが発表した2011年3月13日より同年9月3日の期間における統計によれば、アメリカのすべての地域で死亡者数が著しく増加し、その数は例年に比べて過剰といえる。
このようなアメリカ全土で見られる急性死は、週を追うごとに増加しているが、その原因は日本のフクシマ事故による環境汚染以外に考えられない。
乳児死亡数も増加したが、この地図の統計には含められていない。
Source: Bobby1, “Post-Fukushima Excess Deaths in US Updated for Sept. 3”
さらに、年齢別の死亡率増加を考察したときに興味深いことがわかりました。
今日65歳以上の人は、第二次大戦終了時以前に生まれたので、子宮内で電離放射線による被爆を受けていません。
その人たちの死亡率の増加を見ると、ある地域は3.6%増だったのに対し、別の地域では8%増という違いがみられたのです。
3.6%増だった地域は、西海岸の太平洋沿岸地域でした。
一方、8%の増加が見られたのは、カナダ国境からメキシコと国境までの山岳地帯にあるネバダ州、アイダホ州、コロラド州、ニューメキシコ州、アリゾナ州、モンタナ州、ワイオミング州などでした。
これらの州がいずれも山岳部にあることから、放射能による環境汚染は、天候と地形に左右されることがわかります。
フェッツア博士: それに、山岳地帯では、特定の大気汚染物質も蓄積されやすいですよね。
第16図 2011年9月日現在のフクシマ事故による死亡率増加
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左図: 月ごとのフクシマによる過剰な死者
右図: 過剰な死者の地域および年齢区分
電離放射線による度重なる被爆の積算効果が、若年層の死亡率増加に現れている。
Bobby1, “Post-Fukushima Excess Deaths in US Updated for Sept. 3”
モレ: その通りです。そして、山岳地域のほとんどの州における高齢者の死亡率は、実は、若い世代の死亡率より低いのです。
第16図を参照してください。
太平洋沿岸地域、山岳地域、東北中部地域における死亡率を見てみると、45歳から64歳のグループの死亡率の方が、65歳以上の高齢者グループの死亡率よりも高いのです。
65才以上の高齢者グループは、胎児のときに電離放射線による被爆を受けていません。
でも、45歳から64歳のグループは、核実験や原発からの放射能に被爆しています。
そして、もっと驚いてしまうのは、西南中央部地域における25歳から44歳のグループの死亡率の増加です。
18.7パーセントです。この数字は、65歳以上の高齢者グループの死亡率の3倍ですし、
大気核実験による胎内被爆を受けた45歳から64歳のグループの2倍から3倍です。
西南中央部地域とは、オクラホマ州、アーカンサス州、テキサス州、ルイジアナ州です。テキサス州には、多くの軍事基地があります。テキサス州からは、中東や中央アジアに多くの兵士が派遣されました。
彼らは、戦地からテキサス州に戻ってきたのですが、あまりにも病状が重くて軍隊に戻れないのです。
それで、彼らは、基地のまわりで生活するようになります。自分がかつていた基地のまわりに住んで、障害者手当を受けるためです。
そして、25歳から44歳のグループにおける死亡率の増加が18.7%というのは、
電離放射線への度重なる被爆、及び数世代に渡る被爆ということによってしか説明できないと思います。
フェッツア博士: 積み重なった影響というわけですね。
https://overseas.blogmura.com/permanentabroad/
http://blogram.jp/users/agent/vote/?uid=123349#ref=vote"><img
つづく
トンビ母
100年後の日本(人口は20%~30%に減少、社会の活力も頭脳も何もかも失う)-バスビー他の対談から・2
https://blogs.yahoo.co.jp/yokohansen/32145686.html
http://onodekita.sblo.jp/article/69307995.html
Fallujah, Fukushima, & the Global Radiation Catastrophe, Part 2
から
(日本での実例)
今は亡きあるブログ友の画像
2019/05/13
https://minaseyori.blog.fc2.com/?no=4182
彼、野辺山の仙人は、がんを患っていましたが、長野県南八ヶ岳中腹エリアに移住し、春夏秋冬、ワンコのモモちゃんと生活し、冬季を除き畑作の毎日を過ごしていました。
※食品の放射能検査結果 カテゴリー別
2014年
米国の山岳地帯での死亡率の急増と同じ現象が、3.11以降、長野県の東側の山岳地帯でも起きていました。※下記地図の〇で囲んでいるエリア。
特に持病のある人は、日々処方箋の薬を飲み続けた結果、免疫機能が低下している故に、放射性物質の体内取り込みで症状が悪化し、死に至るケースが多いようです。
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