私たちは“仮想現実の世界”に生きている!

9)現代における仮想の世界⑩:コーポレートガバナンスの強化⑤

 

 グローバル化による利益を一人占めしているのは、強者たる欧米のグローバル企業、そして、ロンドンのシティや米国ウォールストリートのグローバル金融資本であり、実はユダヤ人金融資本家だと言われています。元駐ウクライナ大使の馬渕睦夫氏によれば、世界を動かしているのは、実は『ディープステイト』と呼ばれる影の支配者たちであり、米国においても、100年ほど前のFRBの創設により米国の金融を牛耳って以来、歴代の大統領を就任させ、また、影からコントロールをしているのだと言います。そして、その『ディープステイト』正体こそ、ユダヤ金融資本です。私たちはアメリカの支配階級(いわゆる“エスタブリッシュメント”)は、元々イギリスから渡ってきた、いわゆるWASP(White Anglo-Saxon Protestantホワイト アングロ‐サクソン プロテスタント)の人たちだと思い込んでいますが、既にユダヤ金融資本家に取って代わってしまっているというのです。米国における人口はわずか5、600万人にすぎないユダヤ人が米国の金融、学会、マスメディア、司法、CIA、娯楽産業を支配してきました。 

 

 自らの祖国を持たない彼らユダヤ人勢力の目指すものは、国家というものを無くし、世界統一政府を樹立することだと言います。そのために、これまでも1917年のロシア革命の支援から始まって、中国毛沢東の共産主義政府を支援し、日本のGHQによる占領政策において社会主義化を進めるなど、世界の歴史の重要なところで、介入をしてきたのです。そして、現在は“新自由主義”などを理論的背景として、“グローバル化”を推進しているのです。“グローバル化”は、国民主権、民主主義を前提とする主権国家を無くすことを意味するのです。これらの点について、詳しくは、馬渕睦夫氏の著書『知ってはいけない 現代史の正体』をご覧ください。歴史の見え方が全く変わります。ここでは、その結論の部分だけ、引用させていただきます。

 

 そのようなユダヤ人グローバル資本によるアメリカの支配と政治は、彼らグローバル資本の利益を実現しようとするものであって、決してアメリカ国民の利益になるわけではありません。そのような不満がアメリカの白人労働者を中心にうっ積してきていました。彼らは、NAFTA(北米自由貿易協定)により、米国企業がメキシコ北部国境地帯にマキラドーラという保税加工制度を利用するために工場を米国内から移転すると、失業することとなり、あるいは、安い賃金でも喜んで働くメキシコから流入してくる移民によって仕事を奪われ、また、底辺に向けた賃金の切り下げ競争を強いられてきました。

 

 このようなワシントンでのグローバル金融資本による自分たちの利益のための米国支配と政治に対して、明確に反旗を翻し、アメリカの政治をアメリカ国民のためにワシントンから取り戻すと主張し、大統領に就任したのがドナルド・トランプ氏だったのです。『アメリカ・ファースト』とは、『反グローバリズム』であり、『アメリカ国民のための政治』を意味しているのです。グローバル金融資本はCNNやABCなどのテレビ放送やウォールストリートジャーナル、ニューヨークタイムズなどの新聞など主要なマスメディアをも支配しており、トランプ氏を“人種差別主義者”と決めつけたり、その奇行を非難したり、誹謗中傷する記事を次々と書いて、国民から引き離そうとしています。また、FBIを使ってロシアンゲートと呼ばれる疑惑を作り上げてトランプ氏を追い落とそうとしました。これは、2016年の米国大統領選挙において共和党のドナルド・トランプ候補(当時)を勝利させるために、ロシア連邦がサイバー攻撃やSNSを使ったプロパガンダの手段を用いて行ったとされる一連の世論工作、選挙干渉があったとされる事件で、ウォーターゲート事件でニクソン大統領を辞任に追い込んだときと同じ手法が使われたと言われています。

 

 そして、イギリスのEU離脱やフランス初めEU加盟各国での極右政党の躍進も、EUというグローバリズムに反発し、自国の主権と民主主義を取り戻そうとするうねりが世界に広がっていると捉えることができます。EUでは、選挙によって選ばれたわけではない欧州委員会という行政機関が巨大な権力を持ち、そこで決定されたことが各加盟国に降りて来る、そこで自国民の反対意見、つまり民主主義は無視されるわけです。ユーロの統一によって、各加盟国は、自国通貨の発行権を返上し、自国の独自の金融政策や財政政策を採用する自由を失ったのです。その結果、ギリシアは財政破綻することとなりました。

 

 すなわち、世界は『グローバリズムはいいことだ』という『巨大な虚構の世界』に気づき、それを打ち消す『反グローバリズム』の動きが 確実に広がりつつあります。そのような中にあって、日本だけが、未だに『構造改革』『自由化』『民営化』『規制緩和』の名の下に周回遅れの『グローバル化』に猪突猛進しているというのが実態です。つまり、日本は未だ『巨大な虚構の世界』から抜け切れず、むしろその中へ中へとはまり込んで行きつつあり、それらによって、さらにデフレ化が進み、国民の“貧困化”に突き進んでいるのです。

 

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