いざ出陣!! という時の食事がお発ち飯

直江兼続が師と仰いだ上杉謙信は普段は梅干しとご飯、汁物という質素な食事をしていたそうですが、いざ出陣という時は大釜にご飯いっぱい炊き、海のもの、山のものをありたけ用意をさせ、お酒とともに振る舞ったとか。これは兵たちの士気を高める効果もあったとか。それがかちどき飯、お発ち飯とよばれるもの。直江兼続もそんな上杉家の習慣を受け継ぎ、戦の前は山海の幸を準備したそうです。

直江兼続のゆかりの地・南魚沼とお隣の湯沢町ではお発ち飯を現代風にアレンジ。魚沼産のコシヒカリとともに地元の食材を使った料理が楽しめます。

お発ち飯こめ太郎
石打の「こめ太郎」のお発ち飯はからしなますやぜんまいの煮もの、川魚など魚沼の郷土料理が主体です。30年前に移築した古民家で味わうのにぴったりの膳です。1580円。


お発ちめし釜蔵
こちらは六日町駅前の「魚沼釜蔵総本店」のお発ち飯。エビづくしでちょっと豪華。このメニュー、この店では夜は予約になります。2500円。


お発ち飯
こののぼりが目印です。上杉謙信、直江兼続の気分になっていただきましょう。

こめ太郎
南魚沼市上一日市323-5 025-783-3132
魚沼釜蔵総本店  
南魚沼市六日町105 サンプラザビル2F 025-778-0228