先日、某バイクメーカのヒット商品が46年ぶりにフルモデルチェンジして発売されました。
このバイク、日本の社会を支えているといっても過言ではない!!というほど日本の社会に根付いていますよね!
今日のあるTV番組ではこのバイクこそが日本の物作りの象徴だと絶賛していました(^^)v

でも、本当にモデルチェンジされたこのバイク、日本の物作りの象徴なのでしょうか???
このバイク、どの工場で作られているのでしょうか???
このバイクは、実は中国の工場で製作されています。
もちろん、日本のバイクメーカの中国の工場でということです。
決して中国のメーカが製作しているわけではありません。。。
従って日本でこのバイクを買うには「某メーカの中国製のバイクを逆輸入」したバイクを買うということになるんです。。。
これで物作りの象徴ということができるのしょうか・・・・・

きょう午後、某TV番組でレンズ風車の風力発電装置の開発について放送していました。
某大学教授の研究中の設備なのですが、この風力設備の製作には町工場の力が採用されているとのことでした。
量産品の製造には私たち日本の国内産業は途上国の安い人件費の製作現場に勝てるはずはありません。
このため、国内製造業の海外進出や廃業・撤退を招いています。
この風力設備のように、高い技術力を新しい技術開発に使ってこそ日本の製造業は成立するのです!!

今の製造現場を取り巻く環境では、町工場などの職人芸の高い技術は生かされることなく、引退を余儀なくされてしまうでしょう。。。
私が以前から言っているように、政府はこういう分野に支援を行い、物作りの技術レベルの維持を図っていかなければなりません!!
景気回復と財政健全化を同時に行うといいますが、どうするつもりなのでしょう??
具体的な方策は何一つ示されません!!
町工場の技術力保持など真に物作りの象徴となる分野を支援することを明言し、社会の活性化につなげてほしいですね。
大企業など自分で何とかできる所に支援しても、支援の効果なんて出ませんよ!!
良く考えて金を使って下さい!!