妖精帝國 第六回公式式典ツアー『拾伍周年記念式典 PAX VESANIA』 | 南南東の風やや強し

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06/16 妖精帝國 第六回公式式典ツアー『拾伍周年記念式典 PAX VESANIA<パクス ヴェザニア>』新木場STUDIO COAST

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01.狂気沈殿
02.Alte Burg
03.Solitude
04.missing
05.ココロサンクチュアリ
06.EGOIST
07.Herrscher
08.月鏡反魂シネラリウム
09.偽装世界アガルタ
10.神、ノゾム世界と箱庭幻想
11.使徒礼賛
12.Mischievous of Alice
13.Siege Oder Sterben
14.Baptize
15.The Creator
16.Patriot Anthem
17.Astral Dogma
e1.聖少女領域
e2.last moment
e3.機械
e4.葬詩
e5.filament
e6.空想メソロギヰ


約2年ぶりとなる妖精帝國式典に行って参りました!
前回の式典の様子はこちら↓
http://ameblo.jp/minamik0216/entry-10865848326.html

今回はお財布事情が厳しいこともあって、残念ながら物販はパス。申し訳ねえ申し訳ねえ。ほぼ開場時間に合わせて新木場へと降り立つと、予想していたことながら、新木場駅の周囲は黒・黒・黒の臣民尽くし! 整理番号から察するに2000人ちょっと入ったのかな? 着々と臣民の数も増えてきてますね。

開場&開演共に25分押しで式典スタート。と、その前に『序』でお馴染みのババア(失礼……京田尚子さん?)による注意事項アナウンス。この時点で独特の世界観に包まれる会場。ちなみに自分は1000番台という残念なポジションだったので、無理をせずに後方支援地帯の最後方に陣取っていました。

さて、ニューアルバム『PAX VESANIA』のリリースに併せて開催された今式典では、新たに帝國の一員となった下士官たちのお披露目、そして何やらサプライズがある様子。一体何が起こるというのか……。

セットリストは、やはり大半が『PAX VESANIA』と、帝國が楽曲提供したゲーム『神様と運命革命のパラドクス』からのセレクトでした。アルバム、キチンと聴き込んでおいてよかったぁ。そして、だいぶ序盤で自分が一番聴きたかった『ココロサンクチュアリ』キタワァ。もうこの時点で後方支援にも関わらず、絶叫、絶叫、また絶叫! 早くもブッ壊れそうです。

そんな臣民を気遣ってか、ゆい様の言うことには「少し休める曲をやろうか……Herrscher!」って全然休めないよ! つーか、そのパターンは前回やったじゃないッスかー! いや『Herrscher』も他の曲と比べれば多少は遅いんですけどね。

んで神パラ曲ラッシュの後くらいに楽器隊のソロがあったのかな? 前任Reluの後を継いだDr.Gightは若い割に全体的に落ち着いた印象。しかしソロとなると、ここぞとばかりに長い。流石は5分のオーディションでDream Theaterを叩くという逸話を残しただけのことはあります。同じく新Gt.紫煉はお調子乗りの特攻隊長という雰囲気。今までの帝國にはいなかったタイプですね。アグレッシヴなステージングで自然と臣民たちの注目を集めていました。楽器が全くできない自分でも技術が凄いことは理解できた!B.Nanamiは更に妖艶さを増して臣民たちの声援を集める。この人の出番が来ると、妙に場内がピリッとすると言うか、空気が締まってきますね。そして最古参の下士官Gt.橘尭葉は今回ちょっと大人しかったかな。皆から慕われ敬われつつも、妙にイジられがちなポジション。

この後、ゴスロリで微エロなPVが俺に好評な『Mischievous of Alice』を挟んで、これまた楽しみだった『Siege Oder Sterben』ですが、ここでゆい様が客席をモーゼのごとく割って、客席ド真ん中にあるお立ち台へ移動してみせます。今回は後方支援なんで近くでお姿を拝見することは叶わんなーと思ってたのに、なんというサプライズか! パフォーマンスにおいても感想の「ラララ~♪」を臣民一同でシンガロング。Marillyn Manson『Rock is Dead』を思い出したけど、雰囲気としては『mOBSCENE』っぽくもあるような気もしなくはなし。

さて、この辺りで終盤戦、ステージ上に演説台が設えられるのを見ながら「何の曲をやるか分からないだろう?」とスッとぼけたことを仰るゆい様。どう見ても『Patriot Anthem』です。初上陸となる仙台だか福岡ではコール&レスポンスの練習タイムがあったようですが、よく躾けられた東京臣民には練習など必要なし。ぶっつけ本番です。我らは殉難者にして信仰者であり、妖精を信じる者である。ヒートアップする臣民たちに対して、ゆい様は曲の真っ最中にも関わらず「もっと声を出せ。会場にはカメラが入っておる。本式典はDVD化されるのだぞ!」と、とんでもないタイミングで驚愕の告知ですよ。いや、おかげで熱かった。喉が切れるかと思うくらい叫びました。

最後は『Astral Dogma』で一旦の幕。この曲も「終焉るセカイ」と「興るセカイ」のコールが熱くてイイですね。

長い長い「Das Feenreich」のシュプレヒコールを受けてアンコールへ。後方支援地帯で周囲の臣民からあまり声が出ていなかったので、全てをかなぐり捨てて絶叫する俺。既に喉も限界だったけど、ここで最後の一絞りを出してこその忠誠心なり。

アンコールでは「カバー曲をやろうと思う。ゲストが来ておる」とのことで、会場中が「オーケンと機械をやるんだな」と無言のうちに察する空気。Angra『Carry On』のイントロなどで会場を沸かせたのち、本当のアンコール曲は……なんと『聖少女領域』! そしてゲストはALI PROJECTの宝野アリカ殿! 正直、別にアリプロに興味のない自分でもぞわっと鳥肌モンでしたよ。まさに日本ゴスロリ界における事件。帝國とアリプロは同盟国であり、何十光年だか離れてる設定……いや、ゲフンゲフン、なんかそういうことみたいです。そんなアリカ殿はゆい様と『last moment』を歌って退場。どうもありがとうございましたー!

そしてアンコール3曲目に今度こそ『機械』。カバーなんだけど、もう公式に帝國の曲と呼んでいいんじゃねぇかと思えるクオリティ。一緒に歌ってる臣民も結構いましたね。大人の事情もあると思うけど、DVDには是非とも収録して欲しいです。

最後は『葬詩』『filament』『空想メソロギヰ』で終演。アンコール6曲もやるとは思わなかったんで、もうお腹いっぱいですよ。新曲中心で、以前までの式典でやっていた楽曲の多くが漏れていたけど、そんなことを感じさせない満足度の高さでした。

最後はゆい様のトークで締め。「好きだ、愛してる、逢いたい、巷にはそんな歌が溢れている。それらを否定するつもりはないが、我々は今の妖精帝國の暗い曲に満足している。式典中に紫煉がこんなことを言っていた。『どんなに中二病だと言われようとも、少なからずそれに救いを求める人たちがいる』……我々はそれに応えていきたい。私はいつでもおまえたちの味方だ」……ちょっとニュアンス違うかも知れないけど、概ねそんな話でした。ほんとにね、妖精帝國って“中二病”の一言で簡単に括られがちだし、実際にそんな世界観を皆で楽しんでるところもある。でも、式典に集まった臣民たち、そして会場には来られなかったけど妖精を信じる臣民たちにとっては、大事な存在なんですよ。熱気あり、感動あり、サプライズあり、素晴らしい式典でした。かくして、いよいよ本当に最後の締めとなりました。

「それでは妖精帝國第六回こうしきしき……もう一回だ!」

最後の最後でゆい様恒例の噛み芸キター! ある意味、これがないと締まらないw これにて妖精帝國第六回公式式典も終了。改めて素晴らしい式典でした。

我ら臣民、これからも帝國と共にあらんことを。Das Feenreich!

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