Boys of Summer 2017④ ~あの頃のまま | 自転車から今日は♪

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坂道の多い所に住んでます。
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小さなおうちでの生活をのんびり綴ってみたいと思います♪

Bread & Butter あの頃のまま

松任谷由実さんがつくった曲だったのね。

コメント欄でこの曲を紹介くださり、サブタイトルにつかってみました。

 

 

先月、息子とその父親が二年ぶりに再会しそのセッティングをしている

というお話を書いたままその後の経過というのを書いていないのですが

 

実をいうと、どうやって記事をまとめたらいいかと考えているうちに

季節はかわってゆき…

 

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実は私、その後も元夫とPCのめPCのメッセージ機能を通して

やりとりをしているのですが、正直これが鬱陶しく

ちょっとモヤッとしていたんですね

 

先日電話を通して母に話したところ、母は大爆笑し

それで少し肩の荷がおりたといいますか

そのときの話を書いてみようかなという気持ちになりました。

 

 

簡単に言ってしまえば二人は予定通り無事に会うことができました。

息子は楽しかったよなんて報告してくるわりに

あっけないくらいにさっぱりとしていて

それがかえって母親としては心配してしまうんですよ。

 

当日は、父親から勉強してみたい教材のお古をもらうかどうかそんな話をするということなので、

当然面談時にお互いの電話番号やラインの交換なんかをしているかと思いきや…


ええー (父親との個人的なやりとりなんて)いいよ 面倒くさい

お母さんがテキトーに返事かえしておいてよ

何かあったらお母さんにまた言うから

 

…って、コレですよ!(−_−#)

 

次回会うときに貴方の電話番号やラインのアドレスを教えてあげたら

必要なときに自由にやりとりできるでしょと提案したら

こんな答えがかえってきたんです。

 

あのですね こみなみ君。

おかーさんは一応大人の女の人なので何気ない顔して

笑ってあなたのお父さんの話したりはしますけど

それはかわいいキミを思ってしているだけのこと

意外と仲良しなんだと勘違いされたらこまるのですよ。

 

とはいうものの、今回の面談は

私が是非にと二人にお願いしたことですし

ここは最後までやりぬくしかあるまい…

 

ああ今年の秋は少しだけ憂鬱…

 

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対して父親というと当日の様子を記した克明な

報告レポートを送ってよこしてきました。

 

私のお願いしたことは社会人の先輩として

男性の立場としてのアドバイスをしてほしいということでしたので

その大半は元夫が息子に話した内容と、進路についての

私宛のシタ夫氏の考察

 

しかしその量は膨大。

(稟議書かいっ!)

 

離婚した元嫁への報告なんて

 

”自分なりに考えたことを息子に精一杯伝えてみた。”

 

こんな感じの一文で充分でしょうに、というよりこんなの送られた

私はどう返事をすればいいのだ

 

ああ、この人ってホント昔とかわっていないのだわ

とつくづく感じたのでありました。

 

昔の自分であれば、子供が喜んでいる様子などを書き添えて

 

”大変ありがたいです。

さすがですね ものすごい情報量ですよ 

さすがは シタ夫さん”

 

という言葉をかけて時間を割いてくれたことへの感謝の言葉を述べるところですが

それはその人が大事な家族だったからのこと。

別れて赤の他人になってしまえば

鬱陶しいの一言が正直なところで、

そんな黒いことを考えている自分にまた自己嫌悪

 

息子に会ってもらいたいとお願いしたのは、この私ですしね

 

そんな話を実家の母に話しますと、おかしそう笑い

そこでようやく、ここは普通に笑い飛ばしていいところなのね

ようやく納得することができた。

メッセージのやりとりをして感じた私の違和感は

特別おかしなことでもないのだと思うと少しホッとししました。

 

 

貴女はシタ夫さんに夢中だったから気づいてないでしょうか

あの人は昔からそうでしたよ

私たちに対してもずっとそんな感じだったわ。

 

 

いやいや、私だって気づいてましたよ お母様

気づいてましたけど人間関係を円滑にするためには、

いろいろとホラありますでしょう

難しい配偶者と家族としてやっていくにはこちらも色々と

あわせる必要があって…

(って それが惚れていた弱みってやつですね 反省します)

 

さて、面談日当日ですが、その日私は朝からお仕事で、

帰宅すると父親との面談を終えた息子がたくさんの部品を広げておりました。

 

声をかけると、もうこんな時間なんだ!

もう遅れてしまうからすぐに行かなくちゃと

勉強をみてもらっている先生のところに向かってしまいました。

 

わかったことは

 

父親が自分の欲しかったものを買ってくれ、今はその組み立てに

夢中になっていたこと。

そして楽しかったよという簡単な感想。

 

PCを開いてみれば、あの山のような報告レポート。

いったいなんなの、この親子の温度差は

そして私はなんて返事をかけばいいのよ(T▽T;)

 

その後の様子もいたって普段かわらないのどかな会話。

あんまりせっついて話題ふって質問するのもなんかへんだし

 

こちらも黙って父親のことはあえて口にださず

普段どおりにすごすわけですが、こちらが普通にしてますと

息子は父親と会ったときのエピソードを、なにかの拍子でポツリポツリと

話すんですよね。

 

買い物にでかけたときとか、ご飯をたべているとことか

一ヶ月くらいの時間をかけて少しずつ話してゆきました。

 

話しにくいことがあるときって

男の人ってみんなそうよ

あなたのお父さんもそうだから。

 

無理にこじあけようとすると黙ってしまうから

あなたは今のように黙っていればいい

いつもの普段のままのあなたでいればいいのよ

 

 

母がくちにする それでいいということばに

とてもホッとした。

 

客観的な意見というのはありがたいなと思いました。