日傘の女 | 自転車から今日は♪

自転車から今日は♪

坂道の多い所に住んでます。
愛用のママチャリで鼻歌歌うのが大好きです。
小さなおうちでの生活をのんびり綴ってみたいと思います♪

記事で何度か登場している
ルイス・ヴァン・ダイクのCDです
注文していたCDが届きました



昨年、ヒーリングを集中的に行っている時に
教えてもらったジャズピアニストですが
CDのジャケットに描かれているクロード・モネの
「日傘の女」が昨年から気になっていて、モネの絵が
無性にみたくてたまらなくなっていました。

ヒーリングをしてくれたコキリさんの話によれば
ひたすら愛玩されるだけで、外にでることのなかった私が
塀の外をでて、自分の足で坂を下り、町へでて市場で
買い物をするという体験をさせたようですが
胡散臭いといいつつ、内心実は気になってまして(笑)

動画サイトでヴァン・ダイクの軽快な音楽を聴きながら、
この絵をみたときストンとしたドレスを来てブーツを履き市場で
買い物をした私はこんなだったのだろうかと
わくわくしながら想像していました。

この絵のモデル
私は当然、モネの妻であるカミーユかと思っていたのですが
そうではなく、後妻の連れ子がモデルになってるそうです。

「日傘の女」はポーズ違いで3点ある
男の子を連れた1枚は確かに妻のカミーユがモデルなんですが
あとの2枚はカミーユの死後に描かれていて
顔も判別できず影がない!(幽霊??)

二番目の妻の子供をモデルにしながら、モネは若くして
亡くなった妻の面影を追い、顔を描くことができなかったとか??

そして、この絵を描いた後は二度と人物画を
描くことがなかったという。

うーん なんだか想像力をを刺激されますねぇ

このモネという人
若いころはビンボーだったらしいです。
そして、パトロンの奥さんアリスとW不倫してたらしく
パトロンの旦那が破産すると、このアリスという女、
ちゃっかり自分の子供ひきつれてモネ一家の家に
ころがりこむというとんでもないことをしていたらしい。

病弱だった本妻のカミーユさん、自分の家に愛人
連れ込まれて心身ともにまいって亡くなってしまうんだけど…

愛人アリスさん、本妻カミーユさんが亡くなると
まんまと妻の座におさまるんだけど
モネの心には、顔の見えないカミーユの影がずっと
巣食っていたんでしょうねぇ

印象派といえば、同じ時代に生きたドビュッシーも
不倫男である。

不倫したサイテー男のゲージュツなんて 
誰が好きになるか! ケッ!

としたいところであるが、
最近彼らの紡ぎだす世界が気になって仕方ない

悔しいけど 認めたくないけど
彼らの世界にもっと触れてみたいと思っている。


Ican sing a rainbow

私は虹の歌を歌えるの って感じの意味かな

子供が色を覚えるときに歌う 手遊び歌なんですが
メロディがとてもきれいで大好きな曲です。

今回購入したヴァン・ダイクのCDの中にも
きれいにアレンジされた曲が入っていました。

動画をさがしたのですが、見つからず
かわりにオーストラリア観光局のCMから
ひっぱってみました。

自分が好きな色はなんだったろう。
目の前に色があるのに、色を感じない
そんな事実に愕然とした昨年

小さい子供が、ひとつひとつ色を確認するかのように
きれいな色を探していくようで
この動画みたら思わず涙がこぼれてしまいました。

そうそう

年末帰省したついでに、運よくモネ展みることが
できました!

ミュージアムショップに睡蓮の雨傘が売ってまして
思わず購入してしまいした

雨(いや雪か)の日は、不倫されても生き延びる女が
傘をくるくるまわして歩く予定です