しゃべるの苦手 その2 「ね」技でいこう | Minahei

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ライター戸塚美奈のブログです。

昨日夫が帰ってきて、ある人に御礼をひと言言うのを忘れたと言っていたので、「私は今日言ったよ」と、ドライバーさんに玉ネギの御礼を言ったことを自慢(?)、

昨日のブログに書いたことを話した。

「言えてたね! …でもカバン忘れたんでしょ」

「ウン。だって、必死に練習してたんだもん。とっても甘くてサラダで食べてます、とか」

「……あのさぁ。べつに、そんなにちゃんと言おうとしなくていいと思うよ。ちゃんとしゃべれないのは、練習不足なんじゃなくて、考えすぎて緊張しちゃってるからでしょ? あんまりいろいろ言おうとしなくていいよ。ただ『ありがとうございますー』だけでいいんだよ。それで話がつながったら、もっと話せばいいんだから」

「あー。」

確かに夫の言う通りだ。

頭であれこれ考えすぎて、バグを起こしているようになってるんだナ。

「うまくしゃべろうと考えすぎなんだよ」

そうかも。

というか、夫に言われて始めて気づいたが、私は言葉じゃなくて、「文章」をしゃべろうとしすぎてるのかも。

「文章」じゃなくて、「言葉の断片」でいい。いや、となってくるともう言葉の体をなして無くても、「うなり声」でもいいんじゃないか?

 

ふと、気に入っていた4コマ漫画を思い出した。↓


 

この風間くんのママのように「ね」だけでしゃべっていればいいのだ。

 

「会話が苦手なら、リアクションとして、短い言葉を返してみよう。」

「ゆるキャラは、しゃべらなくても人気者。何か言いたそうなことが雰囲気で伝わってくるからだよ。」

 

う~ん、なんていいことが書いてあるんだ。

……私が書いたんだった。

 

傑作な漫画は高田ミレイ先生。文章は、私が、ほぼ、自分のために、書いてる。

今思い出した。書いたことは実行しよう。