久しぶりに
本を読みながら
涙が流れました
ムスコ物語
著 ヤマザキマリ
幻冬舎
なんの涙かというと
自分でも正直100%言葉にはできないのですが
これまで
子育て真っ只中の自分が
「子育てをできている」と
胸を張って思えたことが全くなくて
妊娠していた期間も
子どもが産まれて
子どもと一緒に暮らす今も
ずっと人を育てられるような立派な人間には
まだなれていないとつくづく思っています
だからこそみっともなくても
ダメなりにダメな部分も見せて
一緒に元気に生きて
お互い人として成長できたらと
けっこう大真面目な気持ちで
毎日試行錯誤しています
結果的に、むしろ子どもに
私が育てられることが多くて
子どものおかげで
私はより自分も
自分の人生も大切にするようになれたし
自分のことばかりとお叱りを受けそうですが
いつか……
どんな苦しいことが起きても
なんとか自分ができることを
模索して前向きに
人生をとにかく謳歌しようとしている人が
一番近くにいたということが
息子の人生で
何らかの背中を押す理由になるといいなと
やんわり思っています
そしてこんな風にカッコよく言えば
自分が楽しむ言い訳になると
ほんの少しだけたくらんでいます
子育ては
そのほとんどが
迷うことばかりですが
この本を読んで一言。
「とにかく人生を楽しもう」
とシンプルに改めて心から思えました
くよくよしてしまう不甲斐ない自分も
救われるような気持ちになる本。です
「しょうがないな〜今日だけ特別だよ」
と子どものおやつを食べたくなった
どうしようもない私に
渋々わけてくれる息子には
これからも感謝しつつ
もっと修行して人間活動頑張ります
息子よ、これからもお互い
人生楽しもうじゃないか
その他のおすすめ本