久々のブログ更新です。あれこれ書きたいことはあったのですが、なんとなくのんびり後回しにしてました
この夏は18歳長男の変化が激しく、嬉しいような、心配なような、複雑な気持ちでいました。
でも2年前に書いた、心屋さんの提唱する「放牧」を子育てに取り入れた頃のブログを読んで、全てはうまくいっているんだなと気付きました
心屋さんの提唱する「放牧」とは、人を育てるときに、あまり手をかけすぎず、
失敗しながら
迷惑かけながら
勝手に何かに気付いて
成長していく姿を見守る
そうやってその人の本来持っている力を出せる環境を作ってあげること。
3年ほど前から少しずつ子供達に対して心屋的放牧を始めて…
炭酸飲料とお菓子を大量に食べていた長男が、いつの間にか「体に悪いから」と炭酸飲料とお菓子をやめたり、
酷く散らかっていた部屋も、ある程度散らかったら自ら掃除機をかけたり、片付けたりするようになったりしました
でもそんなに全てが劇的に変わったわけではなく、それからさらに2年の間は、
高校に入って始めたダンスは1年ほどでやめ、
学校から帰ってきたら昼寝して、
夜はゲーム、動画三昧。
そして夜中にペペロンチーノを作って食べていたりする…そこは自分で料理するだけ偉いなと思ったり 笑
休みの日は昼過ぎまで寝て、
平日も私が起こさないのでたまに遅刻。
運動しないし、
食が細いので、痩せて制服がブカブカ。
志望校は決まらないし、
将来の目標もなし…
それでも
この子は大丈夫、ちゃんと自分で自分の道を見つけられる
と、信じて、見守り続けること2年…
3ヶ月くらい前から突然、体を鍛え出しました💪
夕飯前に筋力トレーニングをして、
プロテインを飲み、
タンパク質多めの食事をしっかり取る。
夜は12時には寝るようになり、
朝は休みの日でも7時半に起き、
学校がある日は必ず6時半に起きてくる
iPhoneのベッドタイム機能を使っているそう
長男は韓流好きなので、韓流スターがみんな細マッチョなのに憧れてのことらしいのですが、
体を鍛えることにより、生活リズムも食生活の改善もついてきて、あまりの変化にビックリ
そしてビックリはまだまだ続き…
夏休み前の三者面談では、学部も志望校も決まっておらず、しまいには料理に興味があるからイタリアかフランスに行こうかな…なんて話になり、
彼は来年には家を出て外国に行くのかな…と思っていました。それはそれで楽しみと思っていたけれど 笑
しかし夏休み直前に突然、塾に行きたいと言い出し、決めてきた塾に一緒に話を聞きに行ったら、なんと志望校まで決まっていた
何も決まっていなかった三者面談の後、担任と色々話して決めたらしいのですが、私は全く聞いていなかったのでビックリ。ちなみに志望学部の決め手は「ピンときた!」だそうです 笑
そうかと思えば、夏休み中のある日、突然耳にピアスが開いていたり…
旦那がどんな反応をするのかな…と少し心配してましたが、
「学校は大丈夫なのか?」
の一言のみ。
うちの旦那も成長したな〜と思いました
担任の先生も理解があり、透明ピアスをさらに目立たなくするために表面を削る方法を教えてくださったそうで、感謝、感謝。
子供には自分で自分の進路を決めて欲しいと昔から思ってはいましたが、その進路というのは親の想定内であるはず、あって欲しいという気持ちが以前はありました。
親の想定外の道は、危険だ、将来が心配だ、という先入観から、それとなく子供をコントロールしているうちに、長男は一時期自分の好きなことが分からなっていったのでしょうね…。
でも、旦那も私も親として少し成長し、今はかなり何でも受け入れられるようになってきたなと思います
そうしたら何だかよくわからないけれど、長男にあれこれやる気が出てきて、今の目標は、
細マッチョの体✨
大学生になってスタバでバイトすること✨
だそうです
2年前のブログで、人を変えることはできなかいが、あえて人を変える方法をあげるとしたら、
変わらなくていいよ、と許可を与え、この人はこのままでも大丈夫だと、信じて、見守る覚悟を決める
ことかな。
と書きましたが、
やはりここまで長男が変化したのは、私が心の底から長男のことを、今のままで大丈夫と信じてあげることができるようになったからかなと思います。
信じるという言葉ですが、以前はあまり考えずに使っていましたが、心屋さんの信じるという概念を目にした時、
あー、私は信じていたんじゃなくて、期待していたんだな…と思い知らされました。
心屋さん曰く、
信じることと期待することは違う。
信じるって良いことのみ信じるんじゃない。
悪い方も込みで信じる。
信じるって、自分や他人が
自分の思い通り、理想通り
じゃなくても、それでも大丈夫だと思うこと。
私の信じるは期待だった…。
その気づきがあってからは、
私の想定外の出来事が起きても、
一見悪い方向に向かっているようなことが起きても、
これらの出来事は、彼が彼の最善の道を見つけるために必要な出来事
と思って、ただ見守っていました。
これから先も想定外の出来事が起きるかもしれないけれど、それも全て彼にとっての最善✨