今日は学生時代の友人が地元に帰ってしまうので、ゼミの仲間と送別会でした。
学生時代の友達はいつになってもその頃に戻れてしまうのは何故でしょう?

そんなことを考えつつ、電車でぼーっと最近のiPodベスト25(相変わらずほとんどoasisでしたが。。。)を聞きながら、何だか無性にスピッツのベストが気になり出しました(どこかで広告でも見たのかな?)。

考えてみれば、私、oasisに出会うまでは、洋楽はほっとんど聞いていなかったのです。
例外としては、ビートルズ、ロッド・スチュワート、ルイ・アームストロング、あとはバンドでコピーしていたボン・ジョヴィぐらい。

ビートルズは、当時自分の書いた曲を聴いてもらったレコード会社のプロデューサーに「洋楽を聴くようにしなさい!」と強く言われ、洋楽嫌いの私はしょうがなく、基本だしな。。。と思って、あくまで聞くように心がけていただけ。

ロッドは、私の10代を左右(場合によっては人生を左右)していたTMNのヴォーカル:宇都宮隆さんがファンだったから、選んだだけ。

アームストロングは、母がジャズ好きでファンだったから、小さい頃から耳になじんでいたので洋楽という範疇に入ることなく聴けたから。

そんな人生を送っていたので、10代はほとんど邦楽ばかり聴いていました。
一番、影響力を与えられていたのは、TMNの3人に他ならないわけですが、当時は、どこにそんなエネルギーがあったのか(勉強に使った方がよかったんじゃないか?という噂も多々ある)、その週のベスト10はほぼ暗記していたほどだったので、大体の邦楽アーティストは把握できていたのです(今は絶対に無理!)。

そうなると、別格=TMN(小室哲哉・木根尚登プロデュース含む)、ほぼ別格:THE ALFEE(その理由は後日機会があれば。。。)、渡辺美里 以外にもお気に入りアーティストは複数に上るわけで、スピッツもそんなアーティストの1組でした。

そんなスピッツが以前出したベストアルバムを廃盤にして、ベスト盤(2枚)を最近出したんです。

スピッツ
CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection (初回限定盤12cmCD付)

スピッツ
CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection (初回限定盤12cmCD付)

以前出したベスト(RECYCLE Greatest Hits of SPITZ )は、レコード会社の意図によるものであったので、本人たちは納得してませんでした。
そこで、今回まだ売れている前のベストを廃盤という決定をして、自分たちの納得の行くベスト盤を出したというわけなのですが。。。

考えてみると、スピッツの曲は、私の高校(大学も少し含まれているかな?)の思い出たちが詰まっている、かなり大切な曲たちが多いことに気付いてしまったんですよ。
空も飛べるはず 」は卒業式のスライドで流した思い出の曲で(ドラマ『白線流し』と思いっきりかぶっていたので、音楽担当だった私がすかさずチョイスしたりして<笑>)、今でもカラオケで何故か歌ってしまう曲だったりするし、他にも気付くと口ずさんでいる曲で「これ何だっけ?」と思うとスピッツだったりすることもあるし。

しかし、そんな中でも、さらに思い出深い曲は、「チェリー 」。

高校のときの友人が私のところにやってきて、
「チェリーのCD持ってるよね?貸してくれないかな?」
と言うので、いつものことという感じで貸したんです。
「これね、初回限定盤なんだよー」なんて言いながら、深い意味を考えずに。

しかし、その数日後、返してくれた友達の言葉は、私の予想もしない言葉でした。

「CDありがとう。
 私ね、この間失恋したんだ。
 この曲ってさ、失恋しても前向きに歩き出せる曲だよね、
 だから聴きたかったの。
 ありがとう。
 元気になれたよ。」

そうか、、、
そういうことだったのか。。。
なんで気付いてあげられなかったんだろう。。。

しかし、この曲の最後尾の詞の本当の意味を考えたのは、それから数年後。
自分も失恋した時でした。

「愛してるの響きだけで強くなれる気がしたよ」
「いつかまたこの場所で君と巡り会いたい」

確かに、このフレーズは強力でした。。。

その強烈さを感じると同時に、この曲であの友人は歩き出せたんだ、自分でも頑張れるはず、と一歩前進できていました。
その歩き出した時に、またさらにこの曲の良さを認識できた気がします。

今日、帰りの電車の中で、oasisの「Don't Look Back In Anger」を聴きながら、そんなことをふと思い出しました。
この曲にも何度も勇気付けられたから、リンクしたんでしょうね。

Oasis
(What's The Story) Morning Glory?

最近では、邦楽のCDは全く買わなくなってしまいましたが、久しぶりに買ってみよう、そんなことを思いながら家路につきました。

さくらの花の咲く頃は、様々なことを思い出す季節なんですね。

(あ、案の定、私のことを知っている方ならお分かりでしょうが、スピッツのCDを買うためだけに検索していたはずが、あれもこれもと検索していたおかげで、TM関連でも欲しいと思って購入に至ってなかったCDやあれやこれやもたくさん発見してしまって、カートにたくさんものが入ってしまい、困った状況になっています<笑>。)
最近、このブログにてグルミット話ばかりしていることに、昨日気付きました。。。

本題の海外ドラマについては、どうなってるのか?という声も聞こえて来そうな気がするので近況報告。

結論からして、毎日、もちろん、海外ドラマは見ています!

今週から、また「TRU CALLING」も始まりましたし、何と言っても私の中では、「Boston Public」の新シーズンが始まったのが、かなり大きい!

そして、「Boston Legal」も最初の心配をよそに刑事裁判も入るようになって来て、またまた考えさせられる内容が目白押しになってきています。

ということで、まずはこの辺りから本題の記事をアップしようと思っています。

そして、私がブログを書いていると知り、読んで下さっている方々から、
「どうしてあの番組が日本で放映されると決まって、あんなに喜ぶのか分からない」
とか、
「海外ドラマってあんまり知らないので。。。」
というお言葉も頂いているので、新コーナーとして海外ドラマ入門も作ることにしました。

まずは、上の記事と並行してご紹介できればと思っているのですが、「ビバヒル」など海外ドラマにはまるきっかけになったドラマのことも続々書いていく予定です。

ただ、若干時間がかかると思うので、その間、「また本題じゃない記事じゃん!」みたいな記事をアップしてしまうかもしれませんが、お許しください。。。
とうとう本日より、『ウォレス&グルミット 野菜畑で大ピンチ!』が本日より劇場公開です!

アカデミー賞にノミネートされたときには、『ハウルの動く城』のほうが話題になり、しかし、『コープスブライド』のほうが有力なんじゃ、、、などと言われておりましたが、アカデミー賞を無事受賞!

「チーズとクラッカーで乾杯だよ、グルミット!」と受賞スピーチで両氏が嬉しそうに言っていましたが、それがなんともウォレスらしくて、ファンとしては嬉しい限りでした。

W&G 紅茶で乾杯

日本では、ポスターにもシール対応で「アカデミー賞受賞」という文字が入りましたし、アカデミー賞受賞から公開までのここ何日間かは、かなりの宣伝攻勢をかけていましたね。
(詳細はこちら)。

今までの公開の時とは明らかに違う力の入れよう。

ファンとしてはとっても嬉しい限りですが、それと同時に、アカデミー賞の偉大さを目の当たりにした気がしました。



ニック・パーク監督&スティーブ・ボックス氏


ところで、そのアカデミー賞で、ニック・パーク監督とスティーブ・ボックス氏がお揃いで身につけていた蝶ネクタイ!

「たまたま持ってたんだよね」なんて言いながら、オスカー像にもお揃いのミニ蝶ネクタイをつけていたところが何ともチャーミングでした♪

あの蝶ネクタイ、会場でも一際目立っていた気がするのですが、誰が制作したものだと思います?

あれは、ポール・スミスのものなんだそうです。

イギリスが誇るデザイナーが、ウォレス&グルミットのアカデミー賞のために制作したと聞くと、国をあげて応援しているという感じがしませんか?
私はそんな思いが伝わって来て、嬉しくなってしまいました。

そして、お揃いのミニ蝶ネクタイまで作るなんて、さすがポール・スミス。
彼の遊び心が垣間見えて、楽しい気分になってしまいました。


本国イギリスを初め、アメリカでも第1位になったウォレス&グルミット。

数日前の朝日新聞で絶賛されていましたが、日本でもより多くの方々に見ていただければなあと思っています。

見終わった後に心がいつの間にか温かくなっている、そんな映画です。

疲れた心のビタミン剤を求めている方は是非どうぞ♪


<過去のW&Gの記事はこちら↓>
・アカデミー賞ノミネート
・東京国際映画祭にてニック・パーク監督に会えた!&映画感想
・アメリカで1位、しかし悲劇が!






アニプレックス
ウォレスとグルミット~チーズ・ホリデー~





アニプレックス
ウォレスとグルミット~ペンギンに気をつけろ!~






アニプレックス
ウォレスとグルミット ~ウォレスとグルミット、危機一髪!~

今日はアカデミー賞発表の日です。
『ブロークバック・マウンテン』のアン・リー監督が監督賞を穫ったので、作品賞ももちろん『ブロークバック・マウンテン 』だと思っていたら、、、

『クラッシュ』

でした。

びっくりした!!

ちなみに、後で詳細はもちろん書きますが、長編アニメーション部門は、『ウォレス&グルミット 』が受賞!!
すばらしい!!

これで、私の今週の英語レッスンでの飲み物代無料が決定♪
(先生と賭けしてたのです<笑>)

ちなみに、アメリカの方々はこの後、『デスパレートな妻たち』を鑑賞するみたい(日曜の恒例行事みたいです)。
司会も順調に進んでいるから、家に帰って『デスパレートな妻たち』が見られますね!って言っていたし。
うらやましいなー。

その『デスパレートな妻たち』のリネット役:フェリシティ・ハフマンも主演女優賞にノミネートされていたのですが、こちらは、惜しくも『ウォーク・ザ・ライン』のリース・ウィザースプーンが受賞しました。
しかし、その時、フェリシティは本当に良かったねーっていう感じで、リースの受賞をたたえてました。
良い人だなあ。。。
またまた株が上昇。

あー、今日の夜のWOWOW再放送絶対見ないと!!
創刊時から購読しているAERA。
取材を受けたこともあったし(結果、2行のみ記載されました<笑>)、AERAの記者になりたくて、朝日新聞社の記者職を受けたりもしました。

そんなAERAの今週号はこちら↓

Noel in AERA


どーん!とノエルが表紙です。
しかも、普通、ミュージシャンが表紙の場合は、「ミュージシャン ●●」となるのですが、
ノエルの場合、

「ロックミュージシャン ノエル・ギャラガー」

ロック、とわざわざ記載させるあたり、さすがノエルです。

ということで、今週ももちろん購入。
ノエルの記事によると、『Don't Believe the Truth 』に込めた意味は、「メディアに流れる情報を安易に信用しないように」という意味を込めたのだとか。

ノエル、良いこと言いますね。
やっぱりプロデューサーにして、レーベルを運営しているだけあります。
今の日本にも、世界にも必要な言葉かも。

まあ、「どう解釈してもいいけど」と断りつつ言ったそうですが、それがまたノエルらしいですね。

AERAがノエルにインタビューするとこうなるのか、という面白い記事でした。

ついでに、弟リアムは街一番の不良だったと記事に書いてありました。
ノエルが言ったなら間違いないですね。
それが今やランニング・マシーンの騒音で近所に訴えられるほど、健康に気を使うようになっているとは。。。
人って変わるんだなあ、、、と変なところで感心してしまいました(笑)。