10年近く着物を着て(ほぼ、姉に着せてもらってだが😄)やっと、自分の好きと苦手が解って来ました。
街の呉服屋さんの決算市に、姉と覗いた昨日の日曜日。
 
どう❔
もじり織のお召し。
私は
・古典柄が苦手、落ち着かない。
・柔らかもの、垂れものと云われる光る生地が苦手。 訪問着は持っているけど、結婚式は一通り終わっ た。田舎町では、街着に垂れもので闊歩するのは「おめさん、どご行ぐんだばね」と云われそうだ。
・元々紬が好き。
 
「もじり織り」
よこ糸をたて糸が縛るような形になる織り方で、粗い目にかかわらず目よれがおきません。通気性がよく、軽やかでやわらかな風合いに仕上がるのが特長です。
「お召」
先染め、先練りの絹織物。紬よりも上品な印象で、お食事や観劇などの普段使いから、茶席、ビジネスシーン、レストランウェディング等まで幅広くお召しいただける素材。スマートカジュアルとして重宝します。

・苦手なもの、1つ追加。上品なもの 笑

この「縦もじり」、西陣で織られたお召。
縦にもじり糸を用いて織ることで、細い縦縞にやや透け感があるように見える素材で、肌にさらさらと軽く気持ちの良い着心地が楽しめる。視線を縦に導くため、すらりときれいな着姿を演出してくれる。
厚みのあるお召よりさらりとしたお召となるとのことで、単衣の羽織にしても素敵なんだわと思う。
縦縞の線が透けていて、夏の襦袢では透け感を楽しむし、色ものの襦袢を合わせれば袷の頃も着ますわ。
 
週1着物は、ほぼ、リユースでまかなってて、それでも十二分なんけど。
基本リユースは古いもの、大枚出すなら今の柄、奇麗な色が着たい。
写真を取り忘れた紺の変形水玉の明石。好きっちゃ好き、似合うと言えば似合ったんだけど、紺の浴衣っぽくにも見える。付いている値札はその明石ちぢみの方がうんとうんと高い。高い方がお得かと欲かきババァになり悩んだけどの結論が、こっちの縦もじりの着物です。
夢さんの桜色の水玉帯は、この着物に合わせるというわけではないんですよ。