


おとといの日曜日に母と叔母(母の弟嫁)を連れて
大宰府の母の妹の家に行って来ました。
従姉妹の初めての赤ちゃんを見に行ったのが今年の四月。
それから半年過ぎたので、どれだけ大きくなっているのか
又見に行きたいと母はずっと言っていました。

小さな庭だけど、季節の花が盛りを迎えていました。
つわぶきの花。


秋明菊は白だけ咲いていました。

可愛いアブチロン。

初めて見る花でした。
灯台草(とうだいそう)と叔母から聞いたのですが
帰宅して調べてみると
トウダイソウ科、猩猩草(ショウジョウ草)とあります。
ポインセチアに似ているなと思ったら猩猩木(ショウジョウボク)は
ポインセチアだから仲間でした。

半年ぶりに見た赤ん坊は首がしっかりしてハイハイも少し出来るように
なっていました。
一時間ほどして私だけ、近所を散策してきました。
地名にもなっている観世音寺周辺です。
観世音寺~ネットより
観世音寺は天智天皇が母の斉明天皇の冥福を祈り、
80年の歳月をかけて天平18年(746)に建立した勅願寺。
天平の創建時には七堂伽藍(しちどうがらん)を配した大寺院でした。
大宰府政庁域の東に接して創建されていたので「府大寺」と称されており、
天平宝字5年(761)には境内に戒壇院が置かれ、
西日本随一の寺院と言われていました。
現在は江戸時代初めに再建された本堂(講堂)と金堂が残るだけです。
境内にある梵鐘(ぼんしょう)は、西暦681年に筑前国糟屋郡多々良で鋳造された日本最古の梵鐘で国宝になっています
。
まず、戒壇院へ・・・。







観世音寺へ。

観世音寺、宝蔵。
平安時代から鎌倉時代にかけての仏像13体(すべて重要文化財)などが展示されているそうです。
時間が無かったので、そのそばのコスモスだけ観賞して来ました。




国宝指定になっている梵鐘は、上手に撮れませんでした。

三十分ほど歩いて、又叔母の家に戻りました。
街路樹?道路の植栽には、シモツケが植えられているのに気付きました


このシモツケの花は楚々として可愛いです。

お土産に鶏飯を炊いて持参していました。
お昼にそれを食べようと思っていましたが、午後からの出発となり
散歩から戻った私と母と叔母のために
大宰府の叔母が早めの夕飯を用意してくれました。

決してご馳走ではないけれど、
白和えや、がめ煮など手のかかるものばかりです。
他に白身魚の入った吸い物、ミモザサラダ、酢のもの。
薄味でしたが、どれも美味しくいただきました。
母と叔母は姉妹で十歳違い。
「料理を含む家事一切から手を引いた母と大違いだ、
それに母の何倍も穏やかで優しいし・・・」
などと心の中で毒づいていたのは
私に兄弟がいないせいでしょう。
私が年老いたら、こうやって
訪ねて行く「心のよりどころ」は一切ありませんから。

