今日テレビでやっていた「アメトーーーク」というのがおもしろかった。

「勉強大好き芸人」たちのトークもとってもおもしろく、なかなかためになった!



そのあとの「部活で補欠だった芸人」たちのトークというのが、

おもしろかったと同時に、なんだかすご~く切なかったな。。。


普段おもしろいことばっかりやってる人達の、青春のほろ苦い1ページ。

「野球部あるある」ならぬ「補欠あるある」(笑)



絶対レギュラーになって、彼女に告白するんや!とか、

練習試合に女子が見に来るから、自分が補欠だということがバレたくなくて、

今、ちょっと怪我してるから出られないんだと

アピールのために腕にタオルを巻いてみたり(笑)

実は自分はレギュラーで、今試合してるのは二軍なんだ!と偽装するために、

レギュラーに向かって「おいおいおい~!ちゃんとやれやー!」と

偉そうに言ってみたりした(笑)とか!


補欠の子達は練習中ヒマだから!?みんな大体女子マネージャーの子を

好きになるのだそう。

いかに、マネージャーの子に気にいられるように手伝うか、に心砕くのだが、

結局、レギュラーのヤツとつきあってしまうんだ・・・とか。




イヤミと思われるかもしれないけれど・・・

ウチの兄ちゃんはずっとレギュラーだったから、

補欠の子の気持ちとか、その親の気持ちは、想像するしかなかった。。。



でも、今日のトークを見ていて、芸人さん達は、大人になった今でも、

その頃の辛かった気持ちとか、複雑な思いとか、悔しさとかを

持っているんだな・・・って。。。

それくらい、青春時代の「補欠かレギュラーか」ということは、

一大事だったんだな・・・って思いました。。。




兄ちゃんが、大好きな尊敬する先輩を差し置いて正捕手になった時に、

どうしたらいいかわからなくて、先輩にも申し訳なくて、

家で泣いていたこと。。。


「いつも打って当たり前」だから、打てない時のしんどさ、もどかしさ、申し訳なさ・・・。


肩や肘が痛くて痛くて、お箸も持てないくらいなのに、

休むわけにいかない、と気力だけで頑張っていたこと。。


勉強もしなければならないのに、体がクタクタなのと、時間がないのとで

どうしたらいいのか分からず心と体がバラバラになっていたこと。。。


そんな兄ちゃんを、ただただ、洗濯して、ご飯作って、

時々痛む体をマッサージしてやるしかなかったし、

「期待してもらってるかもしれないけど、こんなしんどい目に合ってかわいそうに」

とも、内心思っていた。



でも、今日の芸人さん達のトークを見ていたら、

補欠の子は補欠の子で、つらいつらい思いをしてたんだなあ。。。

やっぱり、彼らにとって、「レギュラーになる」というのは、すごく大きなことで・・・

いくら「試合はレギュラーだけでやってるんじゃない!部員全員でしてるんだぞ!」

と言われても、自分が試合に出られないことは、どうにも埋めようのない

やり場のない気持ちだったに違いない。

その息子達を支えていた親御さんの気持ちも、どんなに苦しくて辛かったことか。。。


分かっていたつもりだったけど、今日、改めて分かった気がした。




最後に、出川さんのエピソードが泣けました。


高校最後の夏。

今度こそは!と練習頑張ったけれど、レギュラーになれなかった・・・。

だけど、誰よりも声を出そう!と誓った応援席からの応援。

チームは県大会優勝!

監督の胴上げ!   主将の胴上げ!

そして、主将が

「次は出川を胴上げだ!お前が誰よりも頑張ってたことは、みんな知ってるからな!」と

レギュラーにはなれなかったけれど、

かけがえのない、素晴らしい仲間が出来たのだ・・・という結び。。。


兄ちゃん達も、そうであってほしいな・・・





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