家事や育児、お仕事で忙しいと・・・
ゆっくりご飯を食べている時間もない!
やる事いっぱいで焦ってしまう!
食べている時間を早く終わらせてゆっくりしたい!
ストレスいっぱい!
等・・・

 

だから、

時間がなくて食べるのが早くなってしまう。

気持ちが焦っているから食べるのが早くなってしまう。

そして、
食べた後にすぐに動いてしまう。

 

それを続けていると・・・

年齢を重ねて消化機能も衰えてくると・・・

消化器系にトラブルを起こしてしまいます。

 

 

「逆流性食道炎」結構多いそうです。

食道と胃の境目は普段はしっかりと閉じているハズなのに、

何らかの理由により、開いてしまい

食道の方へ食塊と胃液が逆流してしまいます。

 

胃は胃壁の粘膜によって胃酸から守られていますが、

食道はそもそも胃液は入らないはずなのでガードされていません。

そこに酸性度の強い液体が入り込むと食道は炎症を起こします。

 

食べ方がいつものクセになっていると、それを長年続けていることになりますよね

長年、毎度、食事の度に消化器に負担をかけていると、

粘膜が炎症。炎症したところに消化液がかかっている状態。


食道は炎症し続け、そのままの状態が続くと食道がんのリスクになります。

食道がんの手術はとても大変で、医者も自分がそれになったら絶対その手術だけはしたくないと言う程の大手術だそうです。

 

 

逆流性食道炎にならない様に注意したいことは、

食べてすぐに動いたり、ベルトや前かがみのような姿勢により胃を圧迫したりすると逆流しやすいと言います。

精神的な作用で消化が進まないでいると、これもまた逆流する原因となるそうです。

 

食べ過ぎずに、時間をかけてゆっくりとよく噛んで食べる事がいいようですね。

 

精神的な事で身体にも影響すると自律神経が正常に作用できなくなると消化システムに異常が起こると考えられます。

食べ物が口に入る前の、食べ物を見た瞬間や、匂いを嗅いだ瞬間から消化活動は始まります。

反応が起きてくるのです。唾液が分泌されたり各器官で消化の準備が始まります。

自律神経が正常に働かないと、そういった反応が起こらなないままに食べ物が体へ入り消化不良になってしまいます。

消化酵素がでにくかったり、出過ぎてしまったり、pHがうまく調整できなければ粘膜を傷つけてしまう事になりこれらは腸にまで影響し、しっかりと栄養を吸収できなければ細胞は生まれ変わることは出来ずに病の元になってしまう事もあります。

傷んだ細胞の修復が出来なかったり、免疫も十分に働くことができなかったりします。

細胞の不完全な状態は命に係わる怖い病気の始まりです。

単なる「胃もたれ」では済まなくなってきます。

 

 

噛むことを考えると、

リズミカルに噛むと、好き嫌いを判断する「扁桃体」の活動が抑えられ、不快という信号が大脳に送られにくくなり、ストレスを感じにくくなるそうです。前頭前野や海馬が活性化するという実験結果もあるようで脳がスッキリするようですね。

 

噛み応えのあるものをリズミカルに噛むと「幸せホルモン」のセロトニンが分泌されるようなので

何か噛み応えのあるものを食べてしまい止まらないというは、

慢性的ストレスや疲労、不眠などでセロトニンは不足すると言われる為、

落ち込んでいたり悩んでいたり不安が強い時などセロトニンを必要としていることから無意識に食べる行為が止まらなくなっていることも考えられます。

 

 

でも結果に食べ過ぎると逆流しやすくなってしまうので、心当たりがあれば、まずはその状態に気づいてくださいね。

 

 

上記のようなセロトニンの分泌させるには「噛む」以外にも方法はあります。

 

日照時間が減るとセロトニンの分泌量が減ると言われています。

冬は日照時間も減り、実際に冬にウツ症状が出るという病もあるようです。

冬は日照時間が減るし寒いので外に出るのがおっくうになる人もいると思いますが、

寒いけど、一日一回は外に出て日の光を浴びるようにするといいかもしれません。

 

それから、規則的なリズミカルな運動でもセロトニンは分泌されるそうです。

ウォーキング、水泳、軽いダンスなど。関節を大事にしたいので軽い運動にとどめてほしいなと思いますが

好きな音楽をかけて何となく上体をリズムに乗るだけでもいいように思います。

新鮮な空気をたくさん吸って・・・♪

 

「トリプトファン」(アミノ酸)を含むタンパク質も適量しっかり摂りましょう♪

良質の魚、乳製品、大豆製品、卵、緑黄色野菜など(脂質を摂り過ぎにならない様に注意しながら)食べましょう。

ビタミンB6も必要です。(ビタミンBは、B6だけ摂ればいいのではなく他のBもバランスよく摂って初めて作用するのでつまりは全体的な栄養バランスが大事になりますよね)

いつも、どんなときもバランスのとれた食事を食べる、食べ続ける事が大事です!!

 

セロトニン自体、多くは消化管に存在しているようなので、

消化管がダメージを受ければ益々セロトニンは不足してしまいます。

 

また、

疲労自体がセロトニンを不足させ、疲労によって不眠になることもセロトニンを不足させる為睡眠も大事です。

という事でいつもの、バランスのとれた食事睡眠軽い運動・・・という「健康の基本」になってしまいましたが。

 

 


早く食べる人はよく噛んでいなくて、消化不良のまま動いてしまって逆流性食道炎になる可能性があって、

たくさん食べる人はセロトニン不足から噛んでいたくて止まらなくて食べすぎてしまい食道の方へ逆流しやすく食道炎になってしまう可能性があると考えられます。

 

なので、

・早く食べてしまう人は、上記の病になりやすい事を自覚し、ゆっくり食べるように心がけて下さいね。

急いでも命が短くなるなら急ぐ意味はないのだから・・・

大丈夫、習慣は3歳の子供でもすぐに習得できるものです。と言われます。

「気づいたら直す」「気づいたら直す」を面倒がらずに続けると習慣になってきます。

 

 

・たくさん食べてしまう人は「心」が今どういう状態なのか考えてみる必要がありあそうです。

機能的に問題があれば、原因をはっきりさせて対処するのが望ましいです。

 

年々回復力が低下してくるので、何かを改善しない限りは、

そのままにしていても良くはならないと思えるのでそれぞれにあった改善方法が必要ですね。

 

 

 

骨格で見てみると・・・

「整体」と言うと腰の痛みや肩の痛みを何とかするものと思うかもしれませんが

自律神経や内臓にもいい影響をもたらすこともあります。

 

脊柱の一つ一つの骨の間には「神経」が通っていて、

その「神経」の行きつく先は「内臓」へとつながっています。

ですので、

背骨の並びにズレがあって神経を圧迫していると神経伝達が遮られれば

その先にある内臓の働きに影響すると考えられます。

 

骨格の歪みを整えて骨の並びを正しい位置に戻すと症状が良くなることがあります。

咳が楽になる。

胃の痛みが消えた。

空気が前よりも楽に吸う事が出来る。

便秘や下痢がよくなった。

良く眠れる。

安定しドキドキしなくなった。

イライラがおさまった。

お腹のひきつれが直り、お腹に変な力が入らなくなって体が楽になった。

などが聞かれます。

 

自律神経の影響で具合が悪くなる事が多く、症状はそれぞれ多様に生じます。

それには骨格の乱れによる自律神経の影響が考えられる為、

骨格を正し調整することで正常化に進むと考えられます。

 

 

「健康の基本3つ(上記の)」にプラスして「食べ方」「メンタルのケア」と、「骨格調整」を取り入れて健康を目指してくださいね

 

 

ミモザ整体院 HP