裁判終結。~オウム・サリン事件、テロ防止の観点からも真相究明を~ | 前略 火星人NKより

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オウム真理教の地下鉄サリン事件、松本サリン事件など一連の刑事裁判が、事実上、すべて終結しました。
1995年以来、16年の間に計189人が起訴されて、尊師こと麻原彰晃を始め、13人が死刑判決。
法の裁きは下ったものの、教団がテロに至った背景が、すべて明らかになったわけではありません。
麻原の世代ならば、東アジア反日武装戦線・「狼」「大地の牙」「さそり」の 連続企業爆破事件を、当然、知っているはずです。
丸の内のオフィス街を舞台にした、三菱重工爆破事件では、一般市民の死者を出すという想定外の事態によって、「狼」のメンバーは自責の念にかられます。
そして、その後は、爆弾の威力を弱めたり、人的被害が及ぶ可能性が少ないポイントを狙うようになります。
彼らの攻撃目標は、あくまで「企業」であって、一般市民ではありませんでした。
しかし、オウムの場合は、地下鉄の車内でサリンを散布すれば、一般市民を巻き込むどころか、大勢の死者を出すことが、あらかじめ想定されていました。
僕は当時、まさか、人を救うはずの宗教団体が無差別殺人を行うわけはない、と、耳を疑いました。「オウム潰し」のための謀略じゃないのかとまで、考えてみたほどです。
しかし、結局のところ、オウム真理教は、狂気のカルト集団と呼ぶしかない団体であったわけです。
そのカルト集団の罪は、はっきりしました。
ですが、なぜ、彼らが無差別殺人に走ったのか、その点が解明されなければ、オウム事件は、ただの世相を騒がせた事件で終わってしまいます。
そして、いずれ第二、第三のカルト集団による、無差別殺人が起きないとも限りません。
テロ防止の観点からも、真相の究明が望まれるところです。