江戸や明治の時代の人は、

どんなふうに冬を過ごしていたのかと、

毎冬、一度や二度は思うのである。

朝寝床から起きるとき、夕方帰宅したとき、

昔の人は大変だっただろうと。

火鉢で手を温め、背中を気にしながら、

どんな思いで暖をもとめたことか。

かの時代には、もう戻れないとも。

 

 

                合掌

 

 

 

一人の時間、一人暮らし。

社会に出た頃、一人を楽しむのが

大人になった証のように考えていた。

時代が変わって、考え方も変化する。

一人を満喫するためには、

緩やかな他者との関わりが必要だと。

人工知能ではおさまらない、人との関わり。

もう一度、口にしてみる、

一人の時間、一人暮らし。

 

                  合掌

 

 

 

己を以て人を量る。

比較文化の中で、それぞれが無意識に

この量り合いを繰り返してきたか。

見えるところはほんの一瞬、わずかな一面、

多くは形にも言葉にあらわれず、

心に留め置くもの。

ゆえに、

簡単に人を量ってはなるまい。

いかに認めていくか。

生きやすさは、ここから始まる。

 

 

 

                 合掌