2024年5月31日(金)
旅行もいよいよ最終日。
朝食はブュッフェスタイル
山形の芋煮や玉蒟蒻など頂けて山形グルメも思い残すことはありません
エントランスで花笠と記念撮影
かぶってしまうと顔が暗くなるらしく、手持ちしてパチリ。
荷物を預けて、近くの美術館へ。
広重美術館
天童駅から県道280号線、別名「温泉通り」をまっすぐ東へ進むと、徒歩15分で2対の蔵型に建てられた広重(ひろしげ)美術館があります。江戸時代後期に活躍した浮世絵師、初代・歌川広重から4代までの肉筆画や錦絵(にしきえ)が展示されています。風景画の巨匠と言われた広重の緻密な錦絵に、見入ってしまうことでしょう
写真撮影できる作品も何点かありました。
20分ほどで山形駅に到着。
コインロッカーに荷物を預けて、べにちゃんバス(市内の観光地を1回100円で巡るバス)に乗って市役所前で下車
歴史のある街並み
ただバス停から目的地までは道が分かりにくくて、Googleナビにお世話になりました。
文翔館(旧山形県庁)
山形県郷土館(愛称「文翔館」)は、1916年(大正5年)に建てられた英国近世復興様式の建物で、1975年(昭和50年)まで県庁舎及び県会議事堂として使用されていました。
1984年(昭和59年)に国の重要文化財に指定され、1986年(昭和61年)から10年の歳月をかけて当時の工法を元に忠実に復原工事が行われ、現在は山形県郷土館として無料公開されています。
正門前でパチリ
残念ながら雨が降っていました
エントランスからは重厚感のある階段が見えます
1階の展示室。
✴︎最上川は語る(旧土木科製図室)
山形を置賜・村山・最上・庄内の4つの地方別に分けて特産品や伝統行事などを紹介していました。
(ちなみに今回まわったのは村山地方のみ。山形は広いのでまた来たいと思っています)
この渡り廊下を渡ると
✴︎議場ホール
一旦、外に出てこちらの建物へ。
旧県会議事堂
主に訓示や辞令交付等を行った部屋で、現在で言えば講堂にあたります。かつては貴族院議員の選挙、県内の警察署長会議や旧制中学校長会議等の重要な会議にも使用されました。 大理石の飾り柱等は当時のままですし、内装は特に豪華に作られています。 天井は花飾り等のある漆喰天井で、職人が細やかな花びらを1枚1枚作りあげました。
✴︎知事室
こちらも映画のロケ地になっています。
知事の執務室として使用されていた部屋です。当時の様子がわかるように机・椅子・壁紙が復原されています。当時の壁紙の模様からザクロやブドウなどをそのままに写し取り、壁紙を復原しました。
階段を降りる時に目に入った月桂樹のステンドグラスが素敵🍃
2時間くらいかけてゆっくりと見学したので、外に出たら雨は上がっていました
七日町御殿堰
御殿堰」は約400年前に、山形城主の鳥居忠政が山形の町の生活用水や農業用水を確保するために作られた「山形五堰」のひとつです。
こちらの蔵をお店として使っているClassic cafeでランチ
店内も天井が高かったり梁が太かったり、当時のまま保存されています。
山形牛がゴロゴロ入ったシチュー仕立てのオムライスを注文。
ずっと和食が続いていたので、久しぶりの洋食でより美味しく感じました
紅の蔵
紅花問屋として財を成した長谷川家の邸宅や蔵が見学出来ます。
蔵の中では五月人形の展示をしていました
もう一つの蔵はお土産物屋さんだったり、中庭を散策出来たりとなかなか楽しいスポット
蔵の中には重要文化財の宮殿型厨子も展示してありました。
(青山永耕筆の紅花屏風は複製品のみで、実物は山寺芭蕉記念館にあるそうです)
紅の蔵の向かいのバッグ屋さん(昔は袋物師として商売されていた藤田さんのご子孫のお店)で母とお揃いの布バッグを父が買ってくれました
このお店の前がバス停なので、再びべにちゃんバスに乗って山形駅へ。
ホテルで特典クーポンを貰っていたので、オランダ煎餅や刺身蒟蒻を沢山買っておまけをもらったり
新幹線で食べる駅弁やスイーツも購入して、帰りの新幹線タイムも楽しく過ごせました
山形旅行記に長々とお付き合い頂きありがとうございました。