⑩NIPPONIA HOTEL竹原 製塩町 | みみうさ☆ライフ

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宮島を後にして、竹原へ車

竹原はガイドブックにはあまり詳しく載っていないのですが…

塩で栄えた竹原の歴史を今に伝えるのが、「浜旦那」とよばれた豪商たちが残した町並みです。国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)にも選定された竹原の町並み。重伝建は昨年末の時点で全国に110あるが、竹原は昭和57年、全国で19番目に選定されました。
歴史的な建物の残存率や密集率は110地区の中でもトップクラスといわれています。


この豪商たちが残した築100年を越える民家をリノベーションして出来たお宿がNIPPONIA HOTEL🇯🇵

VMGグループは関東にはほとんど無くて知らなかったのですが、レストランも手掛けていて私のお気に入りのグラン銀座もこちらの経営だそう。


古い建物の外観はそのまま生かして中身だけ綺麗にリノベーションしていて、町屋ステイ気分を味わえます音譜



町屋も色々なタイプがあるみたいですが、私達が泊まったのは2階がある長屋の中の1つ。




おもてなしのお菓子はシェフのお手製フロランタン🍪




1階に和室やお風呂、2階にベッドルームがありました。



夕食の時間まで付近をお散歩走る人




右の角にあるのが古い銀行です↓




通常の町屋ステイだと仕出しご飯になってしまう事もありますが、昔旅館だった建物を食事処にしていて、地産地消のフレンチを頂けますナイフとフォーク





まずは広島のレモンビールで乾杯🍻


レモンの香りが爽やかで夏にピッタリ🍋


宝石緑アミューズ


地元農家さんのお野菜にんじんの甘みをしっかりと味わえます。



ここからはペアリング日本酒


〜竹原の日本酒の歴史〜

竹原は、平安時代に、京都下賀茂神社の荘園として栄えた歴史から「安芸の小京都」と呼ばれています。製塩業で栄えた竹原の地は、日照時間が長く、降雨量が少ないため、塩田に適した環境でした。この環境は、米つくりにおいても適した環境でした。お米と塩田により潤う地域経済と相まって、大正時代には酒造りが大きく発展しました。全盛期には、26件の造り酒屋が存在していました。今でも3蔵でお酒を造っています。




1種類目は中尾醸造の大吟醸「幻」


林檎の皮の酵母りんごと八反米、新千本という酒米で造られているそうで、ひと口目はフルーティー、飲み進めていくと後味すっきりの辛口ウインク



宝石緑前菜①


カマスの瞬間燻製と無花果

広島産レモンのマルムナード


カマスが香ばしくてレモンの泡状ソースが美味🍋


宝石緑前菜②



玉蜀黍と稚鮎のベニエ


お漬物を使ったソースで和風テイスト。

こちらには藤井酒造の「夜の帝王」を合わせて。


藤井酒造のモットーは食事に合う日本酒日本酒

帝王と名前が付いていますが、アルコール度数も低めで(酔っ払わずに夜通し遊べるので帝王⁈)かなり飲みやすかったです



宝石緑スープ


広島産穴子の焼霜と冬瓜のコンソメ




3種類目は竹鶴酒造の純米酒「秘傳」

こちらは熱燗と冷酒でかなり味が変わるそうで両方用意してくれました日本酒


竹鶴酒造は言わずと知れたニッカウヰスキーの創業者。

秘傳は熱燗にするとウイスキーの様な濃厚な味わいで、さすが竹鶴だなと思いました



宝石緑お魚料理


スズキのエスカロップ吉名産ジャガイモのブランダートとトマトのコンフィ


ジェノベーゼソースが添えられていて、全て混ぜるとマルゲリータの様な味になります🇮🇹



最後は中尾醸造の純米雄町「誠鏡」


酒米の雄町は山田錦よりも甘味がすっきりしていて旨味が強く、食中酒にはぴったり。

こちらはリンゴ酵母ではありません。




宝石緑お肉料理


峠下牛ロース肉のグリエ 山椒香る味噌のコンディマン


この地元の銘柄牛が本当に美味しくて爆笑

お取り寄せしたいラブラブ


宝石緑ご飯


瀬戸内産蛸の出汁茶漬け🐙




宝石緑デザート


パイナップルのクレープシュクレ


これはアジアンな感じのデザートでした🍍



最後はプチフールマカロン




旅行先でこんなにレベルの高いフレンチはなかなか無いので、大満足合格


スタッフさんの日本酒の知識も豊富で、とても勉強になりました照れ





冷蔵庫の中の日本酒やおつまみもプランに付いていたので




3酒造の飲み比べをして、この旅行最後の夜を楽しみました日本酒