2022年8月19日(金)
翌朝の朝食もちょうど良い量で完食![]()
恒例のお宿前写真を撮って、岩国観光へ。
錦帯橋は夜間無料でしたが、昼間は通行料がかかるのでお得な周遊券を購入。
昼間は見晴らしは良いけれど、夜の方が趣きがあって好きです![]()
対岸に到着
しばらく歩いていると立派な門が見えてきます。
香川家長屋門
岩国藩の家老であった香川家の住宅の表門で、1693年に香川正恒が建立。 瓦に1個づつ家紋が刻してある長屋門の他に、通用門、平時門などがあり、身分、用件によって使いわけられていました。
なかなか重厚な造りですが個人宅の為、中は全く見学出来ず残念
更に山側に歩いて行くと広い公園があります。
吉香公園
「吉香公園」 (きっこうこうえん) は旧岩国藩主吉川家の居館跡で、1880年(明治13年)から1968年(昭和43年)まで旧制岩国中学校~山口県立岩国高等学校として利用されていた場所を、高校の移転に伴い公園にしました。
旧目加田家住宅
目加田家は、天正年間に吉川元春に召し抱えられ、その後、吉川家が岩国に移封された際に藩主広家に従い、この地に居を構えた家系です。
旧目加田家住宅は、18世紀中頃と見られる中級武家屋敷の数少ない遺構として、国の重要文化財に指定されています。
こちらでもボランティアの方が岩国瓦(両袖瓦)や家の造りについて詳しく説明して下さり感謝。
身分の高い方を見下さない様に、表から見ると平屋造りで裏から見ると2階建てだったそう。
公園を抜けるとロープウェイ乗り場があり、こちらは周遊券で乗れます🚠
5分ほどで頂上に到着。
この山にお城があります🏯
岩国城
初代岩国藩主吉川広家によって慶長13(1608)年に作られた山城で、眼下を流れる錦川を天然の外堀にし、標高約200メートルの城山に位置していました。三層四階の桃山風南蛮造りでしたが、築城後7年で一国一城令により取り壊されました。現在の天守は、昭和37(1962)年に再建されたものです。
岩国城の歴史にまつわる物が展示されていました。
ここで出てきた「三本の矢」という言葉。
- 激動の時代を生きるため、父・元就が長男・隆元、次男・元春、三男・隆景に与えた教訓が有名な逸話「三矢の訓」でした。三兄弟に一本ずつ矢を持たせて、「一本なら簡単に折れてしまうが、三本束ねれば簡単には折ることはできない。三本の矢のように三人が力を合わせれば毛利は安泰なのだ」と一家の結束を誓わせました。
(息子には馬鹿にされましたが、中高一貫校で理系クラスだったので、高校では日本史はほぼ習わなかったんです
)
次男を吉川家、三男を小早川家の養子にすることで、毛利家が途絶える事なく栄えてきた理由が分かり、山口〜岩国〜広島と巡って点と点が繋がりました![]()
天守閣からは錦帯橋が綺麗に見えました。
再びロープウェイに乗って地上に戻り、残りの見所をサクサク周りました
吉香神社
吉川家厩門
徴古館
無料で見学出来ます。
吉川資料館
こちらは入場料500円かかりますが、雪舟の水墨画や甲冑・刀など展示してあり、吉川家の歴史を詳しく知る事が出来ました![]()
最後に主人が食べたがっていた瓦そばのお店へ。
茶そばに錦糸卵やお肉が乗っていて、天つゆの様な甘めのお出汁で頂きます。
瓦に焼かれた麺がパリパリして美味しい
山口県の名物なので、最後に食べられて良かったです![]()
宮島編につづく。


















