今年最後の謡の会が22日に行われました。


三輪

鉢木

富士太鼓

船弁慶

猩々


謡を抜かず(省略しない)に謡うので

一曲終わる事に足がシビシビ(;´▽`A`` 

40分前後座ってますからね


でもおかげさまで、普段の生活で正座が苦になりません。


今回は船弁慶のシテを勤めさせていただきました

相変わらずいい加減なので、お稽古は前日に少しやっただけ…超初心者の癖に舐めきってますな。


今まではただ謡っているだけだったけど

お能を機に、人物の心情を考えながら謡う余裕が出来たように思います。


(当然、それを耳で聞こえるレベルには反映できません。何十年もの修行が必要です)


次は、正月の初会で「熊野」のシテかーしんどいなー


平宗盛の愛人「熊野(ゆや)」は、郷里に置いてきた

母の具合が良くないという知らせを受けて、

暇を願い出るが、宗盛は花見の酒宴に付き合えと許してくれず

清水寺まで同行させられます。

母親のことが心配で鬱鬱としていた熊野だが

宗盛から、宴の席で一差し舞えと命じられる。

舞っている最中に村雨が降り出し、それを見て

熊野は老母を思う気持ちをしたためた歌を詠みます。

感じ入った宗盛は、その場で帰郷を許す。というおはなし。


清水寺へ向かう道中の、京の街並みの描写など、

聞かせどころの多い名曲なので、シテ謡でぶち壊さないように頑張りたいと思います。

お稽古しよう。