あっという間の土曜日です。
私の友達で美容師の女の子がいます。
昨日の夜、その子のコテモデルの練習で明治神宮に行ったんです。
あやの手をみていて、鼻の奥がツンとしました。あやが専門学生で、私の大学生だったとき、あやの手はいつも真っ赤で、カサブタが治る前に新しい発疹や赤切れができて、毎日シャンプーするから、かわいそうなくらい荒れてました。
ふとあやの手をみたら、あの頃に比べると本当にキレイで細くて、ひとかわむけた手をしていました。
泣きそうになりました。
8年間たって、スタイリストになるあやは本当にキラキラしていて美しい。
勉強熱心で、天真爛漫で、スタイルもよくて、オシャレで、努力を人に見せない、うらやましいくらい素敵な女性です。
わたしはそんなあやを見てきたから、最初からそうじゃなかったこと、少しだけ知ってる。
なりたい自分に向かっているあやを、見てきたのに。
私はなにをしていたんだろう。やっと気がついた。歯を食いしばって、くやしい気持ちをたくさん経験してきた人と、私の間には比べるのも恐れ多い雲泥の差がある。
あやが前に言っていた、
私は生活する為に働いているんじゃない、やりたい仕事をする為に人生を生きている!
こんな言葉、私には言えないよ。
かっこよすぎるよ。