パーキンソン病になってから、
変わったことがあります。
それは、
父と約束ができなくなったこと
です。
明日、孫と公園に遊びに行こう~
と誘うと、、、
にこにこしながら
明日の体調がどうなっているか分からないから約束はできないよ
と言われます。
来年の予定を話すと、、、
にこにこしながら
来年は、体が常に動かなくなっているかも知れないから、約束できない
と言われます。
父にとっての「明日」は、
当たり前に来るものではなく
「無事に来るかどうか分からない日」
なんだと思います。
私は、
そんな父に
どんな風に返事をすればよいか
分かりません。
私はいつも、
大丈夫大丈夫~!
と明るく言います。
その言葉が
ただの気休めになっていることは
互いに分かっています。
けれども、
それしか言葉がみつかりません。
どうにかしてあげたくても
何もできない。
自分は無力である。
そんな現実を突きつけられる一瞬です。