報恩講法要 | 柴犬あるとふゆの時々日記

柴犬あるとふゆの時々日記

柴犬ある(平成24年10月生)とふゆ(平成26年8月生)の成長日記です。

昨日は、報恩講法要合掌でした。

報恩講とは、親鸞聖人の遺徳を偲び恩徳に報いる法要で、

浄土真宗にとって一年のうちで最も大切な法要です。

3日間で5回の座があります。

私は、中日の昼座にお参りに行きました。

 

 

     コチラお寺の境内には菊の花が咲いていました。

 

 

 

 

mimikaは生後4か月で8月の盂蘭盆会(うらぼんえ)に初お参りし、一年間の行事の中では、ご正忌報恩講、春季彼岸、永代経法要、盂蘭盆会、秋季彼岸会、報恩講法要、暮れのお参り、毎回欠かさずお寺までお参りに来ましたが、今回は風邪の為、初めてお休みしました。

久しぶりにmimikoお母さん一人でのお参りになって、少し寂しかったです。汗汗汗

お寺の住職さんが言われる事は、浄土真宗では亡き人はいつも私たちの近くにいてお盆だけ帰ってくるという事ではありませんよ。って言われます。

でも、私が毎回お寺の行事に参加させていただくのは、一度も会う事の出来なかった義母がお寺に行くと、もっと近くでそばにいてくれるような気がするからです。

お母さん今度はmimikaと一緒にお参りさせてもらいますね。合掌

 

 

義母は、まだ主人が学生だった頃、短命で亡くなり今年33回忌法要を終えました。

義母は主人と義姉を育てる為、3つの仕事を掛け持ちで働いていた時があるそうです。ガッツガッツさま

主人も義姉も「とても優しく、いろんな料理を作ってくれ、弱音を吐かない頑張り屋のお母様だった」と話します。

義母が亡くなった時の話を初めて聞いた時は、1週間ほどは何かしていても自然と涙が溢れ出て、主人家族が当時暮らしていた近くを通ると、今でも何とも言えない気持ちになります。涙涙

義母が亡くなった歳を超えた私ですが、私は今でも母を頼っているのに母が亡くなるとは今の私には想像もつきません。

まだ学生で母が恋しく寂しく思うのに、主人はこれまで何て精神的にも強かっただろう。

幸い、叔父・叔母が近くにいてくれたので、少しは寂しさも紛れていたんだと思います。

主人と結婚して叔父や叔母の有難さに私からお礼を伝えると「私達は何もしてないよ。〇〇君も寂しかっただろうけど頑張ったからね。」と言ってくれました。

叔父や叔母には主人の心の支えになってもらい本当に感謝しかありません。

80歳前後になられた叔父・叔母には義母の分まで一日でも長生きしてほしいと願ってます。

今は主人一人の働きですが、今義母が生きていれば贅沢な生活は出来なくても、いつも明るく笑いの絶えない普通の暮らしは出来たのにと思います。

親孝行をしてあげたくても、してあげられないのが辛く残念だと思います。

 

 

今6歳のmimikaですが、物心ついたころから義母のお仏壇の前で朝晩手を合わせます。

朝は「〇祖母ちゃん!今日も一日頑張ります!」と言って寝る前は、おーちゃん(主人)とお母さんとmimikaの分だから3回ね!!と言って頭を3回下げしっかりとお参りして寝ます。

毎日欠かさずお参りする姿は、母親の私でも関心するほどです。

私達の部屋にお仏壇があるので、主人が家で仕事をする時は後ろから義母が見守ってくれてる感じです。

義母が亡くなった時、主人が学生だったという事もあって、お仏壇の中は三具足、おりん、線香差しかありませんでしたが、一年一年目標を持って、今年は打敷を購入しよう。

 今年は過去帳(お位牌の白木のままだったので)・過去帳台を買って住職にお願いしよう。

今年は両脇侍(左右掛軸)をお寺さんを通じて本山にお願いしてお迎えしよう。

と一年一年お仏壇の中も変わりつつあります。

お仏壇も古くなっているし、回忌の年に買い替えが良いと聞いているので、新しいのを義母にと思いますがまだまだ未定なので、この数年内には是非買い替えしたいと思ってます。

 

     コチラお寺の裏手から見たところです。

 

 

     コチラ春には枝垂れ桜が見事に咲き、とても綺麗です。

       今は、楓が紅葉し始めてました。