『いま、殺りにゆきます』平山夢明
見知らぬ相手から突然、殺害予告を受けた女性の恐怖を描く表題作。
愛犬の足が何者かにより一本ずつ折られていく「だんだん少なくなっていく」。
電車内で理由もなく乗客を殴り続ける暴漢が現れる「おら男」。
深夜の山中で立ち往生したカップルに凶徒が襲いかかる「峠で壊れて」。
著者が綿密な取材を元に悲劇に巻き込まれていく人びとを描いた36話を収録。
修羅が支配する、地獄と化した現代を描写する実話恐怖短編集。
タイトルのパロディーさに興味を持って借りてみた。
数話読んで、即返却。
どんだけ実話を強調しても、
グロい話はグロい。
悪趣味としか思えんのだ。
