現代はスピード時代です。

 

日々色々な情報がTVに限らず、パソコンやスマホにも流れて来ます。

 

しかし、情報の量があまりにも多くよほど目立ったものでないとあっという間に埋もれてしまいます。

特に人のためになったり、癒されたり、いわゆる良い情報は悪目立ちする情報よりも埋もれるのがはやいものです。

 

こうなって来ると、「悪目立ちする方が何日も話題になるなら」と、炎上を起こす方へと流れる輩は多くなります。

 

それは、今日では「良かろうが悪かろうがお金に結び付くから」です。

 

つまり、お金のためなら倫理や道徳、道理や理由、思いやりや優しさなどは二の次、後から付け足せばどうとでも言い訳出来る・・・「お金さえあれば」という思考になっているからで、大変危険な考え方です。

 

確かにお金があれば色々な事が叶うでしょうが、それを手に入れるために誰かを陥れ犠牲にし、自分の尊厳まで売り渡そうとする人が悲しいかな、今ではあちこちにいるようです。

 

人は目立つ方へと流れやすく惹かれやすいものです。

 

倫理や道徳、道理や理由、思いやりや優しさなどが大切だとわかっていながらもお金につられてそちらに付いて行く人はいます汗

 

周りから白い目で見られ後ろ指をさされても目立っていてそこそこお金を持っている人にはコバンザメのようにくっついてよいしょし、ご機嫌を取っていればおこぼれにありつけ何なら毎日ご機嫌を取っている相手になった気になれ難しい事を考えずに寄生出来ると考えるからです。

 

人は浅はかな考えをするようになると目先の事しか考えられなくなります。

逆に言えば目先の事しか考えていないという事は、浅はかな考えしか出来ない・・・つまり、賢くないという事です。

 

賢くない人と言うのは計画を立てる事が苦手です、頭を使って考えなくてはならないからです。なのでさほど頭を使わなくてもよい目先に気を取られるというわけです。

 

目先の事しか考えないので問題が起きると対処できず、人に頼る事しか出来ず「何すればいいはてなマーク」「どうすればいいはてなマーク」とオロオロあせる

 

そこに「こうして」「ああして」と、てきぱき指示を出し事を治めてく人がいると、困った時はその人頼みになって手放せなくなるんですね・・・ただ、これもまた危険な兆候汗

 

これって何かに困って怪しい宗教や占いに嵌ってしまう構図と同じだからです汗

 

最近では「逆張り信者」などと言って炎上を賛美する人もいて・・・ん~困ったものです汗

 

全ての人が同じ方向を向くのがよい事だとは思いませんが、もはやいちゃもんレベルの言いがかりの尻馬に乗るのはいかがなものかと思うのです汗

 

話しは少し逸れますが、今、SNSでは先日の格闘技イベントで勝者に贈られる花束をごぼうの党とかいう政党の党首がリングに叩きつけたと騒動になっていますね。

「炎上商法」や「日本の恥」と色々と言われています。まぁあんな大舞台であんなことすればそれなりに言われるのは覚悟の上だったでしょうが、その後の取材を受けてのコメントの方が私的には「あ~馬脚を露しちゃったね」って感じでした。

 

あのイベントは世界配信だったようで、花束事件は各国でもセンセーショナルに報道されましたし、RIZINのCEO榊原氏は当日に謝罪したにも関わらず、本人のコメントは後日受けた取材でやっとこさ皆が知る事に・・・

 

しかし、その理由はどれも私的なものばかり・・・これに私は違和感を覚えました。

 

あの試合に花束を渡す権利を獲得したわけですから、どんなメディアが来ていて、どんな放送がされていて、どれだけ注目されているかくらいは知っていたでしょう。

それを私的な感情を抑えられず実行してしまう人が政治家で「若者のために」とか「日本を救う」とかって言っている矛盾・・・呆れます汗

 

私的な感情を抑えられない組織のトップって独裁者にしかなれません。

 

ちょうど、葛餅で有名な船橋屋の社長の交通事故恫喝問題もそうですね。

こちらは、ご自分で社員にパワハラしていたとインタビューに答えているくらい自分の感情のコントロールが出来ていない事に自覚がなくてボロが出ちゃったタイプ・・・汗

SNSではもはや消せない恫喝動画が無限に拡散され、それにビビったのか社長なのに謝罪もなく辞任と報じられているところをみると本来のメンタルはそれほど強くなく、地位や権力を振り回しイキッた末の結果という所でしょうね。

実は私、この船橋屋のネット会員で鬼滅とコラボもしていたお店なので非常に怒っておりますむかっ

恫喝した社長は辞任したとはいえ株は持ったままなのだそうで、数年たてば社長へ返り咲くだろうと言われているようなので、残念ですがネット会員は退会します。

 

こうも毎日あちこちで目立ちたがり屋の蛮行を見たり聞いたりしていると気が滅入って何もする気が起きなくなる人もいると思います。

 

それは「学習性無力感」から来る気分の落ち込みかも知れません。

 

「学習性無力感」とは、以前は抵抗して逃げ出せたり脱出出来たりしたものがある時から出来なくなり努力しても脱出出来ずに諦めるようになる事です。

嫌な事に繰り返し合うけれど逃げ場所が無いので、嫌な事が過ぎ去るまで待つようになるんです。

 

例えば、精神的DVを仕掛けてくる相手の嫌味をじっと我慢したり、パワハラ上司の嫌がらせに会いながらもおいそれとやめられなくて我慢したり・・・

 

そこで、「自分さえ我慢すれば・・・」と考えたり、誰かから「あなたが我慢するだけで全てが上手く行く」や「そんなに怒らなくてもいい話し」などと言われたりして自分の要望すら出せなくなったり・・・ここまでくるとメンタルは削られ過ぎてボロボロになってしまいます。

 

先ずは、戦うことよりも心を守り立て直す事を優先しましょう。

 

メンタルを削られる情報からは遠ざかり、何なら遮断してしまいましょう。

大丈夫、世間一般で問題になるような事は他の人がちゃんと戦ってくれます。

 

個人的に目立ちたがり屋と戦わなければならない時は、よくよく策を練り時間をかけていかなければならないので焦りは禁物、ギリギリのメンタルではなく余裕を持ったメンタルにまで引き上げて挑みましょう。

 

最近では、白黒思考の人がとても多くなっているようで非常に心配です汗

 

自分が原因なのに人のせいにする人と、自分が原因ではないのに自分のせいだと思っちゃう人の二極化現象とでも言いましょうか・・・汗

 

目立っているからとふらふらと近づかず、目立っているからこそその発言や行動をよく見るて考える事です。

 

ただ見たり聞いたりするのではなく、常に疑問を持って見る事、聞く事、が深く考えるための・・・奴隷思考にならないためのコツです。

 

 

このお話が誰かの心のヒントになれば幸いです音譜

 

 

 

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