読者の方からお便りが届きました。

自宅開業をしないで、ダブルワークをしながら頑張ってピアノの先生を続けてきた方です。

配偶者の支援なしで、ピアノ講師がひとりで生きていく場合、社会保険と国民年金の問題も解決でき、非常に現実的な方策と思います。

みめ先生

おはようございます

ブログ記事拝見しました

ブログを見て自分のことを振り返ったりダブルワーク先の同僚のケースを思い出したのでシェアさせていただけたらとメッセージしました。

私は40代で42歳で結婚しました。晩婚のため

結婚し自宅でピアノ教室をする友人達をみて羨ましく思う時期正直ありました。ないものに憧れてしまっていました笑

私の実家はピアノ教室ができるような間取りでなく初めから諦めていました。そのため

自宅開業でなく雇われ講師を18年くらいしていました。

カルチャーセンターやYAMAHAなどではない街の3店舗ある音楽教室です。

そちらと並行し、ダブルワークでコールセンターにて18年くらい働いていました。

パートですが、ずっと社会保険に入っていました。

週4日8時間勤務

週2日ピアノ指導

この生活は独身実家暮らしだったのでできたんだなと改めて思いました。都内は時給も高く従業員数が多い会社なので、社会保険加入は必須でした。

その時の勤務先コールセンターには習い事の先生ダブルワークが多くいました。

同僚にピアノ講師だった人もいて、その人は出張ピアノレッスンをメインにやっていてその後音大生専用マンションでピアノ指導可能物件見つけて、生徒さんを音大生専用マンションで指導していました。コールセンターとピアノ指導で音大生専用マンションの家賃を払われて生活されていました。ワンルームにグランドピアノを入れて住まいと兼用。その後ご結婚されて家を建てられて音楽教室を自宅でやっています。

音大生専用マンションはレッスンお断りも多いと聞きます。いい大家さんだったと言っていました。溝の口付近です。

現在は療育の児童指導員で音楽を指導しています。

休みの日には、昔教えていた生徒たち、紹介での出張レッスンとオンラインレッスンを行っています。

出張レッスンは、ご家族ご兄弟を見ることが多いので1日で数名レッスンできます。自宅開業できない私のような人はいいかと思います。

出張レッスン先は、みなさんアップライトを持っているので教え甲斐もあります。

出張レッスンの委託会社も調べて相談会に行ったことがあります。音楽教室のように割りは悪いかもしれないですがこういう仕事もあるんだという認識ができました。

その時はオンピーノという会社へ行きました

https://www.onpino.jp/lp/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_term=onpino&utm_campaign=OP_A01_%E6%8C%87%E5%90%8D%E7%B3%BB&yclid=YSS.1000036354.EAIaIQobChMI7pTP_oqxhwMVWc8WBR1u9AU1EAAYASAAEgKrFPD_BwE

他にも

エルパ

https://lesson.music-lpa.com/child-piano/

自分が出張レッスンする際こちらを参考にしたことがあります

私は生活圏でない場所で音楽講師として働きたく

また数字が苦手で自分で経営をするよりは、お月謝手取り少なくても雇われ講師でピアノ指導だけに専念したい。その分安定している事務職でお給料を補い社会保険に入って安心感を得て雇われ講師をやっておりました。

カルチャースクールは、30分レッスンで一回分の手取りは700円から900円くらいでした。働きたい人は演奏も並行している人が多かったです。音楽教室の明細を見るとあれだけ教えてワンレッスン何百円という単価でこれだけ頑張ったのにと思うことももちろんありました。

交通費がいただけないカルチャーセンターは

生徒が休んでも報酬はいただける

振替はなし

楽譜は先生が用意して立て替える→今はAmazonなどで買えるのでないかと思いますが、立替辛かったです。

交通費がいただけて

生徒が休むとその日のレッスン代はもらえない

振替は営業日3日前までの申告ならする

→楽譜は音楽教室が注文してくれる

いろいろなお教室で働いてきました。

それぞれの価値観やワークライフバランスの考え方がありますね。

みめ先生のブログを読み少しでもこんな働き方もあるんだということを伝えたく長文になりましたが、お役に立てたら嬉しいです。

配偶者や両親の援助なしで生活する場合、家賃、年金社会保険料の支払いはかなりの金額になります。

正社員として入るのではなく、業務委託で仕事をしていると、ここのところがほんとに厳しいのです。

夫や両親の扶養に入っていた方は、この辺をほとんど意識する機会はなかったかもしれませんね。

ダブルワークによるピアノ講師の経済的自立ケース