教本の構造を理解して教えれば
どんな生徒が来ても大丈夫です。
そうなれるためのお話をたっぷりと。


 初回はピアチャレレパートリーの使い方。選曲、アレンジ、配列、運指の狙いや、製作途中の試行錯誤、この形に至った経緯など詳細にお話します。

 第2回は、2巻以降モニターとして校正を手伝っていただいた奥めぐみ先生をゲストにお迎えし、シリーズ全体を実際のレッスンでの生徒の反応について、事例提供と分析をお願いしています。

 第3回は、ピアチャレを核に両手奏まで1年程度でスピード到達する道筋を研究します。ピアチャレを核に組み合わせるテキストとその使い方を具体的に検討します。

5月8日(木)第1回  
ピアチャレレパートリー詳細解説

6月10日(火)第2回 事例分析
          
ゲスト 奥めぐみ先生(ピアチャレシリーズモニター担当) どれみ文字をふった音符の読譜指導の留意点

8月5日(水)第3回 
両手奏にスピード到達!

時間は、すべて10時から12時


受講料 全3回 12000円 4000円×3回
 

セミナー実施にあたって 〈1年で両手奏へ〉

 ピアノ導入教材『はじめてのピアチャレ』(音楽之友社)シリーズは、山本美芽が『ピアノ教本ガイドブック』『練習しない子のためのピアノレッスン』(音楽之友社)『音楽力を伸ばす「譜読み」の基本』などで発表した研究をもとに、現場のピアノ講師の先生方との対話を重ね、音楽之友社との協力によりできあがりました。
 1冊目の刊行直後より「これなら弾けそう」「ピアチャレだと子どもが練習する」など異例の反響。シリーズ4冊目「ピアチャレレパートリー」では音域が1オクターブに広がり、左手が伴奏パターンを弾きますが、この段階への到達としては相当に絞った曲数で、スピーディに進んでいます。
 刊行から1年が経過し、シリーズ4冊が揃った2025年は、実際にレッスンで使って起きた子どもの反応や変化を分析し、ピアチャレを核に他の教材も組み合わせて理想的な教本カリキュラムを提案。練習時間が少ない子でも「レッスン開始から1年で両手奏」を実現するために、知っておきたい詳細部分をお話します。

 
5月8日(木)第1回
第1回 ピアチャレレパートリー詳細解説
     選曲のポイント
     左手パターンの段階
     5種類の指づかい
     レパートリ―以前に定着したい1~3巻の内容

6月10日(火)第2回  
第2回 事例分析 ゲスト 奥めぐみ先生(ピアチャレシリーズモニター担当)  
     どれみ文字をふった音符の読譜指導
     左手伴奏の段階的発展
     手の大きさ・柔軟性と指づかい
     他の教本と組み合わせたカリキュラム案

8月5日(水)第3回
第3回 両手奏にスピード到達!
     Cポジション導入で導入期を圧縮
     両手奏に向けた積み上げ
     既存教本との組み合わせ
★受講ご希望の方は、山本美芽まで
ピアチャレ徹底解説参加希望と書いて、フォームからご連絡下さい。

皆様のご参加をお待ちしております。

昨年のピアチャレ2024徹底解説の様子はこちらです。



予習として、こちらの動画もぜひご覧ください。