グループレッスン徹底研究。
5人の先生方に発表をいただきました。
ご感想をご紹介します。
多忙を極める保護者と子供、難題が山積の令和のピアノレッスン。しかし、そんな中でできるグループ活動がこんなにあったのです。120人の参加。反響もすごいものがありました。ご参加下さった先生方ありがとうございます!
セミナーの中から
山内英子先生の「いもほりにゆこう」
【ご感想より】
今年度よりレッスンとは別枠でグループレッスンをしていますが、いつも金曜日にしているため、参加者に偏りがあります。自分の都合ではあるのですが、他の曜日になんとか設定して、皆さんに参加してもらう努力をしたい!と思いました!
今日お話を聞いた先生方の熱い想いを見習いたいと思います!!
個々という話ではないですが、以前は兄弟姉妹で通ってくれていた生徒さんもいたので、ペアレッスンすればよかったなぁ、そうすればお姉ちゃんだけ辞めるという事態は免れたかも…と感じました。
兄弟姉妹のペアレッスンはずっとやっていて、今4ペアと、さらに今年からは、先に始めていたお姉さん2人に弟くんも加わって3人姉弟レッスンが2家族もスタートして最初はできるかなと思いながらも、結局リズムの時間をまとめてやるとかあわてんぼうのサンタクロースをみんなで歌うくらいであとはわちゃわちゃと順番にレッスンして待っている間にワークをやってもらうという普通の流れになってしまっていたのを反省しました。発表会などの連弾に取り組みやすかったりメリットは大きいですが、初心に戻ってもう少し普段から、せっかく2人や3人で来てくれているのでその子たちに合わせたレッスンやグループっぽいことを工夫してあげたいなと思いました。
これまで、個人レッスンで、前後になる生徒同士で10分程度、かんたんな課題に取り組むことはやってきました。しかし、年齢レベルなど生徒同士の相性など、継続していく難しさを感じていました。やはり、個人レッスンは個人の時間。課題を弾くことで精一杯な現状です。教室の活気や生徒のやる気の底上げは、グループでソルフェや楽典などを行うことなのかなあと、改めて感じました。
途中参加でしたが、杉山先生の前後の生徒さんで組むというのは良いなあと思いました
コロナ禍のときに、zoomでグループレッスンをしてみましたが、なかなか皆さんの都合を合わせるのが大変だったのを思い出しました。
コロナ禍前はリトミックをグループレッスンしていて、もう社会人になっている元生徒たちも音楽的にはどうだったのか分かりませんが、グループレッスンの中で養った自主性、友だちを思いやること、創造力等を仕事に活かして活躍している様子を聞きます
発表会で開演ベルやぐるぐる連弾に取り組み、グループで練習した時に、異学年でも楽しそうに練習していてグループで得られる刺激はいいと確信しました。
今日お話を聞いて、コロナ前の自分もちょっとやっていたことを思い出しました!今はちょっとテンション低め。生徒さん個人の対応が難しくなってきているためではあるのですが(多動の生徒さんやグレーゾーンの生徒さん)
気持ち新たに目的をしっかりと持ってやっていこう、と元気をもらえました!
山内先生の模擬レッスンがとっても楽しくて、こんなレッスンしたい!私も通いたい!笑と思ってしまいました。
どの先生の内容も素晴らしく、スキルの高い方々の集まりでした。本日から、早速参考にさせていただきます。リズムカードや、カップス、手の体操など、アイデアがたくさんでした。
発表の先生方のお話どのお話もとても興味深く参考になりました。とくに私は、押見先生の作曲に繋がるレッスンの内容をもっと詳しく聞きたいと思いました。それとグループレッスンをやりっぱなしにしないということが大事だなと思いました。それぞれ先生方の教室や考えに合わせて工夫しながらグループレッスンされていることがわかり、私も私の教室にあったグループレッスンを模索しながらこれからも取り組んでいきたいと思いました。
山内先生の活動…リトミックの先生ならでは、というオーラで思わず笑ってしまいました。グループレッスンではなくても取り入れられそうだなと思いました。
奥先生…わたしも「うたあそび」使っております。特定の生徒さんに使っていましたが、チビッ子生徒さんに手遊びとして導入しようと思います。
押見先生がおっしゃられた遠隔操作。とても深い捉え方だと感じました。グループでの遠隔操作によって解決できる事が、個人レッスンの質を高めてくれるような気がしたので、私もグループレッスンを取り入れたいと思えました。
グループレッスンをやりっぱなしにしない。フォローしたり今後のレッスンに活かすという点。今まで意識できておらず、ただのお楽しみ会になっていた事を痛感しました。
たくさんの教材やアイデアも聞けたので今後に反映していきます。
どの先生も素晴らしいレッスンをされて素晴らしいです。出来ればレッスンを聴講させていただきたいと思いました。リズムの取り方の方法、目から鱗でした。
先生方のアイディア、こまかく教えていただいて、とても勉強になりました!生徒の皆さん、ご家族、とても忙しいのでいきなり回数を増やすのはむずかしいかもしれませんが、古内先生のように年に1回イベントとしてやってみるというのはすぐにできることがありそうだなと思いました!まずはカップスの動画を見て我が子たちを使って実践してみようと思います!そこから、定期的なグループレッスンに発展させていけたらなと思いました!
忙しい最近の子どもたち、なかなかレッスン日以外に時間を設けるのは難しい…土日は普通通りレッスンしているので、土日にグループをいれるのもなかなか…でも、兄弟とか続いてる時間でとかなら取り入れられそうかも…と感じました。また、奈津子先生のように発表会の半年後にイベントをするのもいいですね。発表会の様子が分からない保護者にとっては、先生から聞くより、同じ保護者から話を聞いた方が参考になることも多いかなと思います。発表会、自由参加にしているのですが、まずはその辺りから見直したいと思いました。
4月からグループレッスンなど取り入れてみようかなと思いました。古内先生の保護者とのコミニケーション術の話は参考にしたいです。
グループレッスンを又再開しようと思えました。押見先生の深いグループレッスンのお話はとても印象に残りました。先生自身もしっかりと下準備をし、生徒さんを「遠隔操作」する!早速取り入れてみたいと思います。
レッスンに対して、真摯に向き合われて、日々努力を重ねられている先生たちのお話、素晴らしかったです。やる気のない生徒さんに対して、こちらの気持ちが負けそうになっても、今日のお話を思い出して、生徒さんの成長を諦めずに、ピアノを通して私から伝えられることを精一杯伝え続けたいと思いました。
追加ご感想(2025.1.9)
だいぶ時差のある感想で失礼いたします
押見先生
グループレッスンによる遠隔操作で、
生徒さんと講師、
Win-Winが実現できて良いことばかりです。
スネ子ちゃんの気持ちの中身や対策を教えていただき、スネ子ちゃん苦手でしたが寄り添えそうです。
「カードでさっきょくゲーム」は12月のクリスマス会で使用し、保護者に好評でした。
グループレッスン開催の足がかりになりそうです。
奥先生
ペア活動、楽しい中にも学びが多くなり、
レッスンの質が上がりそうです。
『効果的なペアレッスンポイント』は、
ペアレッスン内容を考える上で、
土台となる貴重なお話でした。
山内先生
リトミックの世界に引き込まれました。
ぜひ取り入れたいです。
身体に身についたものは一生残る、
身体でリズムを獲得するのは大事、
など、心に留めておきたい言葉がいくつもありました。密度の高い拍手は確かにテンション上がります!
杉山先生
『フォルマシオン・ミュジカル』早速本を読んでいます。生徒の教養レベルを上げるのも先生の役割というお話ドキッとしました。身近な曲を今勉強していることに結びつけることや、リズム練習をスイーツリズムにするなど、生徒さんの身近なものにすると、わかりやすく楽しいなと思いました。
古内先生
学校や年齢を越えて仲良くなる教室の雰囲気作り、
先生の、生徒さんのご家族も巻き込むコミュニケーション力!欲しいです。ハロウィンなどのイベントと発表会は別物と捉えていましたが、つなげて考えるとコミュニケーションが濃くなるのですね。レクリエーションの内容も取り入れたい内容満載でした。
美芽先生のおっしゃる通り、
『わちゃわちゃ』が生徒さんも私も楽しそうです。
私もまずはレッスン前後の生徒さんで組んで、グループへ発展していきたいと思います♪
グループレッスンの講座も、とても勉強になりました!今月から、前後の生徒さんで少しずつ時間をシェアして音楽カルタやリズムのグループレッスンをしています。いつものレッスンで少しずつでも、楽典やソルフェージュ的な事をグループで楽しくレッスンしてい事が1番取り組みやすいと思いました。
もとはといえば、名古屋の中塚三貴子先生がお世話をしてくださって続けていた自主開催の名古屋セミナーに清水貴子先生がいつも来てくださっていました。ランチ会でお話を伺ううちに、中高生になっても長続きする率が非常に高い秘密が毎月のグループレッスンにあることがわかり、貴子先生に研究会でライブ配信やイギリス館でのセミナーをお願いしました。
それを聞いてくださった研究会の母(←勝手に命名)押見先生がグループレッスンを積み重ねられ、成果が出たところで、私にグループレッスンのことでいろいろやってほしいとのリクエストをくださって、これまで各地のセミナーでお会いした先生方とつながりがあって発表をお願いすることができ、今回のセミナーが実現しました。まさに10周年にふさわしい、10年続いたからこそ。
これから研究会では、このような形でメンバーの先生の実践発表を少し増やしていきたいです。
アーカイブ受講受けておりますので、ご覧ください。受講期間は2025年6月30日までといたします。
↓こちらからグループに参加して受講できます。受講料は3500円です。
お申し込みはこちらからどうぞ!