元旦の夕方4時すぎに

還暦ちかい年齢のわたしが

いままで経験したことがないほど

家が揺れた


わたしの住むところで

震度5強


震源地からは同じ県内だけど

3〜4時間離れてる場所で

震度5強でこんなに揺れるんだ



NHKにきりかえて情報を。と

おもうと

津波警報です!今すぐ逃げてください!の

厳しい声にゆさぶられた感じ


東日本大震災の津波を思い出す


あそこまでの津波が、わたしの住む

地域までくるとは思えない

とはいえ、3メートルくらいの

津波がくるかもしれない


もしかしたらもっと?

海に近いと言えば近い


経験したことのない激しい揺れを

目の当たりにしたショックがすごくて

うちは古い木造家屋…築50年

すごい揺れてるしすごい音もしてる


父がよく縦揺れか横揺れかを考える

と言ってたけど

それもどっちなの??と恐怖のなかで

一瞬思うけどもうそれどころじゃないし

動けない


息子は友達宅にいて不在

義父は一階に

わたしは自分の部屋

オットはリビング

娘と孫はとなりの娘の部屋


家族がほぼ揃っていたのでまだよかった

孫は娘が守ってる


わたしはと言えば

犬がいるので、わんこを抱いてかたまってた


どこかに走っていかれたら

逃げる時に捕まえられるかわからないし


再確認したけど

犬が大事で、お金より宝石より

犬でした…当たり前よね

わが子なんだから



…被災地では、まだ救出されてない方が

いらっしゃるし

家屋倒壊や、津波被害、土砂被害で

避難所にいて自宅に戻れない方々

避難場所にもいけないくらい孤立した

方々がまだたくさんで


支援物資も届いてない


なにより孤立しすぎて情報が

被災地の方も、こちらもわからない状態



震度7の地震が、能登をおそったときの

震度5強のあの揺れが1番揺れたわが家

周辺、そのあとも何度も地震の警報音が

なり不安で息ができなくなる感じ


被災地の方は、震度7の地震のあとも

何度も大きな揺れがそのたび襲ってる


わたしが感じている以上のストレスと

不安だろうし、いまも避難してる方々の

ことをおもうと涙しかでてこない


津波警報が出て

頭もうまく働かないまま

わたしは犬を抱いて

貴重品と犬の首輪とかもってもらい


外にでる

義父にも避難所になってる小学校に

とりあえずいこう、というも


わしはここに残る、というので

何度か声かけたけどあきらめて

とりあえずオット、娘、孫と4人で

ちかくの小学校にむかう


あちこちからもリュック背負ったり

した方々が小学校へむかう


これが現実のこととは思えない

吐きそうなくらい不安


でも見知った顔がちらほら見えて

声をかけあう



わたしは避難所の小学校には

3時間ほどいて

避難所は自主避難だったので

その日の夜20時すぎかな…そのくらいに

自宅に戻りました


3時間の間に何回も警報がなり

本当にこわくて

しまいに息ができなくなるのですが


こんな状態で生きていけるの

と思いました


ほんと申し訳ない

わたしなんてたいした被害も

ないのにです


最初の揺れの恐怖がすごくて

またあれくらい揺れたらどうしよう

どうなるんだろう


震源地に近いところは

もっとすごいことになってたし


火災もすごい、避難所の小学校の教室で

炎があがる映像をみて

声もでません


恐怖心がすごいので

考えることもうまくできない感じでした