さて、では「竹来三社」最後の一つ

阿見町廻戸(はさまど・・・と読む様です)にあります十握(とつか)神社です(^_^)

地図では左上の赤丸の場所です

隣にある福祉センター「まほろば」がランドマークになるので、比較的分かり易いと思います(^_^)

実は、こちらは、竹来三社の中では一番最初に訪れていまして(昨年の夏頃)

当時も記事に書こうか?とも思ったんですが、社名以外、特に惹かれるものが無かったのでスルーした神社でした(^_^;)

今回「竹来三社」でやっと日の目を見る事が出来ましたが、いざ記事を書こうと思ったら

当時撮ったはずの画像がどこにも見当たらなくて、今回、再訪してきた次第です(^_^;)

 

先ず。何といっても、名前に惹かれます(^_^)

 

十握と言えば「十握の剣」

十握の剣とは、刀身が握り拳を十個合わせた位の長さがある長剣の意味で、特定の剣を指している訳ではありませんが、神話の神様の持つ「神剣」のイメージがあります

 

イザナギ命がカグツチ命を切った十握の剣「天尾羽張」

国譲り神話で、タケミカズチ神が海に逆さに突き刺した十握の剣「布都御魂」

また、スサノオ命がヤマタノオロチを退治した時の十握の剣「天羽々斬」がもっともポピュラーですね(^_^)

僕が連想したのは、やはり土地柄タケミカズチ神の「布都御魂」でしたが(^_^)

 

さて、神社ですが、ご祭神が「経津主神」で、よくよく見ますと竹来三社は、鹿島神宮関連のご祭神と全く同じです

「鹿島神宮(武甕槌神)、元宮と云われる二社、坂戸神社(天児屋根命)沼尾神社(経津主神)」

おそらく、鹿島から、それぞれの神を勧請して「竹来三社」と呼ばれる様になったんではないでしょうか?

 

では神社のご案内です(^_^;)

ちょうど阿見の台地から湖岸の低地に降る境に鎮座しています

こちらも、室崎神社同様、簡素な拝殿

手前は土俵になってます

参道両側に小さな祠があります

右手側、手前の「大神宮は読めたんですが(^_^;)

左手側、石碑のほうは愛宕大明神だったと思います(^_^;)

本殿、簡素ながら、流造で良い感じです(^_^)

本殿裏手の奥には稲荷社

本殿裏手の祠

「○○大明神」(^_^;)

石碑は、見づらいですが「大山阿夫利神社」とあります(^_^)

と言う事で、結局は何故「十握」なのかは良く判りませんでした

が、機会があれば、阿見町の「竹来三社」も訪れてみて下さい(^_^)

地図