モアオーガニックなスキンケアと健康増進を使命とする「ぷろろ健美堂」を運営する白樺じっちゃんこと八幡です。

 

 

いままで加齢や紫外線による肌老化、いわゆるエイジングケアのための化粧品をたくさん試してきて、必ずしも期待する効果が感じられなかったという経験をした人は多いのではないでしょうか。効果どころか、使った化粧品で肌荒れを起こしてしまったという人も少なくありません。そんな中、しっかりしたエビデンスのあるエイジングケア化粧品が登場し、いま大きな注目を集めています。ヒト幹細胞培養液を使った化粧品です。化粧品の概念を根底から覆すものとされ、「ヒト幹細胞化粧品」で検索すると沢山の商品が表示されます。しかし、ヒト幹細胞化粧品と名がつけば、みんな同じ効果が得られるのでしょうか。じつは中身をよくみると、品質に大きなバラつきがあることがわかります。たしかにヒト幹細胞培養液を使った化粧品は、従来の化粧品に比べて効果が高いのは事実ですが、選択を誤ると、長い間にとんでもないことになりかねません。肌の弱い、敏感肌や酒さなどのある場合はとくに注意が必要です。

 

 

 

幹細胞化粧品には、幹細胞そのものが入っているわけではありません。幹細胞を培養するときに、上清液には500種類以上ものタンパク質や情報伝達物質サイトカインが浸出します。この培養液を使った化粧品のことです。そもそも幹細胞エキスには、プラセンタなどを使った動物の幹細胞エキス、リンゴなど植物を使った幹細胞エキス、人の脂肪幹細胞を使ったヒト幹細胞培養液の三種類があります。これらのうち人の肌にもっとも馴染みがよいのは、なんといってもアレルギーなどのないヒト幹細胞培養エキスであるといわれています。この培養液を肌に与えると、老化して働きが衰えた肌の幹細胞が再活性化し、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどを、肌が自ら産生するようになり、ハリや弾力、つやなどを甦らせるのです。植物などからエキスを抽出して外から補っていた化粧品とは根本的に異なり、幹細胞化粧品は化粧品の概念をくつがえすパラダイムシフトであるといわれています。

 

 

 

                    ヒト幹細胞化粧品の効果

 

 

 

 

ところが、同じヒト幹細胞化粧品でも、価格も配合量もさまざまで、消費者にとっていったい何を基準に選べばよいのか分からないほどです。なかには従来のケミカル化粧品と大差ないような成分構成の商品さえも散見されます。甘いことばに騙されてはいけません。ほんとうに品質的にも価格的にも安心して使用できる商品は、何をどのように選べばよいのでしょうか。

 

 

まず全成分を確認する必要があります。このため全成分が公表されていない、または確認できない商品はパスすることです。つぎに大事なことは、ヒト幹細胞培養液の表示が何番目にあるかです。全成分表示は、配合量の多い順に記載する決まりなので、頭から3番目以内に記載のあるものを選ぶことです。多くの場合、美容液であれば最初が「水」になっているはずです。2番目に「ヒト幹細胞培養液」があればベストですが、多くの場合、2番目にBGやペンチレングリコールが記載され、3番目くらいにヒト幹細胞培養液が書かれていれば合格です。

さらに配合成分の中に、

・ポリソルベート60

・水添レシチン

・(クエン酸/乳酸/リノール酸/オレイン酸)グリセリル

・TEA

・カルボマー

 

などの合成界面活性剤や合成ポリマーが記載されている商品は、肌が弱い人の場合はパスした方が安全です。ビタミンC誘導体も刺激があるので敏感肌には不向きです。これらの合成成分は、即効的に肌に浸透させたり、保湿性やハリ、肌に輝きを演出したりするために配合されます。使い心地がよくても、それはヒト幹細胞培養液の効果ではなく、従来のケミカル成分の効果にすぎない場合があるので要注意です。合成界面活性剤は、バリア機能を壊して浸透させる問題の成分なので、肌にとっては有害であることはよく知られています。せっかく新機軸のヒト幹細胞培養液を取り入れながら、バリア機能を破壊してしまっては何にもなりません。またヒト幹細胞培養液はやや安定性に欠ける、というより細菌類が繁殖しやすい原料なので、必要以上の抗菌剤や防腐剤が配合されたり、いくつかの成分が重複使用されたりしているものがあります。ペンチレングリコール、1, 2ヘキサンジオールなどはやむを得ないとして、とくにパラベン、フェノキシエタノールなどが重複して多用されているものには注意が必要です。このほか、むやみに多くの保湿剤がされていたり、○○フリーなどと、いくつもフリーが列記されて、安全性を強調しているものがありますが、単にイメージ戦略にすぎない場合があり、他の有害な成分が一切使われていないという証明にはなりません。やはり全成分をみてチェックする必要があります。

 

 

 

つぎに培養液の配合量と価格の関係です。ヒト幹細胞培養液はそれなりに高い原料なので、配合量が多ければ価格も高くなり、配合量が少なければ安くできます。1%未満でも効果があるとされますが、推奨量は1%以上といわれています。配合量を公表していない商品も少なくありません。配合量は単に多ければよいというものでもないのですが、できれば3%以上のものを選びたいところです。手始めは、価格的に5,000円~10,000円程度のものを選ぶのが無難といえます。それ以下の商品では安さを強調していても効果に疑問を感じるものがあります。配合量が極端に多く高価格のものは、使い慣れてから判断するとよいでしょう。高額品でありながら、即効効果を感じさせるために合成成分が多用されているものがあるので注意しましょう。これはヒト幹細胞培養液の効果は即効性ではなく2、3ヶ月かかるのが一般的なので、手っ取り早く効果を装うためにケミカル成分で効果を出しているのです。またトライアル商品を極端に安い価格で設定して、やや強引に定期へ誘導するものは避けた方がよいかもしれません。品質よりも販売政策が優先されている可能性があるからです。

 

 

                 ぷろろヒト幹細胞QUEENS美容液

 

 

 

化粧品に使用されるヒト幹細胞培養液は、純粋に医療用の幹細胞を培養する目的ではないので、化粧品専用の培養方法が行われています。これは化粧品原料として、より多くの成長因子や増殖因子を、より効率よく浸出させるためです。配合された濃度が同じでも、培養方法によってそこに含まれる成分量には大きな差が生じます。ただこの判断は、消費者には難しいのですが、ロ-リングボトル方式によって培養された培養液がもっとも優れているとされているので、この名前だけ覚えておけばよいでしょう。なかにはヒト幹細胞培養液の「原液エキス」といった表現も見かけますが、原液だけで濃厚に作られているわけではなく、「化粧品原料として」原液を使用しているという注釈なので、勘違いのないようにする注意があります。

以上のように、ヒト幹細胞の化粧品は、全成分における記載順位、配合量、配合されている合成成分、価格帯などを基準にして注意深く選ぶことにより、大きな間違いのない商品を見つけることができるでしょう。

 

 

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