長野県松本市で生まれ、24歳まで松本に住んでいた私。口笛
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早くに(1歳11ヶ月)父を亡くし、結婚するまでずっと母と二人暮らし・・


(よく行っていた井上百貨店、来月で閉店😢)


「信州から出ることはない、いや、松本から出ることはない」

 

と思っていたのに、気が付けば松本を離れて暮らしている方が長くなり

 

実家も2018年に売却して、現在は、ご縁があった方が立派な家を建てて、暮らしている。

 

今、私と松本を繋げているのは、両親が眠るお墓のみ。

 

しかし、「繋がっている」のは「目に見るもの」だけでなかった・・それは「言葉」。

 

松本で暮らしている時は、当然「松本の人」と接しているので、会話に違和感がない。

 

「車、どこに停めただ?」(車、どこに停めたの?)

 

「前での駐車場」(前の駐車場)


または

 

「ずくがあるねぇ」(やる気があるね)

 

「違うだ、ごしたくて」(違うよ、疲れてるよ)

 

これらの会話、高校卒業をするまでずっと「標準語の会話」だと思っていたので・・「方言」と知った時は、かなりびっくり!


その後、結婚して名古屋に住むようになり、今では「これは名古屋弁なのか松本の方言なのか」とごっちゃになるぐらい「方言生活」にどっぷり。

 

そんな、標準語だと思っていたのに実は「松本の方言」だった…ってことがわかってきた私なのに


最近「えっ!これも方言だったの?」とびっくりすることが。

 

「洗濯物をよせる」

 

先日、トモダチとお茶をしたが

(お茶の写真がなかったので、その時のコーデ)


会話が弾んで帰りが夕方近くになり、ベランダに干した洗濯物が湿気っちゃうことを心配して、私がポツリカラオケ

 

「(在宅勤務の)ダンナ、洗濯物、よせておいてくれんかなぁ」

 

そしたらトモダチが、一言。

 

「うちは旦那、洗濯物干すとき、(竿に)寄せて干すんだよね」

 

って、明らかに私の中で会話が噛み合ってない。

 

(ご主人が洗濯物を端に寄せて干す心理も興味があるが)

 

そこで気づく・・「洗濯物をよせる」ってもしかして方言??

 

なので

 

「ねぇ、”洗濯物をよせる”って”洗濯物を家の中に入れる”ってことなんだけど・・これって方言??」

 

と三河出身のトモダチに確認したら

 

「うん、多分、方言。洗濯物は"取り込む"っていうもん」

 

方言だったんだ!!びっくり

 

「松本の方言が標準語」ということから脱皮できたと思っていたのに・・(笑)。

 

今の松本の若い人は、私が住んでいた時より「松本の方言」を使わないらしい。

 

では、これらは今、どうなっているんだろう・・この言葉が「標準語」だと信じて疑わなかった

 

・夏休みの「水くれ当番」(花木の水やり当番…今はないか)

 

・給食お当番さんが食べ終わった後にいう「いただきました」(ごちそうさまでした)

 

昨今の凄まじいSNSの発達なのか、地域が近くなって方言が失われている気がする。

 

名古屋も「みゃーみゃー」言っているのは、元名古屋市長さんぐらいで、私の周りはほとんどいない。

 

と、言いつつも…我が家は夫が学生時代に信州で過ごしていたこともあり


『これ、おぞいから捨てるわ』

(状態が悪いから捨てる)


とか


『鍵、かった?』(鍵、かけた?) 


普通に通じている(笑)。

 

新しい言葉もいいが、松本の古い言葉はひとつでも多く残って欲しいなぁ…住んでいないけど、私のエゴなのであるグラサン

 

 
 
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