こんにちは！
谷町6丁目でクリスタルヒーリング、アロマセラピーサロンをしております、ホリスティックセラピーミュゲすやま あきです。
立秋を迎え、暦の上では秋ですねぇ
といっても、まだまだ暑い日が続きますので、体調管理に気をつけてお過ごしください。
最近、サロンのお客様や周りでお子さまとの関わりについてのお悩みを聞くことが多くあります。
私自身も3人の子を持つ母ですので、お悩みを聞きながら、そういうこともあったなぁ〜と思い出すことがあります。
今日はその中でも、私的にかなり大きな気づきのあったお話を。
私には、今年20歳になる長男がいます。（次男は18歳、長女は16歳です）
その長男が中学2年生の時の出来事です。
長男が小５の時、「私立中学って何？」という話をしてきたことがあり、「お勉強をして、試験を受けて合格すると行ける学校がある」ということを説明しました。
私も中学受験をし、中高一貫校に通っていたこともあり、そのことも話すと「僕もそうしたい」と言い出したので、行けたら大学まで安心やなぁ～と思い、中学受験をすることになりました。
その話をしたのが5年生の夏休み入る前くらいだったので、慌てて塾を決め、夏期講習から参加することになりました。
塾に通う時から、いいなと思う学校が私の中にあったので、本人にもそれを話し、その学校合格を目標にがんばりました（本人がね）
問題を解けることへの楽しさもあったのか、塾での成績は順調に伸び、志望校を受験できるくらいのレベルになり、1年半の塾通いの結果、
見事志望校に合格しました。
なかなか難しい学校ではあったので、合格発表の時は感動しました。
本当によくがんばったし、すごいな～と思いました。
入学してからは、バスケ部にも入り（弟と妹がミニバスをしていたので、本当はこの子もやってみたかったのかな）
私立あるあるかと思いますが、入ってしまうとあまり勉強しなくはなりましたが・・・ｗ
電車通学で朝が早かったり、もともと人見知りなところもあったので、そこに慣れるのに少し疲れている様子もしばしば。
1年生の後半には、だんだん遅刻をするようになり、学校があまり楽しくないと言うようになりました。
私は、高い塾代を払い、やっとの思いで合格し（本人がね）、高い授業料も払ってるのに、何を言ってるん？！となり、本人の心に寄り添うことができずにいました。
そんなある日、学校からお友だちと喧嘩したという連絡があったんです。
私は両親から、「人に迷惑をかけてはいけない」と散々言われて育ってきましたので、自分の子供にもそう思ってたところがありました。
なので、喧嘩？！となり慌てて学校へ。（これも私が持ってた両親からの呪縛、両親の価値観を刷り込まれただけ）
聞いてみるとケガをさせたわけでもないし、些細なことで喧嘩になっただけのようでした。
中学生の男子、喧嘩くらいするでしょ・・・と私は思ってたのですが、学校としてはあってはならないことだったようで、次このようなことがあれば、厳しく処分しますと。。。
本人も情緒不安定になってたところがあり、年頃もあってカッとなってしまったようです。
反省し、同じことを繰り返さないように話しました。
でも、この時本当の気持ちを聞いてあげることはできていなかったんだと思います。
そして2年生の6月、またお友だちと喧嘩をしてしまったのです。
次はないと言われていたので、どうなるのか・・・と気が気でなかったと思います。
担任の先生からは、もううちの学校にはいてもらえない・・・と言われました。
本人がどうしたいのか聞いてみると、この学校にいたいと・・・。
私は担任の先生からの説明ではどうしても納得がいかず、校長先生とお話がしたいと申し出ました。
今思うと、あんな大きな学校の校長先生を呼び出すなんて、まぁ大胆なことしたな～と思います（笑）
校長先生、教頭先生、生徒指導の先生と私と旦那さんでの話し合い。
学校側は公立中学への転校手続きをと。
私はどうにかここに通わせてもらえないか、本人も反省し、またここに通いたいと思っていると伝えました。
でも、決まりなのでと。
その時、ふと私はなんでここに執着してるのかなって思ったんです。
私は、高い塾代を払い、志望校にも合格し、高い授業料を払って通わせてるのに！！って思ってたんです。
本当はそんなことどうでもいいことなのに、そんなことに囚われて息子の気持ちなんて、なにも考えてあげれてなかったんです。
そう思った瞬間、校長先生たちにとっては、この子はこの学校の面子を保つための道具にすぎないのかな・・・って。
担任の先生はずっと泣いてるし。
「先生、それなんの涙ですか？」って聞くと、我に返ったのか、なんの涙なんだろうとなったのか、泣き止むし。。。笑
なんか、自分が情けなくなって、そんな大人たちを見てたらバカらしくなってきて、こんなところに大事な息子を預けるわけにはいかない・・・「辞めます！」って言いました。
そうしたら、先生たちはほっとした顔するし。
帰りの車の中では、なんか張りつめてたものが爆発したように号泣でした。
悔しいやら、腹が立つやら、悲しいやら。。。
息子には先生たちと話したけど、もうあの学校にはいれないから、夏休み明けからは公立中学に行こうと話しました。
もちろん、喧嘩をしたことはいいことではないから、感情ではなくちゃんと考えて行動するようにと話しました。
そこから、息子の少し早めの夏休みがスタートし、そんな時に我が家にやってきたのが、猫のはなちゃんだったのです。
彼にとっては、とても救いになったと思います。
はなちゃん、ありがとうね。
そんなある日、ふと自分が中学受験した時のことを思い出したんです。
「私、受験したかったのかな？」と。。。
私、受験したいわけじゃなかったんです。
両親に喜んでもらいたかった、認めてもらいたかった、ただそれだけなんです。
両親はたぶんですが、自分が成しえなかったことを、私のためという都合のいい理由をつけて、達成したかったんでしょうね。
私自身は、第一志望の学校には入れなくて、滑り止めに受けた学校に入学したんです。
なので、私の中にもどこか両親と同じものがあったのだと思います。
そんな気持ちに気づいて、もしかして？！と思い、長男に聞きました。
「ママのためにがんばったんよね？」
「・・・うん。」と。
そこで、私はなんてことをしてしまったんだろうと思いました。
私は両親にされて嫌だったことを、同じことを息子にもしてしまってたんです。
息子は、当時の私の気持ちに気づかせるため、自分の人生をかけてまで教えてくれたんだと思います。
ごめんね・・・ありがとう。
あの時の衝撃は今も忘れません。
公立中学では、もともと小学校で仲良かった友だちもいて、なんやかんやと問題は起こすものの、楽しくやってました。
公立の先生方も、前の学校で色々あったかもしれないけど、とことん付き合うぞ！って。
あぁ～これが教育だな～と思いました。
それからも心配になることは多々ありましたが、これは本人の成長のためと、ぐっとこらえて見守るようにしました。
高校もどこへ行くのかは、自分で決めさせて、公立高校へ。
そこでも、遅刻の常習犯やし、なんだかんだと先生にお世話になりっぱなしで・・・でも、最後までとことんお付き合いいただき、無事卒業させていただきました。
そして、彼は先日、仕事で湘南にさくっと引っ越していきました。
この行動にも、とても感心しました。
毎日楽しそうに過ごしてる様子を見てると、私もがんばらなきゃなーと思います！
喧嘩をしてしまったり、時間にルーズだったり、彼にとっての課題もたくさんあります。
それはこれから、彼自身が向き合い、解決していくと信じています。
彼がしんどいと思う時は全力でサポートします。
でも、彼の人生を歩むのは彼自身。
この思春期での出来事から、何を学んだのか、これから学んでいくのか、とても楽しみです。
私自身も、とても大きな気づきとなりました。
何に執着しているのか。
誰の価値観なのか。
本当の自分はどうしたいのか。
時に、子供はそれを自分を通して教えてくれることがあると思いました。
目の前で起こっている出来事が、教えてくれようとしてることは？
お子さまに対して、自分の価値観を押し付けていないか、この子を一人の人間として尊重できているか、この子が本当に望むことは？
今一度、考えてみてください
今までの出来事の中に、何かヒントがあるかもしれません。
これから起こることにヒントがあるかもしれません。
物事には必ず意味があります。
自分への隠されたメッセージを見逃さないように
長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
息子が受験し、お世話になった学校はとても素晴らしい学校です。
ただ、私たち親子にはご縁がなかったというだけです。
とても大切なことを教えていただき、感謝してます。
ありがとうございました。
Grazie mille!!
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