とにかく武四郎が追い込まれ続ける話が続いたわけよ。
なんだか嫌な予感がするなぁと思ったら・・・やっぱりかの結末に・・・。
9話はというと、東京の病院に行くもやはり治療法はなく、北海道に戻った1週間後に南は亡くなり、武四郎はすぐにPICUに復帰するも、圭吾の回復を祈っていた優里から見捨てたと責められ、武四郎は退職届を置いて去ったというお話。
武四郎は南を連れて東京の病院に行くも、結果はよろしくなく・・・。
植野が紹介してくれた名医なんだけど、南の病状が相当深刻なようで、治療法が全くないとのことで、武四郎はとにかくへこむわけ。
南が治療拒否してる原因は、やはり父だった。
若くして肺がんになり、抗がん剤治療の副作用に苦しみ、優しかったのに人が変わったようになってしまい、そのまま亡くなったんだって。
なるほど、それは治療拒否するのもうなずける理由だわ。
優しいところが好きだったのに、その優しさがなくなり人が変わったようになってしまった姿を見ちゃったら、二度と関わりたくないと思うよね。
東京から戻ってきて1週間で、南は息を引き取ったみたい。
これ以上長引かせたら、見ている方も辛くなるからこれでよかった気もするけど、あまりにあっという間に話が進んで、ちょっとビックリしちゃった。
武四郎はすぐに職場に復帰!
そのほうが気がまぎれるからと言ってたけど、みんなも心配してたように、あまり早い復帰はよろしくない気がしちゃったね。
とはいえ、復帰早々に大活躍!
ひとりで育ててくれてる父に遠慮して、喘息をこじらせた女の子の気持ちに寄り添い、心を開くことができた。
迷惑かけることより、体調悪いことを言ってくれずに倒れられた方がもっと辛いと説得してたわけだけど・・・まさにこれって、南のときの実体験からきたものだよね。
そのせいか女の子の心に響いたようで、よかったよかった。
函館にうつった圭吾は、さらに症状が悪化した様子。
ついに会話も困難になったようで、そのことを知った優里から、なんで見捨てたのかと武四郎は責められちゃうわけ。
南のことがあったからこそ、この一言は余計につらかっただろうね。
東京の名医から、治療法ナシと突き付けられ絶望したわけで、自身も医者として圭吾を救えなかったことと重なり、ダブルパンチだったのではないかと。
医者って何なのかわからなくなった、という言葉が重かったなー。
唯一の家族である南を救えず、圭吾のことも救えず、医者が何なのか、何ができるのかわからなくなって、そして退職届を出すに至ったんだろうね。
植野もまた、立場が危うくなってきてるみたい。
PICUから身を引くことで、他の病院の協力を得られるようになり、結果的にジェット機の常駐が叶うらしいから、辞めると言い出しそうな気配。
これまでも軌道にのったら去ってたみたいだから、どのみちいつかはいなくなるのかもしれないけど、圧力かけられて去るのは、なんだかちょっと悲しいよ。
植野がやり切った!と思えたタイミングで、東京に戻れるのが一番いいんだけどね。
次回はというと、武四郎は自宅にこもってしまうというお話。
☆キャスト☆
志子田武四郎:吉沢亮
植野元:安田顕
綿貫りさ:木村文乃
矢野悠太:高杉真宙
羽生仁子:高梨臨
河本舞:菅野莉央
涌井桃子:生田絵梨花
東上宗介:中尾明慶
鮫島立希:菊地凛子
鈴木修:松尾諭
浮田彰:正名僕蔵
今成良平:甲本雅裕
山田透:イッセー尾形
志子田 南:大竹しのぶ