いつも感動的な話が多いんだけど・・・今回は特に泣けた話だった。

シ役所の職員をしていると、色々な人と出会えるね。

 

7話はというと、イシ間は中学生の女の子の受付をする中で姪・ミチのことを思い出して涙し、気づいて声をかけてきたシ村に自分の過去について語りだし、するとちょうどミチが老衰で亡くなりシ役所を訪れていて再会、イシ間はミチを天国に送り出したというお話。

 

 

 

イシ間とミチは、おじと姪という関係ながらも、一緒に暮らしてたみたい。

ミチはイシ間の弟の娘で、ミチの両親もイシ間の妻も戦争で亡くなり、残されたイシ間とミチで暮らしていたという事情。

 

2人は本当の親子同然にしか見えなかったなぁ。

イシ間は大工として仕事をし、帰るとミチが料理を作って待っててくれて、幸せいっぱいだったはずが・・・

 

ささやかな幸せをかみしめていた2人が、悲惨な事件に巻き込まれてしまった。

イシ間が帰宅するとミチの姿がなく、以前に畑泥棒にやってきた兄弟2人に襲われていて、キレたイシ間は兄弟2人を惨殺!

 

兄弟2人をクワで襲った時の、イシ間は本当に怖かった。

まぁその兄弟も殺されて当然とまでは言わないけど、そうされてもおかしくないくらいのことをしてるからね。金に困ってるなら盗みだけにとどめればよかったのに。

 

ミチはショックのあまりふさぎ込んでしまい、道端で男性とすれ違っただけで怯えるようになり、首吊り自殺まで考えるほどになってしまった。

そりゃ当然だよ、あんなひどい目にあったんだから・・・。

 

ミチが結婚できるまでに回復した矢先に、イシ間は逮捕されたんだって。

本当のことを話したら情状酌量されたはずだけど、ミチのためにそれは言わず、その結果、少年を惨殺した凶悪犯として死刑判決、死刑執行。

 

 

 

これだけの話だったら、救いようのない悲しい話で終わるところだったんだけど・・・

老婆となったミチがシ役所に現れるわけ!

 

なるほど、普通の人は49日までしかシ役所にいれないけど、職員だったら長い間いれるから、こうやって現世で生き別れた人と、再会することが可能なわけねー。

 

認知がすすんでいて、ミチは自分がまきこまれた事件のことは覚えてなかった。

が、イシ間と過ごした日々のこと、大根の味噌汁のことは覚えていた!

あー泣ける、涙なしでは見られない感動の再会だった。

 

ミチが成仏した後の、イシ間はひとつの答えをだしたようだった。

自分がしたことが正しいとはいえないし、殺人もしたくなかったけど、後悔してるかと言われればわからないし、同じことが起きたらやっぱり殺すだろうというわけ。

 

綺麗ごとを描くようなドラマだったら、自分が犯した罪を最後には後悔する話にするんだろうけど、そうしないところがこのドラマらしい気もする。

 

そしてまさか、イシ間が任期満了!

49日以内に成仏するものとする、という辞令が出た!

 

ミチと再会した直後ってことは、やっぱりシ役所で誰かが来るのを待たなきゃいけないというような、事情を抱えた人が職員になってるってことなのかな?!

 

ってことは、ハヤシはお姉さんがシ役所にやってくる日がきて、再会を無事に果たせたら、辞令が届いて成仏する流れになるってことなのかな?!

シ村にとって、待っている人って誰なんだろう?!

 

まだまだシ役所は謎だらけだなー(笑)

 

 

 

次回はというと、虐待を受けていた小さな女の子が、シ役所に現れるというお話。

 

 

 

☆キャスト☆

シ村:松岡昌宏

三樹ミチル:黒島結菜

ハヤシ:清原翔

ニシ川:松本まりか

イシ間:でんでん

シン宮:余貴美子