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詩的大和

笑顔の中心に世界を叫ぶ


おーカルメン
おれはお前に恋をした
そして惚れた
それから忘れなかった
いつまでも思い返し
君のことを夢見た

おーカルメン
おれはお前に好きだと言った
そしてフラれた
そして追いかけた
いつまでも後ろ姿を見た
君のことが頭によぎる

おーカルメン
おれはお前に恋をした
そして恨んだ
それから逃れられなかった
いつまでも憎んだ
君のことが腹で煮えくりかえる

おーカルメン
おれはお前に別れを告げた
そして執着を手放した
それから感謝した
いつまでも
君のことが

いつまでも
君のことが
いつまでも

立つ花

立場

シチュエーションによって

人は変わるものだ

やる気も、好き嫌いも

継続も挫折も

生きるも死ぬも

愛するも憎むも

許すも赦さないも

亡びるも、繁栄するも

今まで、教わる立場だったものが

少しの経験と

大きな成長で

転じ

人を導く立場へ

信用、愛、運

うん!

ぼくはシングルマン
ベッドはシングル、お部屋はワンルーム、お店ではお一人様

カップルが楽しそうにしてても
気にしない
なぜならぼくはシングルマン

一人は寂しくない?
って聞かれるけど
そんなことはない

自由と責任がある
社会的な孤独ではなく
社会的な責任を持って

お花畑に咲く一輪の花とは違う
道端に咲く花
他の花にまぎれても、一本だけ咲く

ぼくはシングルマン
必ず仲間を救いだす
隣の芝生には目もくれず

雨のなか、風のなか、嵐のなか
月のなく夜、虫のとぶ朝、虹わたる夕方
一人で歩いていく、どこまでも

生まれたときには母親がいた
育つときには兄弟がいた
働く目標は父親だった

社会のなかでもまれ
くずのようになり、のたうちまわり
一人で立ち上がった

妻をめとり、子をさずかり、居をかまえ
それでも一人で歩いていく
死を前にし、ぼくは再びシングルマン

あの世には仲間がいるのだろうか
歌う歌はあるのだろうか
シングルマンはどこまでもいく

朝から書き物をして

それから夕方に散歩

部屋でギターを弾いて

夜には映画を観に行く

遅めの食事をファミレスでとる

バイクは風をきり心地いい

帰ってからは深夜のサッカーを見て

こんなに充実してるのに

まだ感謝が持てず、

そして結果を求め

悩んでしまう

ああ、悩んでしまう

それは

まだまだ不幸を知らないからか

自分が幸福だと気づいてないからか

上へ、上へと

向かおうとして

足元が見えていない

悩む必要はなく

飛ぶ必要もなくて

ただ立ちつくすのでもなく

さぁ歩いていこう

横へ、横へと

子供のように

ヨチヨチと

歩いていこう

女が泣いている
イラン人が大声で騒いでいる
老人が杖をつく
夢遊病の男がひっくり返る
太った男が爪を切る
マイケルジャクソンが歌う
死体が歩く
月が笑う

少女が怒鳴る
掃除人が口笛を吹く
唐揚げが転がる
太鼓の音が消える
マダム・エンタパイアがギターを弾く
ムッシューはさめざめと膝をつく
黄色い電車が宙に浮く

観覧車が回り始め
白馬たちはお姫様を乗せる
シンデデラのガラスの靴は見あたらない
ラプンツェルの黄金の髪だけが流れる
プールが凍り
塔に火がつく
石は転がり
魔女が眠る

これはホントの話し

いくつか世界が混在している

アメリカはアメリカで、日本に影響してきた
でもそれは西ヨーロッパ圏ともいえる
世界は広くて

ロシア、中国、インドは違う文化圏だし
イスラム、アフリカ、南アメリカだってある
日本は中国の文化圏だけど、

負け戦さからアメリカに侵略され?(文化的にも)
もちろん日本らしさも残しつつ変容
かといって、実はロシアとも接している日本

かつて冷戦時代に冷え込んだら関係は
北方領土から溶けだすだろうか
果たして

世界は一つなのか

どれだけの部分を共有できているのかな
インターネットで知ることはできる
SNSでつながることもできる

写真や動画も見るぜいたくな環境
しかしシベリアにもヒマラヤにも、
ゴビ砂漠にも熱帯雨林にも実際は行ったことがなくて

何を語ることができるのか

北海道の雪も
沖縄のスコールも
大きな地震も経験しているけど

だからといって、ロシアや世界の何が分かるんだ
ドストエフスキー、プーシキン、ツルゲーネフ
チェーホフ、ストラフニフスキー、チャイコフスキー、ナニソレ

友人はモスクワに降りたったとき
ウォッカを買った
彼はレーニンのことを考えながらそれを飲んだという

不思議なのは、その友人が
シベリア鉄道に乗ったあと
買ったおみやげ物が、サラミだったことだ

あぁロシアの何を知っているのだろう
冬将軍のなんたるかを
クリミア半島の重要さを

世界は本当に一つなのか

ポールには会えず、ストーンズには石を投げられる
とっくの昔にジョンは殺されたし、ジョージも死んでいる
まだリンゴを食べるにはためらわれる

すると、数年前にガンで死んだ男から招待状が届いた
それを持ってきたのは、髪の毛がぱらぱらな男だった
彼はサングラスをかけて、笑いもしない

「一昨年に会えなかったから、もう一度来てやったぜ」
彼はそう言った
冬が終わろうとしていたのに
春はまだ来ていないのに

「愛を下さい。」と流行歌は唄っている
かといって、それほどの愛はどこにも落ちてはいない
あるとすれば冬の枯れ葉の枝先

彼はどんな曲を演奏するんだろう
ギターを弾くのか、ピアノを奏でるのか
ところで70歳を超えたボブは神がかっているにちがいない

じゃあ彼の真似をして、歌ってみようか
恥ずかしげもなく、40歳手前の手習いで
さぁ詞を書いて、自分の歌を
皆の前でさぁ歌ってみよう

いつだって励ましてくれるのは
君の小説で
それは僕にとって幸せな王国だった

どこにも行く必要がなくて
立身出世も関係なくて
美味しいご飯や、美しい女性でさえ

こう言っては語弊もあるかもだけど
僕を捕らえて放さない
それくらい強力なんだ

大きな野望や、名誉だって無意味で
冒険や暴言が待ち構えていて
僕の背中をかいてくれる

脳内麻薬のようにそれは浸透して
振動して、世界を揺り動かし
新しくする

僕はこうして詩を書くけど
書くことによる表現には
満足とともに失望がある

選手としてゲームに出場するのは
楽しいことだ
君だって知ってると思うけど

誰かが言ってたように
最良の僕により、世界に貢献したい
みんなを楽しませたい

一方で、僕はいつまでも選手でいられるわけじゃない
それは分かってる
うん、それくらいのことは分かってる

かつて君の小説に憧れていた僕も
こうして詩人になったけど
また一人の読者、観客に戻っていく

エネルギー循環のシステムのように
天は地につながり
太陽はまた沈む

それでいいんだ
君の小説を読んでいた時の悦び
それが起源で、だからこそ頑張れた

いつだって最高でいたいけど
病や老いは誰にでもやってくる
それは天に帰る準備だから

覚悟はしてる
その前にもう一度だけ
君の小説を読もう、よき読者に戻ろう

だってそこには楽しさがあるし
世界がある
気づきや癒しや、嬉しさがある

僕はこう言うだろう
書くことができなくっても
君の小説を読めて、とても幸せだったと

スマイル、どんな時でも

スマイル、嫌なことをされても

スマイル、嫌なことがあっても

スマイル、風邪をひいたって

スマイル、お金がないときも

スマイル、食べ物がなくても

スマイル、住む所がなくても

スマイル、眠れなくても

スマイル、悲しくても

スマイル、怒ってても

スマイル、泣いていても

スマイル、雨が降っていても

スマイル、寒くても

スマイル、暑くても

スマイル、友だちがいなくても

スマイル、嫌われても

スマイル、ケンカしても

スマイル、許せなくても

スマイル、どんな時でも

私はできる

私は喋れる(どんな声であっても、心の声でも)

私は見える(どんな微かでも、心の目でも)

私は歩ける(どんな僅かでも、杖をついても)

私は聞こえる(どんな少しでも、補聴器を使っても)

私は歌える(どんな下手でも、リズムをとれなくとも)

そう、私はできる

できてもできなくても

少なくとも私はそう言うことが

できる