今悩んでいる
あらゆることを
人間関係
住んでる場所
仕事
食事
眠り
健康
役所からの通知書
そういったことを
現実に対処しつつも
いつまでもかかわり合わず
嫌なことは
忘れたほうがいい
まかり間違っても
悪魔にそそのかされて
相手を試したり
復讐したり
してはいけない
それは物事をややこしくするだけ
相手に反抗や恨みの種を
植えるだけのこと
一番いいのは
忘れてしまうこと
どちらにしても
どんなに辛いことでも
人間は眠りこけ
翌朝には光がさす
雨の日も続くことがあり
冬の寒い道が永遠に思えるときも
君は必ず
暖かい陽の光を
見るんだ
確信を持っていえることは
万物は流転する
時間薬に任せよう
どんなにキツい仕事も
ひどい怪我も
きっとよくなる
そして
どんなに幸せでも
次の瞬間は崖っぷち
かもしれない
だから気をつけよう
因縁の芽を積み
精進感謝し
進むしかない
そうだ
過ぎ去りし時は
忘れて
宇宙が新しい息吹に
満たされるまで
君は今を生きる
そうするしかない
ねぇ
ダウンさせないで
きみはいつだってひどい仕打ちさ
ぼくはそんなのに負けない
彼らがいつだって励ましてくれる
時空を越えて、声やギターやドラムを
響かせて
それは21世紀のぼくの部屋にまで
やってくる
いつか
ぼくの何か、
例えばこの文章が
人を励ます?
そんなことあるわけない
とは限らない
もちろん世間に認められるには
忍耐や精進や努力
つまり時間
さらには
人望やユーモアや運
が必要
きみはいつだって厳しい
それは愛情の裏返し?
そうぼくは信じてる
バカみたいに聞こえるかもしれないけど
夢や希望を忘れない
欲がないのは、よくない
くよくよしないで
前に向かって歩こう
足元を確認するのは
きみに任せるよ
ぼくはマシンガンを持って
戦いにいく
うん、たとえそれが空想上の戦だろうと
ねぇ
勝利の女神になっておくれ
ねぇ
少し湿っぽいけどさ
ねぇ
ぼくをダウンさせないでおくれ
勇気と笑いと純粋さが
そこにはある
雨が降っていて
その日はとても寒くて
心も冷えかけてた
目も虚ろで
生きてる意味さえ疑いたくなった
そんなとき、突然
カラテ着を着た少年が
目の前を駆けていく
雨が降っている夕闇の
都会の路上を
間に合え、とばかりに
裸足に草履で走っていく
パッと世界が明るくなり
何かの不確かな不安が
消え去る
そして存在の確かな強さが
世界を染める
ああ
ただいるだけでいいんだ
というシンプルさ
勝った負けたに一喜一憂する
カオスな精神性も、
不安を掻き立てる
時間への執着も、
もはやいらない
あるのは、存在の確かさ
と
カラテ少年の足音
白い胴着の腰ひも
草履で走っていく水溜まり
それらを飛び越える
エネルギーに
感動し
ただあることへの
感謝に
冬の寒さを
忘れた
あお、あか、しろ、くろ
ことばの魅力にとりつかれたのはいつだろう
詩の、いえいえ
小説の、ことば?
ことば
そこには繊細なことばが並んでいる
OK、たしかにストーリーは大事だ
映画と同じように
物語は人々を惹きつける
そして推進力を持っている
でも雨水は、物語と無関係に降ってくる
そして感情は突然にわきおこる
それをすくいとるのが、ことば
雨水をすくいとるのがことばなら
傘はそれを弾く文章
ぽんぽんぽんぽん
ことばの羅列という傘があるから
雨水の存在を信じられる
どこに向かおうが、信じてはならない道
あまり道のことを考えていると
道に迷ってしまったり
行き先のことばかり気にしてしまうよ
この瞬間の、雨水を感じよう
傘の大きさや、色合いもすべて信じて
世界をすくいとる、新しいことば
青、赤、白、黒
夢を見た
ジョンは夢の中でも有名人だけど
ずっと気さくで
僕に話しかけてくれた
ヘイ、ジュード!
って歌うのはポールだけど
ジョンは夢の中で
僕を先導してくれる
いや導いていたのが僕で
ジョンは「ここはどこ?」ってつぶやいている
まさか僕は「想像してごらん」なんて言うわけにもいかず
夢の中
なんて答えるわけにもいかないから
「庭です!」ってうわずりながら言うわけ
するとジョンは「Strawberry fields forever」って答えて
思わず、僕は感動する
もしかしてヨーコを探してるのかな?
って僕は思うけど
そうでもなくて
マイケル・チャップマンに復讐したいわけでもなさそうだ
ただグルーピーから逃れるためだけに
僕の後ろをついてくる
ジョン・レノン
丸い眼鏡をかけたおじさん
夢の中でもジョン・レノンはジョン・レノンで
ジョークなんて言ったりして
皮肉屋だけど、もちろん悪い人じゃない
(悪い人は世の中にたくさんいる)
そこが夢の中なのか、あの世なのか
僕には判然としない
ただそこで飲んだタピオカジュースの味だけは
今でも覚えてる
ジョンも「こんなの初めてだ」って言ってくれた
僕がジョンにしてあげられるのはそれくらいのもんだ
今まであんなにジョンに助けてもらったのに…
ジョンは「気にするな」って明るく言った
夢を見ることを忘れるんじゃないよ
って、ジョンが直接言ったわけじゃない
でも現実の重さに押し潰されそうな時に
夢の中でジョンは歌ってくれる
「Stand by me」って、
そばいてって明るく言う
僕は目をこすりながら
薄らボケた現実の曖昧さに、愕然としつつ
うんありがとう、ジョン
って軽くつぶやく
少し前に
カバンの中から
5年前のメモ書きを見つけたの
そこには5年前のあたしがいて、
色々考えて
計画を練っている
5年後のあたしは
実にそのメモ書きの
延長=に立っていて
思わずワオって
叫びたくなる
でもカフェで叫べば変なので
心を踊らせる
ことにする
うん、これを書きながらもあたしは踊ってる
今ある多くのことが
実にそのメモ書きの上にあり
予言するように印されてる
あたしはその実現力に敬意をはらい
そして内心ほくそ笑み
ちょっとだけガッツポーズする
その翌日には
驚きました
実に20年前のメモ書きが見つけた
まだ19とか20のあたしは
実に真摯に
向き合っている
少しの皮肉や虚無感は
あるものの
若気の至り
むしろ垣間見えるのは
情熱や不安
若さや静けさ
あたしはその真摯さに
心を打たれる
ガーン、ガーンって打たれる
その頃から
詩や小説を書いている
若気のあたし
きみは20年かけて
いまだにその井戸を堀続けている
成功や失敗や評判も気にせず
その真摯さに
あたしは誇りをもち
ただテーブルの埃を払う
さぁ立ち上がり
舞い上がり
飛び跳ねていこう
20年前にはつまずいた石も
5年前にはぶつかった壁も
今なら飛び越えていける
そして今なお立ちはだかる
闇に向かって
あたしはこう叫ぶ
大丈夫、きみならできる









