明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第14節
川崎 1-0 磐田

【得点者】
[川崎]
88分 オウンゴール

【川崎フロンターレ】2016年5月29日 安心・安全パフォーマンス走行


まさかJリーグの試合が行われてる会場で動くデロリアンを見られるとはね…(笑)

前半立ち上がりからボールを保持するもなかなかゴール前まで侵入できない川崎は、前半からフォーメーションをいじり、そして38分には早くも森谷から大塚への交代を決行します。

風間監督は今年に入ってから「ダメだ」と思ったら前半のうちに選手を入れ替えることに対して躊躇しません。それだけ今のメンバーに自信を持っているのだと思います。この試合では直前の水曜日にナビスコカップの試合で結果を出したばかりの大塚を入れました。

これは大塚も嬉しかったでしょう。これまでベンチ入りすらままならなかった状況から、一気にリーグ戦の出場を果たすまでにステップアップ。そして監督の意図通りにボールを回し、攻撃を活性化させました。ただ、ゴールがなかなか入らなかった状況には見てるこちらは少し焦りました。

・これは去年までならカウンター一発でやられるパターンだ

・いや、今年はそこで粘れるから負けないだろう

・でも、今の順位状況で引き分けはダメだ

シュートが枠を逸れていく様子を何度も見ているうちにそんな思いがぐるぐるし始め、いよいよドローも覚悟しようかというその瞬間、歓喜はいきなり訪れました。

この得点シーンでも上手くボールを中野に戻し展開の手助けしたのが大塚。今日の試合では大塚が居なかったら違った試合結果になっていたかもしれません。

-----

試合翌日、録画してあったNHK-BS1の中継を後半25分くらいから見直しました。するとなんと言うことでしょう。実況アナウンサーが「シルバーコレクター」を連呼しているではありませんか。

んー、そこまで言い続けなくてもえぇやん…。

と、それはそれで置いておいて。それと一緒に言っていたのが「後半30分以降の得点が多い」という点。これは風間監督になってから顕著な傾向です。前半から自分たちでボールを握って回すことで、相手を走らせ疲れさせ、試合時間残り15分以降は自分たちが好き放題やれるようになる、と。

これだけ攻める場面を多く作れたら、やってる人たちは楽しいんだろうなと。前半のうちに点が取れなくても、後半に必ず取れるっていう自信に満ちたプレーをしていると感じています。


代表ウィークに入ったためリーグ戦は一時中断。ナビスコカップも全日程を終えたので次の試合まで2週間の間が出来ました。ここで充分に休養を取って、あと少しだけクロスとシュートの精度を上げて、残り3試合に向けて準備をしてほしいと思います。


川村結花「後半もお楽しみに」Live