Sさんとのお付き合いも2年位経った頃・・・
ついに彼のお母さんと会うことになりました。
彼のお父さんは単身赴任していたのでお母さんのみにご挨拶でした。
彼氏の親御さんに紹介されるなんて初めてだったし、彼女として正式に認められた気がしてニンマリ
当時良く読んでいたCancamに彼ママに会う時の服装特集!とかあったりして、それを読んで憧れていた私。
特集に素直に従い清楚なワンピースを準備し、ご挨拶の日を楽しみにしていました。
そして当日・・・・
彼のお家に呼ばれ向かったのは・・・・
夜の9時・・・・・
彼に指定されたから来たけど・・・
え?普通に迷惑な時間帯じゃない??
うちのママなんてもうスッピンでパジャマだったけど??
どんな初対面なんだ
友達に会うんと違うんやで
どうやら理由があったみたいで、彼の弟の飼ってるわんちゃんがたまたま来ることになってわんちゃんにも会わせたかったらしくこの時間だったらしいけど・・・
なんともしょっぱなから気まずい感じでしたが、ご挨拶は普通にできました
夜分遅くにほんとすみません
色々想像を膨らませていましたが、とてもやさしくフレンドリーなお母さま
イメージ的には、オモウマい店ってテレビにでてくる店主のような人情味のある方です
お腹空かせて困ってる人がいたら、食べていきな!とか言ってくれそうな感じ
お母さんのお人柄にすっかり安心してお孫ちゃんの写真を見せて貰ったり、わんちゃんと遊ばせて貰ったりしながら過ごしました
緊張も解けてきて、雰囲気にも慣れてきたころ、ふっと時計をみると・・・
ヒェッ
もう12時!!!!!!
わんちゃんと遊ぶのに夢中になり過ぎた
初回から深夜までわいわい居座るとか信じられない失態を犯しました
まあ、そもそものスタートが謎時間だったけどさ笑
それにしても1時間くらいで帰ろうと思っていたのに!!
下手こいた〜
私がお母さまなら、眠いわもう帰ってくれって内心絶対思うよ
慌てて、遅くまで本当に申し訳ありません!と平謝りで帰る私
Sさんはあんまり時間とか気にしてない様子でした
マイペースでいいね
・・・自分ちだもんねあんま気にしないよね
お母さまはそんな私に全然気にしないでまた遊びに来てねと声をかけてくださいました
本当に優しく器のおおきな方だった・・・
その後もたびたび彼の実家にお邪魔して、時にはお泊りさせてもらうことがありました。
彼のお部屋は2階にあり、一緒にそこで過ごしましたが、彼も私も休日は夜更かしして昼まで起きない感じだったので、お母さまがいるのに1階に降りてご挨拶するのはお昼みたいな事がしょっちゅうでした。
そうするとお母さまは、私たちがおなかをすかせているだろうと気を遣ってご飯を用意してくださっているんですよ
本当に優しさに甘えっぱなしで申し訳なかったな・・・と思います
でもご飯、いつも美味しかったなあ
そして私は、彼ママ目線では彼女として0点だったなと思います