ペットの鍼灸師さん☆蛇場美 香です。
たまたまご質問が続いたので、クッシング症候群の話。
ワンコのクッシング症候群
(詳しくは、ネットで調べてね)
副腎皮質機能亢進症という副腎の疾患。
副腎皮質からコルチゾールというホルモンが過剰に分泌されることにより発症。
「原因」
①下垂体の腫瘍が原因(良性の場合が多い)
②副腎の腫瘍が原因(悪性の場合が多い)
③ステロイドの長期・多量の使用
「主な症状」
①水を多く飲む
②おしっこが多くなる
③動作が鈍い
④腹部がふくれる
⑤脱毛が身体全体におこる、または身体の左右対称にみられるなど
⑥皮膚が薄く硬くなる
ですね。
くりちゃん、一時期クッシングを疑った事があります。
お腹ポンポン、動作が鈍い。。。
これを東洋医学で治療したい場合。
原因はどの臓腑にあるか
症状は、その臓腑がサインをだしているか
(それだけではないけど、簡単に)
それらを総合的に判断して経絡を決めたら、ツボが決まります。
(総合的に判断して・・・って、小池知事みたいでなんかかっこいい)
なので、臓腑のお仕事を知っていると、いいのですよ。
ちなみに、クッシング症候群の治療は、
内分泌系、下垂体、腫瘍、代謝悪い(冷え)という事から・・・腎
腎に関係するツボは、必須になりますよ。
予告
今日の内容のように、疾患を臓腑に当てはめて考えてみることを学びます。
日程調整中ですが、8月に(すみません、まだ決まらなく・・・)
世界三大伝統医学の1つ、中医学で、ペットの疾患の見方が変わる(仮名称かも)
と言う勉強会を開催します。
場所 東京都世田谷区 青山ケンネル・犬塾にて